人生100年時代、年金だけでは厳しいので、老後の貯金と投資を頑張っている人も多いと思います。
ただ貯金と投資を頑張り過ぎると、ふとした時に何のために生きているんだっけ?生活苦し過ぎない?と思った事がある人はいるでしょう。正直、私も思う時があります。
私たちの生きる目的は老後では無いはずです。ただし、浪費をしていると老後が困るのでバランスが難しいです。
管理人は収入の20%を目安に貯金・投資をしています。
老後に備えつつ、今もそれなりに楽しむ。そこそこ適度なバランスだと思っています。ちょっと疲れてきたな、という人の参考になれば幸いです。
老後に向けて収入の20%を投資する
投資をしていてTwitterやネットを見ていると、皆さんの投資額に驚いたり凹んだりします。
なので、当サイト(氷河期ブログ)では収入の20%を貯蓄や投資に回す事をオススメしています。
収入は簡単にコントロール出来ませんが、支出や生活は何とかなるからです。
とはいえ、手取りの20%を貯蓄や投資に回すのも楽では無いですけどね。
月5万円の貯蓄や投資でも実際はけっこうしんどい
一般的な年収やサラリーマンの場合、つみたてNISAとiDeCoを使い切るだけで十分な金額だと思います。
具体的には、つみたてNISA33,333円、iDeCo23,000円、合計56,333円です。
とはいえ、非課税枠を有効に使うという見方も出来ますが、実際にオールインするには結構大変な金額です。
56,000円×5倍=280,000円。
手取りで28万円という事は、額面35万円くらいの収入です。稼げる人は余裕だと思いますが、全員が全員、この収入はというと微妙なラインです。
無理し過ぎなくて良い
つみたてNSIAもiDeCoも、最大枠が決まっていますが、無理して埋める必要はありません。
実際に、我が家はiDeCoの利用をしていません。
特別法人税が解決されたら検討するものの、60歳まで資金拘束があるので、利用するかどうかもちょっと悩むと思います。
なので、つみたてNSIAだけで十分だったりします。
同じように、つみたてNISAも満額埋める必要もありません。自分のリスク許容度に応じて、現金比率を多めに用意しておく事も大切かと思います。
何とかなる範囲が20%くらい
社会に出て20年が過ぎたくらいの私の実感値としては、やっぱり収入の20%程度がちょっと頑張って蓄えているなと思うラインです。
収入がもっとあれば、違った世界が見えるかもですが、たぶん中央値的な収入の管理人なのでそこそこ良い線かな、と。
子供がいる家庭だと、自分たちの老後も大切ですが子供の将来も大事にしたいです。
となると、収入の80%から子供の将来へ向けてお金の準備も並行するとパンク気味になる感じでしょうか。
その時は無理せず妥協点を見つける必要がありそうです。
投資は余剰資金でするもの
本来、投資は余剰資金でするものです。
資本主義経済の中で最も効率が良さそうなインデックス投資ではありますが、注力し過ぎると生きる意味を見失いそうです。
老後への備えへも大切ですが、無理して積立投資をしてお金を貯めただけの人生だった。。。というのは悲しすぎです。
老後の準備を頭に置きつつ、苦しくなり過ぎないようにしていきたいですね。
未来は誰にも分かりません。現在と将来を上手くバランスが取れる金額や割合を見つけましょう。管理人もまだフラフラしている状態です。
おわりに|投資疲れしないようにしよう
ネットを見ていると「投資疲れ」かな?と思う事があったので、こういった事を書きました。
一度きりの人生です。自分の中で少し楽しみ、少し準備をして、少し楽に生きる。これくらいの感じでいこうと思っています。
管理人と近い年代の方だと苦しい時期もあったと思います。うまくバランスを取りながら、疲れない程度に頑張りましょう。私も適度に頑張ります。
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