将来の事が不安だけど、どれだけお金を貯めれば良いんだろう。そう思う人は多いと思います。私も老後に備えて投資をしています。
しかし、お金の事で不安ばかりだと、一回だけの人生が楽しめませんよね。
記事内容はお金の不安払拭に知っておきたい3つのポイントを紹介します。
収入の8割で生活する、年金を支払う、少子化の影響で仕事はある。この3点です。
足るを知って生活をすれば、後は「つみたてNISA」などで、人並みの老後の備えが可能です。
管理人は超就職氷河期世代で、社会に出たときは非正規で年収300万円。手取りだと240万円くらいでした。
職歴も奇麗なものではなく、資格やスキルもありません。
それでも問題無く利根川さんのいう命より重いお金は貯まっています。お金に対する不安がある方の参考になれば幸いです。
信頼性の担保になるか分かりませんが、わりと老後用の資産などはブログで公開しております。
リンクは新しいタブで開きます。(2018年末時点で1750万円でした。生活防衛費等は別に用意しています。)
お金の不安:収入の8割で生活をする
勝手な想像になりますが、収入の8割で生活している人って大体20%くらいじゃないでしょうか。
入ってきた収入のうち、2割を先に貯金をします。サラリーマンだと給料日=貯金の日です。
人によっては多くなってきたら運用に回します。私も投資をしています。
最初は大したことのない金額ですが、知らないうちに結構な金額になっていきます。人によっては猛烈な速度でお金が貯まります。
何のスキルもない私でもお金を貯める事が出来て、資産運用までするようになったのも、収入の2割を貯金することが始まりです。
足るを知れば楽になる
同僚や友人たちに比べると少し質素な生活かも知れませんが、生活が苦しいほどではありません。
そして、もし病気で働けなくなったり、失業をしても生活費がそこそこ読めるので大丈夫です。
もし転職をして収入が下がるとしても、生活レベルがいきなり下がる心配はないので、ゆっくりと体制を整えていけば大丈夫です。
貯めていた2割のお金はあなたを助けてくれます。私だとリーマンショックでリストラされた時ですね。
現代社会において、必要な物ってかなり減ってきています。
私の場合、必須なのはネット環境くらいです。それですら格安SIM(MVNO)で賄えます。
固定費の部分を考えていくと意外と簡単ですよ。
極端な話、資産運用とかしなくとも、この一手だけで老後の不安は吹っ飛びます。それでも、まだ不安だったら山崎元さんの本がオススメです。
お金のことで損をする事はまず無くなります。
お値段以上の価値はありますが図書館で借りれば無料。
図書館で軽く読んでみて、気に入ったらkindleで買うと安くなるし、好きな時に繰り返し読めます。
老後の不安:年金は破綻しない
つみたてNISAを難しく考えすぎじゃない?年金不足を補う緩い運用の考え方という記事で書いているので引用します。
現在の状況で年金破綻を心配する必要はありません。
本当に心配ならリアル北斗の拳の世界になっているので、海外へ出ていく準備をするか体を鍛えるかどちらかです。
年金破綻=日本崩壊と思っておけば大体OKです。国民の借金がーと心配な方は、国の借金は誰にしているか?を考えると大丈夫です。
大雑把な回答は、国の借金=国民が貸しているお金、です。受け取り手は誰か?未来の子供たちです。
年金運用については画像の通りでして、控えめに言って儲かってる状態です。リーマンショックでさえ元本を割り込む事がありませんでした。
※年金運用で○兆円の損失!国民のお金で株式ギャンブルするな!とかのニュースは今後も必ず出てきます。
でも、上の画像には71兆円の収支と書いていますね。そういう事です。
この記事を書いた後、しっかり同じようなのがネット記事で出てきていました。
関連記事やっぱり出てきた!「14兆円すったら、年金受給者は怒る」という記事
メリットの方が大きいので安心して払おう
運用だけ見ても心配な方もいると思います。
年金破綻を心配するより、実際はメリットばかりなので大人しく払った方がお得です。
サラリーマンが給料から獲られていると思ってしまう厚生年金は更にお得と思って良いですよ。
日本年金機構のページでちゃんと書かれているのですが、正式名称は国民年金保険です。国が用意してくれている超絶お得な保険と思っておけば大丈夫です。
メリットを述べると次の通りです。
- 老後の長生きリスクに備えた終身保険(月64,941円がずっと貰える)
- 遺族年金、障害年金といった補償も完備
- 支払いは分割OKで毎月16,410円(2019年度)、総払込額は7,876,800円
- 年間779,292円貰えるので、ざっくり10年で元が取れてしまう
- 詐欺商品のように見えてしまうが半分は税金で賄ってくれている
- 全額所得控除してくれる
これを使わないとか人生損してるレベルでは済まない充実ぶりです。
収入の8割で生活をして、税金を納めつつ、年金をしっかり払う。これだけでも、かなり人生は生きやすくなりますね。
地味ですが、家族持ちにとって遺族年金は強い味方です。不安な方は調べておくと良いですね。
Twitterでみさき@fpmisaki2さんをフォローしておくと、年金や税金のことを分かりやすく情報発信しているので、人生がさらに安心できます。
仕事の不安:少子化のおかげで仕事には困らない
超就職氷河期時代に就職活動をしていた私には信じられない話なのですが、現在は人不足です。
真面目に働いて食べていく事に困るという事はないでしょう。
私は工場向けの営業をしているのですが、人手不足の影響もあってか労働環境が良くなっていくのを目の当たりにしています。
そうしないと、すぐに工員が転職したりするみたいです。町工場の社長さんの悩みは、人が来ないが圧倒的トップです。
リストラされたら工場への転職を真剣に考えています。こんな時代がくるとは想像もしませんでした。
例えば教育関係
ここは人が足りていません。
友人の話を聞いていると少子化はどこいった?レベルで人が足りていないようです。特に公立の小学校です。
学力が一定以上ある人は教員も良いかも知れません。
稼げるかというと別ですが、どんな時代も公務員というのは安心感がありますよね。
ブラックの一角を担っていた教員職ですが、人手不足や労働環境の話もあってか、状況は徐々に改善されているようです。
私は人伝いの情報しか分からないので、興味のある人はTwitter等で情報を集めると良いかも知れません。
まだまだブラックな部分もあるかも知れませんので。
AIが人から仕事を奪う事は無い
機械化、自動化。わたしの将来の仕事は大丈夫だろうか?
そういった不安は勿体ないです。自分に合う合わない、辛いとか楽かは別にして、労働は必ずあります。
産業革命以降も人間は働いていますし、IT革命を経てもまだ働いています。
人間の本質が幸せになりたい生き物である以上、何かを生み出してそこに労働は産まれてきました。これからも変わらないでしょう。
私の仕事も、あなたの仕事もまわり回って誰かのために価値を生み出しています。
まとめ
- 収入の8割で生活をしていたら、人生の中でお金に困ることはほとんど無くなった
- 年金は無駄なもの、どうせ貰えないものと思っていたら超絶優良な保険だった
- 少子高齢化で未来は暗いと思っていたら仕事に困らない世界が見えてきそうな時代になっている
全て私の体験談ですが、お金に対する不安に対して収入8割生活はかなり有効な戦略です。
ニュースを見ると暗い話ばかりですが、40代の私が未来は明るそうと思えるくらいです。今の若い人にはもっと明るい未来が見えると嬉しいですね。
関連記事です。
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