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株式相場の値動きが気になる人はカウチポテトポートフォリオがおすすめ

ソファでくつろぐ女性 お金と投資
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2017年の上昇相場は終わり、2018年は株式市場のボラティリティが戻ってきました。2019年以降も相場は揺れ動くと思います。

ちょうど2018年1月から「つみたてNISA」をはじめて、年初の急落、2018年10月の急落を受けて心穏やかでない人も多いと思います。私も昔は相場の動きに一喜一憂していました。

記事内容は相場の値動きが気になる方へ向けて、安心して運用できるポートフォリオを紹介します。やる事は簡単で、リスク資産と無リスク資産を半々で管理するだけです。

リーマンショック以降、上記の運用をしていますが非常に楽です。

その間、ギリシャショック、チャイナショックとあったようですが、ほとんど記憶にありません。

無リスク資産を半分も持つと将来のリターンが大した結果にならないと思う方もいると思いますが、意外と良い結果になっています。合わせて紹介しますので、参考になれば幸いです。

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カウチポテトポートフォリオとは

ソファでくつろぐ女性

リスク資産を半分、無リスク資産を半分という単純明快なポートフォリオです。その名の通り、ソファーに寝転びながら資産運用するイメージです。

最初に知ったのはNightWalkerさんの本です。

2018年10月も相場の急落がありましたが、大して落ち込むことは無かったので、下記のようなtweetもしています。

半々ですが、40:60くらいまでは許容範囲です。私は年末にさっと見て、ズレが大きいなら調整をしますが、貯金をしつつ株式投信も買うので無理に売ったり買ったりはありません。

  • 株式クラスが上がれば資産が増えてラッキー
  • 株式クラスが下がったら安く仕込めてラッキー

どちらでも特に考えられるので、精神衛生上のメリットがかなりあります。

ここ5年くらいはカウチポテトポートフォリオが楽過ぎるので、急落で株価や投資金額が気になった人にはオススメをしたいです。

ななし
ななし

特に投資初心者にオススメしたい割合です。

一応、自分の老後資産はチェックしました。ブログのネタになりますしね。笑

約1ヶ月でざっくり80万円くらい凹んでいましたが、現金も含んだ全体の中でみると5%程度でした。

ニュースで取り上げられているくらいの急落でも全体の5%だと気が楽ですよね。もっと大きく下がった時は、割安になった株式に買い向かう資金もある状態です。

 

賢明なる投資家でも同ポートフォリオは推奨されています

賢明なる投資家はウォーレン・バフェットの師匠的存在のベンジャミン・グレアムが書いたバリュー投資の経典です。

今なお読み継がれているのは、一般的な投資家にとっても有効な戦略だと思っています。

本家は株式と債券で運用をしますが、私は日本に住んでいるので今のところは株式と現金の比率でコントロールしています。

長期金利が2%くらいになってくれば国内債券でも良いと思いますが、果たして私の老後までにそんな時代がくるのでしょうか。。

この本で防衛的投資家という言葉を知りました。。こちらの記事でもカウチポテトポートフォリオを書いています。

さらに興味がある人は読んで頂けると嬉しいです。関連記事は新しいタブで開きます。

 

株式と債券を半々で持つ効果

伝統的4資産という言葉があります。

✔日本株式(TOPIX)
✔先進国株式(MSCIコクサイ除く日本)
✔日本債券(NOMURA-BPI)
✔先進国債券(シティグループ世界国債インデックス除く日本)

上記4つを均等に保有すると、株式が半分、債券が半分となります。くわえて円資産が半分、外貨資産が半分にもなります。

この組み合わせで長期に保有をした場合、リスクを減らしながら株式リターンもしっかり受け取る事が過去のデータから分かっています。

三井住友銀行のホームページからの引用です。データ元はイボットソンです。凄く良いページですので、ご参考に。

イボットソン4資産均等データ

1970年から2015年の45年間でいえば、どの期間で見ても10年保有で元本割れ無しです。たしかイボットソンは10年保有した場合、平均4.9%のリターンをうたっていたと思います。

もちろんITバブル崩壊とリーマンショックの含んだ10年も期間に入っています。図を見ても魅力的な期待リターンだと感じる人は多いかと。

株式のリターンは魅力的ですが、債券と組み合わせることで下落に強く、想像した以上のリターンが期待出来そうですね。

ぶっちゃけ、この通りの運用をしてくれる投資信託もあります。

 

まとめ

  • カウチポテトポートフォリオは現金とリスク資産を半々くらいで保有するもの
  • 株が上がったらラッキー、下がったら安く仕込めてラッキーと思えやすい
  • 大幅な下落相場では、買い向かうための現金になる
  • 株式と債券を半々保有での長期リターンは思ったより良さそう

2018年は株式らしい値動きが戻ってきました。

ほとんどの人は長期での投資になるので、急落に慌てず投資をしていきたいですね。現金比率も入れて全体で考える事が何か参考になれば幸いです。

2019年3月30日追記

リーマンショック級の暴落を耐えきるポートフォリオ対策と考え方という記事でも書いていますが、下記のように考えると慌てる事も減って心安らかに投資が出来ると思います。

無リスク資産(現金)50%の比率で保有をしていれば、リーマンショック級の暴落がきても資産全体は75%残っています

 

関連記事です。

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相場が下がっている時に現金で買い向かうのは厳しい、という人は株式半分、債券半分のバランスファンドがオススメです。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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