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ジュニアNISAでは投資信託がおすすめ【選ぶ商品とレビューあり】

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ジュニアNISAを考えてるけども、金融商品は何を選んだら良いか分からない。そんな人は多いと思います。選ぶのが多すぎると悩みますよね。

記事内容はジュニアNISAで選ぶべき投資信託を紹介したものです。少額から投資ができて、しっかりと世界分散が効いて、低いコストの商品が増えてきました。

長期で運用すべき投資信託はほぼ最適解が決まっています。初心者もベテランも結局は同じ商品にたどり着きます。

何を選べば損をしないか。当記事を読む事で、投資する商品に悩む事が無くなります。参考記事もありますので、お時間がある時にゆっくりお読みください。

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ジュニアNISAで投資信託をオススメする理由

世界地図と水晶

  • 幅広いリスク資産への分散投資が可能
  • 売買手数料が不要(最近は手数料無料が主流になってきました)
  • 低コストでの運用が可能

投資信託は高い商品を売りつけられたり、安全そうだけど儲からない。そういったイメージを持っている人もいるかと思います。

しかし、最近では「つみたてNISA」や「iDeCo」といった非課税での投資口座を持つ事が可能になり、長期運用をする人が増えてきました。

長期で運用する以上、それに相応しい商品が選りすぐられるという事になります。

昔は世界中に分散投資をするとなると年1%程度の信託報酬というコストがかかっていましたが、現在では0.2%から高くとも0.5%程度と低くなってきています。

優良で様々な投資商品を選べるアメリカと変わらない運用が可能になってきました。

 

ジュニアNISAに最適な投資信託とは世界経済の恩恵を受けるもの

投資の鉄則は

  • 広く分散をして運用する
  • 少しでも早く運用する
  • 出来る限り長く運用する

の3点です。金額の多い少ないよりも、特に3番目の長く運用する事が大切になってきます。

当ブログとしては、国際的に分散された株式投信をオススメします。(具体的な商品は後述と個別記事もあります。)

 

まずは長期で運用という事を考える必要があります

株と債券の長期リターン比較

図はペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授のジェレミー・シーゲル氏の研究結果です。

リスク資産といっても長期で保有すればするほど元本割れのリスクは減ってくる、というものです。Stocksは株式、Bondsは長期債券、T-Billsは短期債券の事です。

1年単位で見ると振れ幅が大きく年によってはマイナスになりますが、長期保有をするにつれ徐々に幅は小さくなり20年保有をすると、かなり安定した数字に収れんしている事が分かります。

20年を超えた際、株式のマイナスが無く、債券ではマイナスがあるのは、金利動向の変化で価値が変わるからです。

日本だと金利0.5%の債券を持っていたとして、3%の債券が売り出されると持っていた金利0.5%の債券は相対的に価値が下がりますよね。

また、金利はインフレと共に変動をします。株式は利益を出すために生まれたシステムですので、長期的にはインフレを飲み込んで成長をする為、結果として長く持てば持つほど有利になります。

ただし1年間の値動きを再度確認すれば分かるように、非常に変動が大きい事を忘れてはいけません。繰り返しになりますが、出来る限り長く保有する事が大切です。

ちなみに20年株式を保有した場合の利回りは最低1%、最高12%とありますが、平均でなく中央値で見れば5%程度に落ち着きます。

  • リーマンショックの時期を含んでいる
  • 2017年という何を買っても儲かった時期は入っていない

上記2点のデータですので、将来の事は誰にも分かりませんが、ある程度の信頼をおくことが可能でしょう。

たった5%と思われるかも知れませんが、複利で5%を20年間続けるとかなりの数字になります。

画像は複利計算機での結果を引用したものです。

20年複利1

20年複利2

実際には、こんなに綺麗には上がりませんが参考としての数字です。30万円を年間5%で複利運用すると15年くらいで2倍になりますね。20年だと2.5倍を超えています。

30万円という数字は、私が子供が生まれた時に将来へのプレゼントとして子供用口座を作り、投資信託を買ったからです。(当時はジュニアNISAというものはありませんでした。。)

ジュニアNISAを含んだものですが、生まれた時に贈ったものも分けて紹介しています。

ななし
ななし

ジュニアNISAは制度上、18歳まで口座から解約が出来ません。必然と長期間投資となるので株式とは相性が良いですね

ジュニアNISAで全世界株式へ投資(リスク中~高)

本記事では株式が長期では元本割れする確率も低いと書きましたが、やはりリスクは高いです。

調子よく15年で2倍になったとしても相場の急落があれば20%くらいは簡単に下がりますし、リーマンショックでは世界全体の株式に投資をしていても全てが落ちて最終的には半値くらいになりました。

100万円が200万円になったとしても、翌年に暴落(20~30%の下落)があった場合、140~160万円になる可能性があります。100年に一度レベルのリーマンショック級(50%の下落)があれば倍になったものが元通りになります。

当ブログ(氷河期ブログ)では、長期で運用をする時でも最大で半額になっても大丈夫な金額で世界経済に連動する株式投信をおすすめします。

心配な場合、全額を投資信託にしなくとも株式市場が悲観的な時に残り分をゆっくりと少額に積立投資をしても良いのです。

全世界の株式への投資信託は下記にて紹介しております。

 

ジュニアNISAで債券も含めて投資を世界へ投資(リスク低~中)

つみたてNISAが始まったのが2018年1月です。幸いにして2017年は上昇相場で、適正に分散された投資信託を持っていたら大体値上がりの恩恵をうけました。

2018年は年初に急落があり、株式市場のボラティリティ(価格の変動性)が戻ってきました。安心して保有するなら、債券も含まれたバランスファンドが良いでしょう。

国内株式、国内債券、外国株式、外国債券という伝統的4資産と呼ばれるものを四分の一ずつ保有している投資信託です。債券を組み込む事で値動きがマイルドになります。

イボットソン4資産均等データ

画像は三井住友銀行のホームページからの引用です。データ元はイボットソンです。

この比率での運用実績は10年保有した場合、1970年以降どの期間で切り取ってもマイナスは出ていません。

日本の年金運用に近い割合で国内と海外の株式、債券を保有しています。年金の運用実績はあまりニュースに流れませんが、非常に優秀な数字を出しています。

年金の利回り実績

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のトップページより画像引用

世界最大の機関投資家です。上記ページも参考になると思います。

 

まとめ

  • 投資の鉄則は、広く分散された商品、少しでも早く、出来る限り長く保有する事
  • 近年、投資信託が優秀なツールとして使えるようになってきた
  • リスクを受け入れられるなら全世界株式
  • 少し安定性を上げたいなら伝統4資産均等型

ジュニアNISAは18歳まで原則として資金拘束されます。長期運用をするには最適な仕組みと考えています。売ってしまうと非課税枠の再利用は出来ません。

我が家を例に出すと、18歳までひたすら保有をして、その後もずっと保有。ある程度の時期に子供に渡そうと思っています。

投資商品を迷っていた方の参考になれば幸いです。もしジュニアNISAの証券口座を悩んでいるなら、選ぶのはネット証券で十分です。

関連記事【初心者向け】ジュニアNISAはどの証券会社を選ぶ?

 

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長期で運用をする場合、どうしても相場の変動で慌てることが多くなります。そういった際は、古典的な名著を読むと良いでしょう。

あまり投資ブログでは出てこない本ですが、インデックス投資初心者向けに最適な一冊です。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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