安定した配当を生み出し、相場を見なくても長期保有できる銘柄を望んでいる方は多いと思います。いわゆる高配当銘柄や生活必需品銘柄がそれにあたります。
記事内容はMCDを5年以上保有をしているので、配当が安定して成長しているかを簡単に紹介したものとなります。
銘柄分析等は様々な優れたブログがあるので、当ブログでは保有していて実際はどうなのかを見ていただければと思います。長期保有を検討している方の参考になれば幸いです。
MCD(マクドナルド)の過去の株価と現在
誰もが知っているので説明不要の銘柄です。世界一のフランチャイズ銘柄です。
ハンバーガーという商品を売って稼ぐモデルでは無く、ハンバーガーを売るシステムで儲けるという恐ろしい会社でもあります。
日本では一時、マクドナルド離れが起こりましたが、全世界で店舗があり今後の世界人口増でも更なる稼ぎが期待できます。
買付日は2013年6月27日。個人的にはつい最近と思っていましたが5年程ホールドしています。
高いか安いかよりも買いたいので買った、という銘柄でもあります。多分、ボーナスが出たので購入したのだと思います。
上はドル建て、下は円建ての数値です。2013年は現在より少し円高だったようです。1ドル100円を切っていたのですね。
評価損益は儲かっているように見えますが、最近になり急速な株価上昇が要因です。下記チャートです。引用元はYahoo!Financeです。
2年ほどは大した値動きが無かったようですが、2017年の上昇相場で大きく値を上げています。
いつ暴落が来るかも分かりませんが、いつ暴騰が来るかも分かりません。チャールズ・エリス氏のいう「稲妻が輝く瞬間」に立ち合うために、お金が必要になって売る時まで保有するのみです。
配当は確実に成長をしている!
2018年時点では連続増配43年という記録をしており、少しずつですが配当は増え続けています。長期で保有をするに最適な銘柄です。
以下、配当の成長です。
2013年6月の配当実績です。1株98.31ドル、1株あたり1.25ドルの配当です。年4回配当なので年5%程度の配当になります。
2013年9月の配当実績です。かなり見やすくなっています。1株当たり0.77ドルです。6月が異常値でこちらが普通なのでしょうか。
2013年6月のペースは年5%を超えてきます。2013年9月で計算すると年間3%程度。
2018年6月の配当実績です。1株当たり1.01ドルです。5年で約31%配当額が増えています。2018年9月の配当が出たら、2013年の配当と見比べてみたいところです。
株価上昇率にともない、配当利回りは下がっています。アメリカのエリートが運営しているので、私などが無駄な心配をするより放置しておいて、たまに見るだけで十分です。
そもそも、配当の成長を見たのがブログを書き出してから初めてです。ここらへんに連続増配企業のバイアンドホールドが改めて強い事を実感します。
まとめ
- 2013年6月に購入したMCD(マクドナルド)の配当は着実に成長している
- 5年間で約30%の増配がされていた
- 株価自体は2017年の上昇相場で大きく増えた
- 配当込みで考えると5年でそれなりの恩恵を受けている(70~80%増くらい?)
このようなぬるま湯がいつまで続くか分かりませんが、老後まで保有を続けたいとは感じる銘柄です。
一方、同時期に買ったKO(コカ・コーラ)はぱっとしないので、やはり分散投資の重要さは改めて感じます。信託報酬を払って海外ETFを買う方が大半の人には良いという事です。
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米国株つながりで2007年に購入して保有歴11年になるIJR(米国小型株ETF)の紹介記事です。
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