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【株式】一般口座の不便さが分かるエピソード。住民税の確認で市役所へ

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一般口座を使っている人は少ないかと思いますが、もしかすると一般口座で保有している人がいるかも知れません。

もしくは、一般口座と特定口座で悩んでいる人とか。

ちょうど私が一般口座で保有していた株式を売却して手間だったエピソードがあります。何か参考になるかも。

※ほとんどの方は特定口座を選択されていると思います。

昔は海外ETFや米国株を買う際、一般口座しかなかったので、私が特殊例と思って頂けると幸いです。

 

記事内容は、長期休暇のあいだに市役所に行きました。そこで住民税の支払いについて確認してきた事です。

雑所得20万円ルールというものがあり、20万円以下は確定申告をしなくても良いというものです。

しかし所得税に対する確定申告とは別に、住民税については申告と納税義務はあるからです。

 

確定申告という手間を避けたい意思が、足を運ぶという手間を上回りました。20万円ルールは以下の記事で紹介しています。

関連記事知ってました?副業や一般口座の利益は20万円以下でも住民税がかかります

ネットで分かる事はネットで解決と思っている管理人です。同じような人の参考になれば幸いです。

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一般口座での利益は自分で確定申告や住民税の支払いが必要

ことの発端です。

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2018年1月に株式を一部売却しました。その時の利益が上記画像です。利益は約18万円。

売った当初は、いわゆる雑所得20万円ルールを使って利益確定をしていけば、税金を払わず現金化できるという浅はかなものでした。

念のため、市役所に確認をしたら課税されるとの事。

当たり前ですね。そんなにお得な話があるなら、みんな一般口座を使いまくっています。

 

税金を払うのは義務なのでOK。では、何とかして住民税を安く出来ないか?

ネットで得た情報だけでは不安なので、市役所の市民税課で確認をしました。

18万円の利益は「確定申告なし」で住民税のみを市役所で支払いで良いのか?
全く問題ありません。2018年の売買ですので、2019年に市役所にて住民税支払いをして下さい。会社に知られたくない場合、普通徴収として支払いをして下さい。

市役所さんの窓口の人は、超親切でした。

 

株式の利益に対する課税はどれくらいでしょうか?
念の為、上司に確認してきますね。株式に対するものは「ななし」さんの稼ぎに関係なく一律10%となります。

市役所の人、本人も上司も優秀です。ノーストレス。

 

残り17,000円ほどの枠があるが副業で得たものも入れて20万円を超えると確定申告になるのか?
いかなる所得でも20万円を超えると確定申告の義務が発生します。一般口座という事ですので、確定申告をすると住民税以外に所得税の支払いも必要になります。ご注意ください。

市役所の人、マジ親切過ぎます。

 

副業も考えているが、経費を使って上限20万円を超えなければ確定申告はしなくて良いか?
その理解で大丈夫です。しかし、何が経費として認められるかは税務署の判断になります。ネット情報を「うのみ」にせず、税務署で確認した方が安全です。

株式配当金以外で、年内にフリーで何か副業を始めて収益の分散化を考えていました。

考えていたのは、友人の会社でのアルバイト的なものです。マーケティング調査のお手伝いや、簡単なライターとしての仕事でお金を得られないか?というものです。

ブログのネタにもなるし、あわよくばブログを副業として10万以内のPCを買ったり、通信費の一部を経費計上できないかと考えていました。

 

ですので、下記のような確認もしました。

ブログを副業として考え、サーバー代を株式利益と相殺で低くする事は可能でしょうか?
株式は分離課税となるので、株式売買以外のもの(通信費等)は経費としては使用できません。残念ですが、副業は17,000円以下にするか確定申告の二択になります。

超親切で分かりやすい説明をして頂きました。お役所対応かと思いきや、丁寧に相談にのってくれたので印象が変わりました。

 

わざわざ税金を払いたいと来ている市民なので、優しい対応をしてくれたことと、窓口の人が良かったという可能性はありますが。

関連記事住民税の普通徴収確認の方法と、特別徴収になっていないかの判別方法

会社に副業している、みたいに見られたくないので会社の給与と、個人の所得を分けて住民税を払いたかったので確認したところ、やはり丁寧な対応でした。

 

まとめ

  • 一般口座でも株式利益は雑所得20万円ルールの適用は可能。しかし住民税の支払いは必要
  • 株式利益の場合、住民税の支払いは一律10%
  • 一年間で得た所得の累計なので株式も副業も全て含めて20万円というルール
  • 20万円を超えなければ確定申告は不要という選択肢はOK
  • 一般口座での株式利益に対して、他の副業での経費に使う事はできない

時代の流れもあるのですが、市役所の人は親切ですね。

2018年中は、副業の準備期間として活動して、来年より徐々に収入の複数化をしていきたいと思います。

 

ブログで収益が出た場合は、サーバー代等は問題なく経費として落ちます。

取材記事のようなものを書けば、移動代や食事費用が経費扱いに出来るかというと税務署判断との事です。

サーバー代の月額1,080円くらいは、ブログで稼げるようになりたいとは思います。

※2020年1月10日追記

1年ほど頑張っていたらサーバー代も稼げて副業らしくなってきました。継続は力なりですね。

 

ちなみに、なぜ確定申告を嫌がっているかというと、単純に手間とコストの問題です。

確定申告をすると、ふるさと納税のワンストップ特例も使えなくなり、不利益の方が大きいというのが理由です。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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