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リスク資産における米国株比率を計算してみました(81.1%でした)

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ここ数年、米国株投資が好調です。

インデックス投資ナイトというイベントでも、米国株投資ブロガーと国際分散投資ブロガーの対談で盛り上がったようです。

将来に備えた長期投資です。米国株比率をどうするべきか悩んでいる人も多いかと思います。

投資手法はインデックス投資ですが、各人により国別比率はかなり変わります。

私は人のポートフォリオを見たり、その人の考えを知ったりするのが好きだったりします。では、まず自分のものも出そう、と思った次第です。

 

記事内容は、私のリスク資産における米国株比率の紹介です。

・思った以上に米国株が多かった事
・個人的に納得出来ているその理由の説明

を書いています。

 

株式部分の比率を悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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リスク資産における米国株比率

全世界株式というとVT、バンガード・トータルワールドストックが代表的です。そのVTの米国株比率は約50%です。

さて、私はというと意外な割合が…

VTI投信等(S&P500投信等含む) 81.1%
海外ETF部分(VTの半分とETFや個別株)
米国株以外(VTの半分とVSS) 15.7%
日本株クラス(1306、東京電力) 3.2%

データ取得日は2018年7月18日ものです。(株価・為替)

非常にざっくりしていますが、細かく見てもリターンはあまり変わらないので。。

米国以外は20%以下になってますね。ちょっと驚きました。

いびつに見えるかも知れませんが、現金を含めた全体で見ると「賢明なる投資家」のいうところの「防衛的投資家」状態です。

米国偏重と恐れる程でもないかな、と思っていたり。

 

米国以外のカウントは非常にざっくりした計算です。

VTの半分の金額を米国株以外にカウント
VSSの金額はそのまま米国株以外扱い
上記2つのETFで日本部分はありますが面倒なので除外

目的は米国株比率の確認ですので、ざっくり計算になりました。※VSSは米国を除く先進国小型株ETFです。

 

国際分散投資になっていないけど大丈夫?

読まれている方が気になる部分はここでしょう。

私個人の考えですが、これくらいで問題はないかと思っています。

昔は全世界株式が欲しかったのに、手に入らない環境でした。

今では全世界株式が手数料無料(ノーロード)&円建ての投信信託で購入出来る環境です。

なのな、今は無理してまで欲しがらないという変な感じです。

 

こうなった経緯をご説明します。

本来、私は「ウォール街のランダムウォーカー」「敗者のゲーム」に代表されるインデックス投資を中心とした運用を目指していました。

本書の中で繰り返えし出てくるアメリカという国の強さとS&P500というアクティブ運用者にとってそびえ立つ崖のような指数には信頼感があった
もちろん、国際分散投資も書かれているので、最適解はS&P500と米国以外を持つ事でリターンは保持しつつリスク低減という事も大切も理解していた

上記2点がインデックス運用の原点となっています。

特に重要視している事は「敗者のゲーム」で繰り返し書かれていた事です。

  • 低コストの分散された株式を保有する事
  • とにかく株式市場で居続ける事(売り買いしない)

 

そこに、私にとって根底を揺るがすジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」を読む事になります。

まんまとシーゲル派となってしまったのです。

シーゲル教授の「株式投資の未来」については、また別の記事で紹介したいと思います。

シーゲル教授の主張は、

  • 高い配当を維持できる企業
  • 全世界でニーズのある企業
  • 期待され過ぎていない企業

を超長期で配当再投資すると、S&P500より高いリターンをもたらす可能性がある、というものでした。

これは当時、衝撃的でした。今でもシーゲル派と呼ばれる人は沢山いると思います。

米国株を中心に運用している人達は、「株式投資の未来」に影響を受けた方も多いかと。

なぜなら、必然的に米国株中心になってくるからです。P&Gなどは良い例と思います。

 

私の米国株比率が高い理由

簡単にまとめると下記のようになります。

①「ウォール街のランダムウォーカー」「敗者のゲーム」を読んで、インデックス投資と国際分散投資が肝心、となる。
②「株式投資の未来」を読んで、高配当戦略も肝心、となる。

上記の流れから、全世界株式=VTの保有を優先。

その後、高配当戦略=HDVも同金額程度まで積み上げた。

その結果、米国株比率80%超えの主な要因となります。

未来は誰にも分からないので、両方持っておけ、というスタイルですね。

ただし、どちらも暴落が来ても黙々と保有を続ける、といった戦略が一番重要と思っていたりもします。

株式リターンの根源は、将来は分からないというリスクそのものです。

明らかに悲観的過ぎるエリアや国に簡単に投資が出来るようなら、サテライト的に保有もしていきたいと思っています。

どこかのタイミングで新興国も欲しいなぁ、とか。

 

まとめと余談

  • 私のリスク資産における米国株比率は81.1%
  • 全世界株式をリスク資産の半分近くで保有
  • 高配当戦略をリスク資産の半分近くで保有
  • 結果として米国株比率が80%を超えている

このような状況となっています。

分散投資という面では、全世界株式で国として分散。高配当戦略はETFを使って分散しているので、十分な効果はあるかと思います。

どちらを重視するでは無く、リバランス的に弱っている方を資金追加で補填していきたいと思っています。

また、2019年度よりつみたてNISAを利用しながら楽天VTI投信を積み立てるので、ますます米国株比率が高くなるような状態になりそうです。

理想形はアメリカ株式、全世界株式、高配当戦略がそれぞれ3等分されていたら良いかな、と。

つみたてNISAの部分でちょうどそれくらいになる予定です。3つの方法全部が振るわなくとも、それなりの金額になるでしょう。

私の株式比率は以上のようになります。人それぞれ色々な考えがありますし、色々な金融商品を選べる。良い時代になったと本当に思います。

 

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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は超おすすめ投資信託!長期投資に最強の一手
個人的には、思考停止でこれ一本と暴落用の現金だけで十分な資産形成が出来ると思っています。

正直、S&P500に連動しているなら売上比率で全世界分散されているので、これ一本で十分な気がしています。

後は、現金なり債券比率をしっかりしておけば、資産形成においては中央値以上の数値は誰でも狙えるはずです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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