少ない収入ながら資産成型を考えている人向けに年収300万円の私がやってきた資産形成方法を紹介します。
投資を考えている人や、投資を始めたばかりの人には、このゆっくりとした投資の考えはメリットとなるはずです。
焦って投資をして、相場の急落で投資から離れてしまう事が一番最悪の事態をまねく事になるからです。
本格的に投資を始める|実際に買うべき商品は?
現時点であれば、下記の2点をオススメします。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→アメリカを代表する大企業を中心にした500社へ分散投資をします。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
→新興国を含めた全世界の株式会社約8000社へ分散投資をします。
どの投資信託を選んでも安心感がある優良商品です。上記2点を検索をしてみても、悪い評価をしているホームページはまず見る事はありません。
上記の商品を、ネット証券で口座開設をして、収入の5%を積立投資をしていきます。
ただし、2018年初頭の急落が目新しいですが、リーマンショック等で最大40~50%のマイナスとなる事も事実として覚えておく必要があります。
投資の値動きに心を乱されない為に現金の保有が大切
株式投資は超長期では右肩上がりの成長をするが短期では、心をかき乱す程に値動きをします。
そこで、前ステップで紹介したように、収入の10%を投資に回しますが、5%は投資、5%は現金という、株式50%:現金50%の比率でコントロールをします。
やり方は簡単で、収入の10%を証券口座へ入金し、そのうちの半分を投資信託で積み立てをすれば良いだけです。
あなたがする作業は、一度投資信託の積立設定をすれば、毎月給料日に証券口座へ決まった金額を入金するだけです。あとは自動的に投資信託を買い付けてくれます。
株式の値動きは気になりますが、気にしてもリターンは変わりません。経済の成長を見守って、ゆっくり資産を形成していきましょう。
株式は相場によって動くので、年に一度、現金と投資信託の割合が半々になっているかを確認します。
株式相場が盛り上がっている時は、積立金額を少な目に再設定して下さい。儲かっているから売るという行為は不要です。売る事で税金がかかってしまいますから。。
ちなみに、つみたてNISAという制度を利用すると年間40万円まで非課税運用できる口座が作れます。リンク元は金融庁のホームページです。
逆に相場が急落をしていて、投資信託が現金よりも低い割合になっていれば、半々になるように計算して、積立でなくスポット買いをして下さい。将来的に成長するはずの分散された株式が安く買う事になります。
やってみて実感をしないと理解しにくい部分がありますが、私なりに説明をすると
となります。
投資による資産が増えて来たり、自身の中で株式の値動きに慣れて暴落でも心が揺るがないようになれば、比率は自身で変更をして下さい。
株式投資は不安だという人へ
本来、投資の方法は自由ですし、正解はありません。一攫千金を夢見て実現した人も多くいますが、その反対に損をして株式はギャンブルだ、となった人も沢山います。
あなたも当初は同じように思っていたのではないでしょうか?実は私もそう思っていました。
そこで前ステップでご紹介したインデックス投資を利用していきます。
インデックス投資については、上記関連記事でも説明しています。
重複部分がありますが簡単に言ってしまうと、
- 技術の発展で様々なサービスが出来て経済は成長する
- 経済が成長するとモノの価値は上がる(=インフレ。30年前よりジャンプの値段上がってますよね?)
- 経済の成長と共に株式会社も利益拡大をして成長する
- 株式会社は利益を生み出す為に作られた組織(毎年、成長を求められるよね?)
- 投資家は株式会社に資本を提供する代わりに配当や株式価格上昇で利益を受け取る
- 株式会社一社だと倒産が不安だから分散投資をする
- 世界的に分散をすれば一社が悪くても他がカバーしてくれる
- 業績が良い会社と悪い会社をまとめて保有すれば長期的には株式や経済成長の恩恵を受けられる
このようなメリットがあります。色々な企業や産業が発展と衰退を繰り返しながら、世界全体で見ると経済は右肩上がりで成長をしています。
なぜなら人間はより良い生活を求めたり、新しいサービスを使うからです。その結果、株式会社は利益を上げて、株主に還元をします。
あなたも、PCやスマホでネットを見たりしますよね。そして働いているのであれば、何かしらサービス・価値を提供しながら給料を貰っているはずです。
そのお金で色々なサービスを楽しんだり、買ったりするのです。ここで覚えておくと良い事は、あなたが会社で働いている行為は全て株主への利益還元の為という事でしょう。
そして、会社は更なる利益を株主に提供する為に成長を続けます。こうやって資本主義経済はお金が回り発展してきました。
こういったメリットを受けるためのインデックス投資という事です。
まとめ
- 買うべき商品は2018年6月時点で最良と思われるS&P500連動投信か全世界株式連動投信
- 資本主義経済では株式は必然と成長をする
- 一社だと倒産リスクがある為、分散投資が大切
- 株式は必ず上下をするので、心を乱されない為に現金の保有は投資以上に大切
- 投資と現金の割合は半々が最適(慣れてくれば変更していく)
何だか、小さい金額しか投資をしないなぁ、と思われる方もいるかも知れませんが、時間という武器を持っていますので、ゆっくり長く資産を育てていきましょう。
ステップ8の案内です。