改めて老後戦略をどうしようかと思いつつ、気持ちはほぼバケツ戦略になっています。バケツ戦略とはなんぞや、という人もいるでしょうから紹介をしつつ備忘録として。
考え方としては九条さん、スパコンさんに倣っています。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
外部リンクFIRE後のベスト取崩し方法「バケツ戦略」とは何か?(九条さん)
外部リンク【バケツ戦略】長期投資しか知らない私を助けて欲しい(スパコンさん)
外部リンクPhasing Retirement with a Bucket Drawdown Strategy(Charles Schwabの記事、英語)
では一緒に見ていきましょう。
【運用方針変更】カウチポテトからバケツ戦略に変更をしようと思う
バケツ戦略とは
管理人が今までやっていたのはカウチポテトポートフォリオという、カウチソファに寝転がっていてもそこそこリターンが出る「ぐうたらポートフォリオ」です。
本来は米国株半分、米国債半分でして、S&P500の6~7掛けくらいのリターンが取れる一方、最大下落幅は大きく下がり、お気楽な状態なのに資産形成は順調というものでした。
ただ、日本では為替リスクが全被りするので、リスク資産半分、無リスク資産半分といった具合で、おもにリスクを下げつつ、リターンを享受するという感じでしたね。
これはこれで今も初心者には超絶おすすめです。
しかし無リスク資産が2000万円を超えてきたこと、10年後には本格的に定年と老後を迎えることを考え、ポートフォリオを老後用にしたほうが良いかな、と。
で、そのバケツ戦略ですが、資産を「短期・中期・長期」の3つの期間(バケツ)に分けて管理する取り崩し手法です。
短期バケツ:短期の生活資金(2年相当を現金等で)
中期バケツ:中期用生活資金(7年相当を債券等で)
長期バケツ:それ以外の資金を基本株式で放置
分かりやすい画像など。

出典:Phasing Retirement with a Bucket Drawdown Strategy | Charles Schwab
画像を見ると長期バケツから、中期バケツ、短期バケツに注いでいく感じ。ただ、現実的には短期バケツが足りなくなってきたら中期バケツから補填という流れになりそう。
このメリットですが、株式は超長期では非常に良いリターンを出す一方で、大きなリスクがあります。分かりやすいところで大暴落があります。しかし、これも時間をかけることで歴史的には打ち勝ってきました。
ただ、老後となると10年の低迷を受けながら株式回復を待つのはちょっと厳しい。私の場合だと、リーマンショックの経験があるので5年を生き延びられるだけの個人向け国債を保有していれば大丈夫やろ、という考えもあります。これを中期バケツと考えるとすでにバケツ戦略になっているんですよね。。
老後の取り崩しではシークエンスオブリターンリスク(収益率配列のリスク)が重要になります。
要は序盤に暴落が来たらアウトという話。
同じくシュワブより分かりやすい画像など。

出典:What Is Sequence-of-Returns Risk?
- リタイア後の最初の2年間で15%の下落が2連発(紫)
- リタイア後の10年目と11年目に15%の下落2連発(オレンジ)
という感じで、▲15%を2連発くらうだけで老後計画はメタメタになります。
ちなみに取り崩し条件はこちら。
- 開始残高: 100万ドル
- 初年度の取り崩し額: 5万ドル(資産の5%)
- 取り崩し額の調整: インフレを考慮し、毎年2%ずつ取り崩し額を増やしていく
- 共通の運用益: 下落の年以外は「年率6%」で運用
ちょっと取り崩し過ぎやろ、と思わないこともありませんが、それでもちょっとした調整が2年続くだけで老後資産が一気に60%近くに激減してしまいます。
こうなると資産が生み出すパワーも弱まりますし、暴騰があっても回復は弱いです。
なので、老後は運任せというのを何とかするために中期バケツですね。
シュワブの記事では中期バケツは7年程度の債券を使うとのこと。歴史的な暴落があっても7年もあれば市況は回復するから。
長期バケツがダメージを受けているうちは中期バケツだけで暮らして、回復をしてきたら長期っバケツから中期バケツに補填をしてくようなイメージ。
管理人的には老後にそんな何度もリーマンショック級は来ないだろうと楽観して、まぁ5年分あれば良いやろ、と思ってます。実際には年金もありますし、市況が悪くなったら節約ムードになるでしょうし。
なので、予定しているNISA満額+個人向け国債1000万円で十分対応はできそう。
1000万円あれば年金で足りない生活費が月15万円としても年間180万円。ざっくり5年は持ちます。
ただ、セミリタイアをすると年金は無いので、セミリタイア前にバケツ戦略に移行する必要があるかな、とも最近は考えています。
ここからは管理人の妄想。
55歳 資産8500万円
特定口座を利確して税金を払って8000万円。
中古マンションを2000万円で購入し残り6000万円。
- 短期バケツ 生活防衛費1年分を使用
- 中期バケツ 4資産均等型 3000万円
→65歳まで年300万円×10年を取り崩し - 長期バケツ NISAの株式 3000万円
もう面倒なのでコレでええかな、と。
さすがに年300万円(月25万円)だと、高校生・大学生になった子どもを養うには厳しいので、まぁセミリタイアで生活なら何とかなりそう。
最悪、10年間市況が低迷しても4資産なら受けるダメージも小さいし節約しつつ、パートでもしていたら乗り切れるはず。(セミリタイア後の年金が出るまでの10年は暴落があろうが心穏やかに生きつつ、10年後にNISAがどれだけ上がっているかを神にお祈りする戦略ですw)
株式低迷やヨコヨコのまま老後を迎えた場合、NISAをリバランスして5年分の中期バケツを作ろうかな、と。
運が良かった場合、インフレ込み7.2%で回ったら長期バケツが2倍の6000万円になってるから老後は余裕だし、運が悪くても生きてはいける。
まぁ、ざっくり考えているだけで、上記だと全然バケツ戦略になってないので、ちゃんと考える必要はあるのですが、バケツ戦略のメリットは現役時代は自分のリスク許容度に応じたポートフォリオにしておき、リタイアする前にバケツ戦略に変えれば良いことだとも思っています。
なので、55歳までは引き続きコツコツ投資を続け、妻に贈与しつつ、資産形成をしていきたいな、と。
おわりに|今後はバケツ戦略を考えていく

【バケツ戦略】
短期バケツ:短期の生活資金(2年相当を現金等で)
中期バケツ:中期用生活資金(7年相当を債券等で)
長期バケツ:それ以外の資金を基本株式で放置
リタイアを考えると良い戦略と思いませんか?
というワケで今日は【運用方針変更】カウチポテトからバケツ戦略に変更をしようと思うというお話でした。
また、こんな感じで運用しようとアイデアが出たら記事にしつつ、自分のセミリタイアを妄想しながら働こうと思いますw
大変な時期もありますが、理想のリタイアを目指してともに頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
宝くじ3億円当たればバケツ戦略でリタイアしたい!という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人はすべてS&P500にして50年分割で散財しますw

意外と読まれている記事