年始にツイ廃してたら良い画像が流れてきていました。記事に書こうと思いつつ忘れていました。ちょっと遅くなったけどご紹介を。
tweetはこちら。
Oh wow… emerging markets now the same size as the Eurozone. JPMAM (global equity market cap chart) pic.twitter.com/JUnFRUf52P
— Mike Zaccardi, CFA, CMT 🍖 (@MikeZaccardi) January 3, 2026
おお、すごい… 新興市場が今、ユーロ圏と同じ規模に。JPMAM(世界株式時価総額チャート)
※Xの翻訳
画像を見て思ったことなど。
【画像】新興国株が欧州株を抜きそう→結局オルカンで良さそう

- アメリカつえーーー
- 日本下がりすぎーーー
こっちの2つがインパクト強すぎて欧州株と新興国に目が行かなかったのが現実w
日本株もバブル崩壊から最高値更新していますが、世界の比率で見ると厳しいものがありますね。リーマンショック前はオルカンのうち日本株比率が10%とかいう時代だったんですが今は全世界の5%程度です。
ただ、これはドルベースで見てるでしょうから、日本に住んでいる私たちからすると違って感じるかも知れません。
さて、本題の新興国が欧州株を抜きそうということ。
これは新興国株が強いというよりインド・台湾の躍進がありそう。ただ、地政学上のリスクも大きい(特に台湾)し、無難に先進国株式で良い気もしました。それか全部入ってるオルカンか。欧州が下がって新興国が上がればトントンで伸びてる株価の恩恵を取れますし。
管理人の相場観は当てにならないのでChatGPTに聞いてみました。
良いところに目を付けていますね。このツイートと図は、**世界株式市場の「重心の変化」**をかなり端的に表しています。
順番に整理します。
① 新興国株はユーロ圏株を追い抜きそうか?
結論から言うと
👉 「可能性は十分あるが、時間と条件次第」 です。
この図(MSCI ACWI構成比)を見ると:
- 欧州(除く英国):約 11%
- 新興国(EM):約 11%
- 日本:約 5%
- 米国:約 64%
すでに
✅ 新興国 ≒ ユーロ圏(ex-UK)
という状態まで来ています。
追い抜くシナリオ
以下が同時に進めば、EM > 欧州は自然です。
- 新興国の 名目GDP成長率が欧州を上回り続ける
- 株式市場へのアクセス改善(規制緩和・資本市場拡大)
- 中国・インド・ASEANなどの時価総額拡大
逆に、
- 中国株の低迷長期化
- 地政学リスクの顕在化
があれば、横ばい〜逆戻りもあり得ます。
② 新興国株が「強くなっている」主な要因
① 圧倒的な経済成長率
- 新興国の実質GDP成長率:年4〜6%
- 欧州:1〜2%台
👉 企業利益の成長余地が桁違い
② 人口動態(これが最大要因)
-
インド、ASEAN、アフリカ:
-
労働人口が増加
-
消費市場が拡大
-
-
欧州:
-
高齢化・人口減少
-
👉 株価は長期的には「人口×生産性」に収束
③ 株式市場の「未成熟さ」
新興国は:
- 国営企業の民営化
- 未上場企業のIPO
- テック・消費・金融の市場拡大
👉 時価総額が自然に増えやすい構造
欧州はすでに成熟市場で、
- 新産業が生まれにくい
- 時価総額の増加が鈍い
④ グローバル企業の収益源が新興国へ
例:
- Apple、Unilever、Nestlé、Toyota など
- 売上成長の主戦場は インド・中国・ASEAN
👉 新興国は「世界の需要サイド」になりつつある
⑤ 長期的な資金フロー
- 年金・政府系ファンド
- インデックス投資の拡大
👉
GDP比率 ↑ → 指数ウェイト ↑ → 資金流入 ↑
という自己強化ループ
③ それでも「一気に伸びない」理由
重要な注意点もあります。
- 中国の構造問題(不動産・人口)
- 政治・規制リスク
- 通貨安・ガバナンス問題
👉 「成長率が高い=株価が上がる」ではない
だからこそ、
- ゆっくり
- 波を打ちながら
- 数十年単位で
構成比が上がっていく、という姿です。
④ この図から読み取れる本質
このチャートの本質は:
米国一強 + 欧州・日本の相対的地盤沈下 + 新興国の静かな台頭
- 米国:例外的勝者
- 欧州・日本:成熟・停滞
- 新興国:「未来の成長を担保にしたポジション」
まとめ
- ✔ 新興国株が欧州株を追い抜く可能性は高い
- ✔ 背景は「人口・成長・市場拡大」
- ✔ ただし短期ではなく長期テーマ
- ✔ 高リスク・高ボラティリティは不可避
何となく思ったことなど。
- 欧州(除く英国):約 11%
- 新興国(EM):約 11%
- 日本:約 5%
- 米国:約 64%
イギリスを除いているんですね。となると、ヨーロッパ全部を追い越すのはけっこう時間かかりそう。あと、結局は新興国が成長しても、その果実は米国を中心としたグローバル企業が持っていくんじゃないかと。
ちなみに新興国は労働人口増加、欧州は高齢化・人口減少と書いていますが、実際には新興国も少子高齢化していて全世界での新たなリスクになりそうな予感。
ついでに新興国株が伸びてるのってTSMC(台湾セミコンダクター)爆伸びが要因じゃないかと思って聞いたのでこちらも追記。
はい、かなり大きな要因です。
しかも「一時的な追い風」ではなく、構造的・長期的な要因として効いています。
TSMC(台湾セミコンダクター)爆伸びが原因? 結論を先に
👉 新興国株(EM)の存在感上昇の中核に「台湾セミコンダクター(TSMC)」がある
👉 ただし 「台湾だけで説明しきれるほど単純ではない」、というのが正確です。
① 数字で見る「台湾セミコンダクターの破壊力」
MSCI EMにおける存在感
-
TSMC単体で EM指数の約7〜9%前後(時期により変動)
-
台湾全体で15%前後
-
中国を上回る or 肉薄する時期もある
👉
「新興国 ≒ 台湾+中国+インド」
と言っても過言ではありません。
② なぜTSMCがここまで効いているのか
① 半導体は「世界で最も付加価値が高い産業」
- スマホ
- AI
- データセンター
- 自動車(EV・ADAS)
- 防衛・宇宙
👉 世界経済の“心臓部”
しかも:
- 寡占
- 技術障壁が極端に高い
- 価格決定力がある
② TSMCは「代替不可能」に近い
-
先端ロジック(5nm以下)
→ 事実上TSMC一社 -
Apple / NVIDIA / AMD / Qualcomm が依存
👉
新興国に属しながら、実態は「米国最上位企業群の製造部門」
③ 米国株の上昇がEMに波及する構造
これは重要なポイントです。
-
米国:NVIDIAなどが時価総額爆増
-
その裏側:
-
設計:米国
-
製造:TSMC(台湾)
-
👉 米国株のAIブームの果実が、台湾を通じてEMに流入
③ だから「新興国が強い」ように見える
実際には:
- EM全体が均等に強い ❌
- 台湾(+一部インド)が牽引 ⭕️
特に:
- ラテンアメリカ
- アフリカ
- 一部ASEAN
は、指数寄与は小さい。
④ それでも「台湾だけ」ではない理由
① インドの静かな台頭
- ITサービス
- 金融
- 消費
- 製造(チャイナ+1)
👉 インドの時価総額は10年で急拡大
② 中国は「重し」になりつつも依然巨大
- 株価は低迷
- しかし時価総額は依然EM最大級
👉
中国が崩れなければ、EM全体は底堅い
③ 台湾は「質」で、他は「量」
- 台湾:利益率・ROE
- インド・ASEAN:人口・需要
👉 両輪が揃って初めて、EM全体が拡大する
⑤ 重要な注意点(最大のリスク)
台湾主導には致命的なリスクもあります。
地政学リスク
- 台湾海峡
- 米中対立
- 半導体の国家安全保障化
👉
TSMCが指数を押し上げている=リスクも集中
⑥ まとめ(核心)
- ✔ 台湾セミコンダクターは EM拡大の最大ドライバー
- ✔ AI・半導体ブームが EM指数に直接効いている
- ✔ ただし「台湾集中」はリスクも大きい
- ✔ EMの将来は
台湾(技術)× インド(人口)× ASEAN(需要)
TSMCが指数を押し上げているのは事実ですが、意外とインドの要因もあったみたいですね。
あと、TSMC独占強すぎて株欲しくなりましたw
とはいえ、全世界的にIT・AIのバブル的な感じもして、これが大きく崩れたら大変なことになりそう。なのでAIバブルが終わる前に次のブームが早く来て欲しい。(バブル脳)
最後に結局のところ、市場の比率と株価が騰がるかどうかは別問題よね。欧州も新興国株も何だかんだで利益を上げて、オルカンの価値が上がってくれると嬉しい。どう思う?と聞いてみました。
その感覚、とても健全で長期投資家ど真ん中だと思います。
結論から言うと――あなたの言う通りで、「市場の比率」と「投資リターン」は別物です。そして、オルカンに期待する姿勢も合理的です。
少し整理しますね。
① 市場の比率 ≠ 株価リターン
MSCIの国・地域ウェイトは基本的に:
過去の株価上昇の結果
であって、
将来の株価上昇の予測
ではありません。
-
米国比率が高い
→ 過去10〜15年の米国株の勝利の結果 -
欧州・新興国が低い
→ 相対的に株価が伸びなかった結果
👉 比率が低い=これから上がらない、ではない
② 株価を決めるのは「利益 × 評価(バリュエーション)」
長期では株価はほぼ:
企業利益(EPS)の成長
に収束します。
欧州も新興国も:
- ちゃんと利益は出している
- 配当もそれなりにある
- 世界経済の一部として回っている
ただし:
-
米国ほど「高い評価」をもらえていない
→ だから株価が地味
③ だから今後は「報われる余地」もある
ここが重要です。
欧州・新興国の現状
- バリュエーション:低め
- 利益水準:安定〜緩やか成長
- 配当利回り:高め
👉
「悪くない成績を出しつつ、評価の是正があれば上振れ」
④ オルカン(ACWI)との相性は実はとても良い
オルカンは:
- 勝者(今は米国)を多く持ち
- 失速すれば自然に比率が下がり
- 新たな勝者(欧州・EM)が出れば自動で増える
👉
「どこが勝つか分からない」問題を放棄できる商品
これは投資戦略としてかなり強い。
⑤ 「米国が強すぎる」ことを心配しすぎなくていい理由
- 米国企業の利益の多くは海外で稼いでいる
- 欧州・新興国が成長すれば:
-
-
米国企業の利益も増える
-
同時に現地企業の利益も増える
-
👉
世界がうまく回れば、オルカンも一緒に上がる構造
⑥ 長期で一番起きやすいシナリオ
極端な未来より、現実的なのは:
- 米国:そこそこ成長
- 欧州:地味だが安定
- 新興国:波はあるが成長
👉
全体として「名目で年5〜7%」くらいは積み上がる
これがオルカンの「期待値」です。
⑦ あなたのスタンスへの率直な評価
欧州も新興国株も何だかんだで利益を上げて、
オルカンの価値が上がってくれると嬉しい
これは:
- 過度な国別ベットをせず
- 成長と分散を信じ
- 時間を味方につける
かなり再現性の高い考え方です。
まとめ
- ✔ 市場比率と将来リターンは別物
- ✔ 欧州・新興国は「地味だが利益は出る」
- ✔ オルカンは勝者交代を自動で取り込む
- ✔ 「世界が成長する」だけで報われる設計
短期のニュースに振り回されず、
「世界全体の企業利益が積み上がる」ことを信じられるなら、オルカンは本当に良い相棒だと思います。
この考え方、かなり長期投資向きですよ。
ChatGPTも進化しましたね。
ちょっと質問するとスラスラ回答してくれます。(もちろん間違った回答をしまくることもあるので、全部鵜呑みにはできないけど。)
株価を決めるのは「利益 × 評価(バリュエーション)」
という原則通り、企業利益があってこその成長ですし、バリュエーションがどうかも大切。ざっくりの状況
| 地域 | 評価(PER) | 背景 |
|---|---|---|
| 米国 | 高い(20倍超) | テック・成長株の比率が高く、将来利益期待が強い |
| 欧州 | 中程度(14〜15倍) | 景気や成長期待は控えめ、配当重視 |
| 日本 | 中程度(14〜15倍) | 企業収益改善傾向だが慎重評価 |
| 新興国 | やや低め(13〜16倍) | 成長余地あるがリスク考慮されて低評価 |
まぁ、オルカンだったら勝手に調整してくれるので楽ですね。
10年前に現在のようなインフレは想像できなかったですし、10年後、20年後とかは全く不明。もしかしたら爆益かもだし、最悪、世界大恐慌2回目に突入しているかも。(2029年で100年だし。)
新興国株の伸びを見ようと思った画像でしたが、結局はオルカン持ってるのが気楽だな、と個人的には思いました。
王道のギャンブルだとPER低いオールカントリー除く米国ですけど、さすがに米国を除く株式投資は怖すぎるww
というワケで、今日は長くなっちゃいましたが【画像】新興国株が欧州株を抜きそう→結局オルカンで良さそうというお話でした。
今は米国株が好調です。
しかし20年レベルで低迷するのも米国株。
良いときも悪いときもあるので、疲れない投資はオルカンですかね。長期投資しているとしんどいときがありますが、ともにコツコツがんばっていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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