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【NISAの取り崩し方】自動取り崩し+生活費5年分の無リスク資産でいく

お金と投資
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積立投資でコツコツ老後資産を貯めています。

現役のときはコツコツが最強です。

しかし出口戦略はなかなか悩ましい。。

これは寿命が読めないこと、年金受給額が未確定、老後の健康状況など不安要素を上げるとキリがないのも大きいです。

しかし現役時と同じように入ってきた収入と今ある預貯金で何とかするしかない。どうしようもないときは公共福祉に頼る。

個人的にはこのように考えており、年金を生活のベースとして、足りない分はNISAをチビチビ取り崩しながら生きていこうと思っています。

というワケで今日は取り崩しの考え方などを。

もし良かったらお付き合いください。

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【NISAの取り崩し方】自動取り崩し+生活費5年分の無リスク資産でいく

我が家の老後資産計画はこんな感じです。

年金初期はつみたてNISAを取り崩す

2019年~2023年まで積み立てた5年分を毎年使います。

65歳から69歳まで。

年間40万円積立したSlim S&P500がどれくらいに成長してるか分からんですが、まぁ2倍くらいはなってるはず。

そうすると年金+80万円の生活が可能。

20年後に運良く3倍になっていたら年金+120万円。非課税最高過ぎる。夫婦で年金が年180万円くらいあれば合計300万円。月25万円の生活費があれば今と同等な暮らしが可能。

こう考えると庶民の積立は月3万円くらいで良いよなぁ、と。

30年かけて積み立てして、30年かけて取り崩す。

30年あれば元本割れ確率はかなり減るし、損している1年があったとしても、他の爆益の年もあるだろうからトータルで十分なはず。

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長期投資の元本割れ確率とリターンの収れん

つみたてNISAとの付き合い方

つみたてNISAとの付き合い方

画像元:金融庁|つみたてNISA

 

頑張ってNISAを満額埋める

今やっていることがコレ。

最速5年とかは無理だけど、年齢のこともあって年間240万円×7.5年で埋める予定。

もちろん年240万円も余剰金があるわけ無いので、無リスク資産使ったり、過去の資産を売ったりで捻出。

7.5年間積立をしつつ、満額埋まったら15年間は頑張って運用する予定。埋め終わるのが55歳、取り崩しは70歳から。ホントは運用期間20年取りたいけど寿命もあるし仕方なし。

雑シミュレーションだけど、まぁ3000万円になってることは期待しても良さそう。(期待リターン5%、リスク20%で15年運用すると想定リターンが3700万円。7.5年の積立期間もあるから下位30%引いても何とかなるはず。)

とりあえず老後のリスク資産は3000万円。

これを70歳から100歳まで自動取り崩ししていきます。自動取り崩しは後述。

実際には100歳まで生きられないだろうし、残りは妻への相続ですね。なので、自分があまり使えずに残り過ぎたかな、くらいが理想。

余裕があればこの期間に生前贈与もコツコツ進めていきたいところ。

 

無リスク資産として個人向け国債を1000万円用意(準備済み)

70歳以降は年金で足りない生活をNISAでまかなうことになりますが、リスク資産なので当然市況の変動を受けます。

暴落のときに生活費として取り崩すと、予定以上に多く資産を減らすので、株価回復期になっても資産の回復ペースは落ちます。

そこで無リスク資産=個人向け国債の出番。

リーマンショック級の暴落があるとして、まぁ5年くらいはリスク資産の取り崩しを控えることができればOKなはず。もしそれ以上のヤツが来たら諦めます。

5年分の生活費として個人向け国債1000万円あれば大丈夫でしょう。

年金で足りない生活費×5年なので、人によっては600万円あれば余裕かもですし、年金だけで生きられる人なら無リスク資産持たなくても良いのかも。(おすすめはしませんが。)

年金+月10万円もあれば生活できそうですが、介護やら入院があるかもなので、そこらへんの余裕も含めての1000万円。

とりあえず年金考慮後で5年分の生活費を用意しておくのはメンタルにも良いのでおすすめします。

 

NISAの場合、出口で完全非課税なのでラクで良いですね。iDeCoだと年金受け取りにすると、収入次第で課税されるので。

管理人は転職も多かったので退職金が期待できないからiDeCoもやってると良いんですが、退職金控除が積み上がらないので諦めました。あと制度が複雑すぎる。

関連記事【挫折】iDeCoの出口戦略が複雑すぎて検討中止しようと思う

※リンクは新しいタブで開きます

まぁ、iDeCoの所得控除の恩恵があまり無い低所得のポジショントークですが、無理にiDeCo使わなくてもNISAだけで庶民の老後資産くらいなら十分作れると思っています。

結婚してたら夫婦二人分ありますしね。(我が家は妻のNISAとか埋める余力ないです。。)

 

さて、上でちょっと書いていた自動取り崩し。

参考までに楽天証券になります。

今のところ楽天証券が一歩リードで選べるパターンが多いのが魅力。そのうち、実際に取り崩しをする人が増えてきたらSBI証券、マネックス証券もマネしてくるはず。

 

楽天証券の投資信託自動取り崩しサービスは3パターン

定期取り崩しの4ステップ

設定はめちゃカンタンなので心配不要

自動取り崩しは3つのパターンから選べます。

以下は楽天証券の説明ですが文字ばかりなので意訳したものを後述します。

  1. 金額指定:受渡日に受取る金額を指定する
  2. 定率指定:各売却日における指定投資信託の保有口数のうち、お客様があらかじめ指定した割合に相当する口数を定期的に売却する
  3. 期間指定:受取最終売却年月を指定し、指定投資信託の保有口数を、受取開始から最終受取月までの売却回数で等分した口数を定期的に売却する

 

好みによりますが、3番目の期間指定が一番おすすめかな、と。

次に2番目の定率指定、最期に金額指定となります。

では、おすすめの順番から紹介していきましょう。

 

パターン①期間指定で自動取り崩し

取り崩し例③受取年度指定

最終受取年月を指定することができます。

最大受取期間は50年あるので長生きリスクも万全です。

65歳で取り崩しを始めて、30年設定して余ったら遺産とかでも良い人も多そう。

 

ただし、その時の相場に左右されるため受取金額はめちゃブレます。

現役時代に積み立てた自助努力なので、儲かっている時は豪勢に、相場が沈んでいる時は清貧に過ごす感じです。

関連記事つみたてNISA|20年後に儲かっていれば贅沢をする。損をしていれば清貧に暮らす

※リンクは新しいタブで開きます
個人的には20年という時間はそうそう負けないと思っていて、あまりプラスでない時期と爆裂に儲かっている時期があるのかな、と。

 

貯金があまり無くても、老後の主力は年金なので積立投資を通じて生活費をコンパクトにしていればプラスアルファとして使うのに最適です。

老後になったら積立投資してたお金も不要になるし、意外と余力ある人も多いんじゃないですかね。

 

パターン②低率指定で自動取り崩し

取り崩し例②定率指定

メリットは取り崩す分量を一定にすることで長く運用を続けながら受取りができること。

画像を見ると分かるのですが徐々に総額が下がっていきます。(正確には受取り口数)

取り崩すたびに口数が減ってくるからですね。

 

ただ、口数は減りますが、基準価額は成長していくことを考えると、これが一番資産を長生きして使えます。

ちょっと雑計算ですが、

  • 仮想資産は初期値として3000万円
  • 口数を毎年4%自動取り崩し
  • 株価成長は7%と仮定
  • 取り崩し額は仮想基準価額×取り崩し口数
年数 仮想基準価額 仮想資産 取り崩し額
1年目 ¥10,700 ¥30,816,000 ¥1,284,000
2年目 ¥11,449 ¥31,654,195 ¥1,318,925
3年目 ¥12,250 ¥32,513,866 ¥1,356,123
4年目 ¥13,108 ¥33,397,772 ¥1,392,065
5年目 ¥14,026 ¥34,309,220 ¥1,426,395
6年目 ¥15,007 ¥35,243,152 ¥1,467,714
7年目 ¥16,058 ¥36,197,526 ¥1,512,646
8年目 ¥17,182 ¥37,184,985 ¥1,546,368
9年目 ¥18,385 ¥38,193,990 ¥1,593,944
10年目 ¥19,672 ¥39,232,867 ¥1,634,703
11年目 ¥21,049 ¥40,299,495 ¥1,679,672
12年目 ¥22,522 ¥41,397,534 ¥1,722,927
13年目 ¥24,098 ¥42,524,125 ¥1,771,236
14年目 ¥25,785 ¥43,682,947 ¥1,817,867
15年目 ¥27,590 ¥44,870,130 ¥1,870,623
16年目 ¥29,522 ¥46,089,180 ¥1,921,859
17年目 ¥31,588 ¥47,344,322 ¥1,971,101
18年目 ¥33,799 ¥48,630,466 ¥2,027,959
19年目 ¥36,165 ¥49,951,478 ¥2,083,120
20年目 ¥38,697 ¥51,312,016 ¥2,136,066
21年目 ¥41,406 ¥52,705,218 ¥2,198,639
22年目 ¥44,304 ¥54,135,079 ¥2,259,505
23年目 ¥47,405 ¥55,620,637 ¥2,303,898
24年目 ¥50,724 ¥57,124,997 ¥2,389,085
25年目 ¥54,274 ¥58,681,402 ¥2,442,345
26年目 ¥58,074 ¥60,280,323 ¥2,508,776
27年目 ¥62,139 ¥61,908,763 ¥2,591,183
28年目 ¥66,488 ¥63,609,437 ¥2,632,940
29年目 ¥71,143 ¥65,330,222 ¥2,731,875
30年目 ¥76,123 ¥67,117,253 ¥2,786,085

7%成長で4%取り崩しだと当たり前ですが資産が増えていきますww

もちろん、こんな理想的に増えるワケではないので、暴落時は無リスク資産で凌いでいく、という感じでしょうか。

 

 

パターン③金額指定で自動取り崩し

取り崩し例①金額指定

毎月決まった金額を受け取りたい人向けのサービスですね。

年金では生活費が足りない分を取り崩して使っていくので、暮らしが読めるというのは大きなメリット。

反対に元本がいつゼロになるか分からないのが難点。老後後半に労働収入増やすのって無理ゲーな感じがします。

 

相場が良いときは元本があまり減りませんが暴落中はゴリゴリ減ります。

積立投資をやってきた人でも相当メンタル強くないと使いにくいかも。。

労働期間をなるべく長く取り、年金受取を70歳とかにした人が使うには良いかも知れませんね。

 

人によって変わるかと思いますが、資産額と生活費のバランスを見ながら、自分に合うサービスを使っていくと便利です。

楽天証券と楽天銀行を連携させれば、自動取り崩しで売却されたお金が証券口座に入り、自動的に銀行へ振り出しさせることも可能。

外部リンク楽天銀行|マネーブリッジ(銀行口座・証券口座連携サービス)

※リンクは新しいタブで開きます

楽天証券の口座を0円以上は楽天銀行にスイープする設定にしておくとOKです。

 

そろそろ長くなってきたので終わりにしますね。

 

というワケで、今日は【NISAの取り崩し方】自動取り崩し+生活費5年分の無リスク資産でいくというお話でした。

 

積立投資をしてると先はまだまだ長いなぁ、と感じることが多いです。

しかし資産をしっかり作ることで、老後も安心ですし、少しずつメンタルも安定してきます。何だかんだで資産があると急なリストラに怯えることも無いですしね。

大変なときはありますが、一緒にコツコツ頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた

過度に不安視するのもダメですが、最悪の事態などを考えておけば老後も安心して過ごせるのではないでしょうか。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理をしております。プロフィールは「ななし」で。

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