長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば6年を超えました。今月で6年10ヶ月となります。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。(バランスファンド中心で6万円→12.2万円で大満足。)
※保有してるファンドだけだと過去最高金額です。
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
先月に続きLH(LIFE HIGH)で個人的最高値を記録。
こういった時ほどリスクを取りたくなるのでメイン資産は「いのちだいじに」で行きます。
※資産確認は見ない期間を伸ばせば伸ばすほど精神にも優しく、資産形成上良いのでは、、となってます。これはマジで思います。(なお記事ネタが枯渇するので月一回くらいはチェックさせてください…)
4月の急落時は焦りが見えていた株クラはすっかり自信を取り戻しリスクオン、インフレに負けないためにはとにかくリスクオンという感じ。しかし引き続きボラティリティが大きい相場が続きそう。
年間の変動幅もオルカンが+18.8%、Slim S&P500が+20.4%と標準偏差1の上限を超えています。今年もサイコロの6を出しています。(とはいえ投信なので三連休明けの火曜日はちょっと下がりますが。。)
オルカンの上昇に合わせてバランスファンドも追従。しかし株式100%は強いですね。債券は金利変動もあり、もう少し時間がかかりそう。下落時の債券価格上げ+リバランスリターンでバランスファンドのリターンは輝くのかと。
毎日株価を見てるとしんどいので月ベースで確認しつつ、SNSがヤバいヤバいと言い出したら積立増額したろwwくらいがマジで良いです。笑
大半の人にとっては、資産形成して使うのはもっと先の老後であり、値動きはアトラクションとして楽しみつつ、数十年後に使う資産なんて気にせず普段の生活を楽しむのが良いですね。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
結局オルカンと現金だけで良いという結論【長期ウォッチ投信2025年10月度】
ファンド名 | 損益% | 評価額 | 対先月 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 84.85 | ¥18,485 | 5.49 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 168.63 | ¥26,865 | 14.35 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 226.5 | ¥32,650 | 19.16 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -11.76 | ¥8,825 | -0.40 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 86.77 | ¥18,678 | 4.89 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 73.25 | ¥17,325 | 4.56 |
合計 | ¥122,828 |
ちょ、オルカン強すぎへんか?
3地域均等型は米国株不足なのか…
とにかく株式が強すぎ、金利上昇で債券弱すぎでバランスファンドが弱々な一ヶ月でもありました。
国内債券の▲0.4%はマズい。。保有してると複利で年1.6%損するという地獄のような商品に。(先月まで1.5%でしたが0.1%進みました。。)
とはいえ、バランスファンド内にあれば4月のような急落時のリバランスに活躍してくれます。
しかし自分で保有するなら個人向け国債変動10年で1.0%を貰うのが最強でしょう。
まだ金利上昇局面もあるしバランスファンドでの自動リバランスアセットと考えておくと良いですかね。(マイナスになってる分、長期低迷したらジリジリずっとプラスというアセットでもあります。長い期間で見るのが大切。)
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Slim8資産バランスもそこそこ良いリターンになってきました。コロナショックではダメージ大きかったのですがリスク通り。今後の上昇次第ではリスクが大きい分、ニッセイ4資産均等型を追い抜きそう。
約7年ホールドしているだけでバランスファンドは73%弱、オルカンだと226%超のリターンです。(オルカン放置で3.2倍)
買ったタイミング良かったのもあるけど、オルカンと現金(もしくは個人向け国債)だけで十分に思いますね。
何だかんだでコレが一番強い。
その他思ったことなど。
アメリカの状況も分からないしインフレも不安。(日本も怪しいですがアメリカのインフレも粘着ですね。。)
株価も怖いけど為替も怖い。
為替にいたってはドル円が150円を突破して円安再燃で資産的には嬉しいものの、エネルギーや食糧など輸入に頼るものはコストプッシュインフレで庶民にダメージを与えます。資産は増えるけど、回り回って景気悪化や政府支出爆上げで増税につながりそう。
しかし、こういった爆上げ相場での恩恵があるので、引き続きNISAの積立を頑張ります。上がり過ぎのときも下がり過ぎのときも淡々と続けることが大切。
何だかんだでリスク取った分が20年、30年後のお金になっていると思ってます。
今月は大きく下がったけど2019年1月1日に買ったオールカントリーは約6年10ヶ月で利回り226%超えとなりました。
本来の株式リターンを考えると7回連続でサイコロ高めが継続。買ったタイミングもラッキーでした。
参考までにコロナショック時の下落状況も見ておきましょう。
参考までにコロナショック前の最高潮だった2020年2月23日。

【参考】コロナショック前
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |

6年前でさえ「もう株価は限界だ…」と暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。

【参考】暴落中の状況
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -1,385 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 226.5%
バイアンドホールド最強ぅ!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
2022年は足踏み期、それ以外はずっと暴騰していたのが2024年8月に調整。そして4月の下落とアホみたいな回復。(地味にバランスファンドたちの防御力も分かって良い感じ。)
ここからどうなるか分かりませんが、まぁ30年後とかはプラスになってるはず。
というか下落相場も含めての期待リターン。取れるリスクを保有して、他は遊んで人生楽しむのが気楽でおすすめです。
現金半分、株式半分くらいが下がったときも余裕あるし、メンタルにも優しいかな、と。管理人はリスク資産65%、無リスク資産35%くらいですが、無リスク資産の金額自体が大きくなったので今のところ余裕。
バランスファンドを見てると持ってるリスク通りの感じ。
すべてはアメリカ次第ですがオルカンはアメリカだけ下がって他の先進国売や新興国が上がった場合の保険としては優秀そうですよね。今年の株価だけ見てるとS&P500よりも日経平均のほうが上がってる感もあります。(とはいえ管理人は未来とか分からないのでオルカンをNISA積立して忘れておきます。)
ただ、永遠に上がり続ける相場は無いし、下がり続ける相場もないのは過去を見て知っての通り。株式の平均リターンは超長期で6.7%なので、良いときも悪いときも保有し続けることが重要。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫な人も多いのではないでしょうか。
いま思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。2025年4月の急落でもマイナスが出たものは売って配当益と相殺して損出ししました。(年明けに還付金が戻ってきます。)
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろ的な何かを信じて引き続きコツコツ投資をしていきます。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:226.5%(前々月207.3%)
- 楽天バランス均等型:73.2%(前々月68.6%)
と、かなり高リターンなんですよね。
お気楽運用の楽天バランス均等型も年6%以上で回ってます。(バランスファンドなのに10年で2倍近くになっちゃう。。)
そして今までの上昇が逆回転してサイコロの1が7回連続とかなったら楽天バランス均等型は光り輝きますw(来て欲しくないけど)
よくあるパターンとして、個別株は瞬間的に爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか長期では楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。

雑談ですがアクティブ運用してるとS&P500ベンチマークは嫌になるほど強いです。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
S&P500じゃなくてオルカンでも十分過ぎるリターン
青色:オールカントリー
ピンク:eMAXIS Slim米国株式
S&P500が5年来で199%、オルカン169%です。
これを見てS&P500を魅力と見るか、オルカンで十分やな、と見るか。個人的にはオルカンでアホほどリターンでてるので超長期での資産形成には十分としたほうが良さそう。(マジで2000~2010年はアメリカ株とかポンコツ扱いだったので。)
あと、今まで米国株優位が続いていたので、オルカンのほうに優位が続くんちゃうかな、とか。
管理人としては米国株が落ち目になったら逆張りで安いところを拾っていきたいからS&P500を積み立てしたい誘惑にかられていますがw
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要
オールカントリーを持っているだけで約6年10ヶ月で226%(約3.2倍)というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。(というか上がり過ぎで、その半分くらいは円安効果。)
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金(もしくは個人向け国債)だけで十分なんではないでしょうか。
おわりに|結局オルカンで良いよな、という結論に
管理人は新NISAの非課税枠をオルカンで埋めています。
ただ、実際に保有しているオルカンを確認してみると
何だかんだでオルカンでええな
を感じる毎月ですw
過去にコロナショックに被弾しましたが5年以上経てばそこそこリターンが期待できる、と分かりやすくなってきました。
あとはTPOIXが1/4も入ってるニッセイ4資産均等型ってどうなの?と思ってましたが抜群の安定性だなぁ、とか。
4月の急落からの回復が早過ぎてヤバいですが、来月以降も油断できない市況が続きます。
しかし暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいですね。
マイナスの月があるからリターンがあるし、長期目線で見て資産を保有する。管理人の保有ログが読者様の参考になれば幸いです。
なので、浮かれず怖がらず、コツコツと一緒に頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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