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【良画像続々】退職世代の家計の実際-統計で見る退職世代の貯蓄・消費

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いつも読んでいるニッセイ基礎研究所のレポートが良かったので記事にてシェアします。

退職世代の家計を見ておくことで、自分たちの参考にしつつ、足りないお金を積立投資で用意していく、というのが良いかな、と。

記事はこちら。

外部リンク退職世代の家計の実際-統計で見る退職世代の貯蓄・消費

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では、一緒に見ていきましょう。

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【良画像続々】退職世代の家計の実際-統計で見る退職世代の貯蓄・消費

まずは退職世代の資産から。

やはりいくら持っているのか、ここが気になりますww

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2019年から右肩上がり。

定期預金が減少傾向で、有価証券(たぶん株式)が上昇しています。2024年時点で65歳以上の2人以上世帯は2560万円を保有しているのが平均ということに。

65歳以上は住宅保有率が高く、住宅ローンを払い終わっている人もほとんどでしょうから、住宅価値込みの総資産は想像しているより高いのかも。。

実家太い組は相続とか考えると、今後20年くらいで一気に相続億り人が増える可能性もありそう。

画像を見てる限りは夫婦で年金も貰えるし、政府から定期的に支援があるし、優雅では無いけど、それなりの生活をしてそうですね。すくなくともワープアなんかよりは遥かに豊か。(もちろん現役時代に頑張った結果でもありますが。)

 

ただ、総務省の家計調査では二人以上・世帯主が65歳以上の世帯のうち、貯蓄額が2,500万円以上の世帯が35.2%と約3分の1を占める一方で、300万円未満の世帯も14.8%存在していることが示されています。

これは、高齢世帯の間でも経済的格差が広がっていることを意味しており、ゆとりある老後生活を実現している人がいる一方で、老後資金不足に悩む世帯も少なくないのが現実。

何とか慎ましい老後を暮らせるようコツコツ頑張りたい次第。

 

次に高齢者夫婦・無職世帯の収支を見ていきましょう。

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年金が月22.5万円は強すぎです。。

我が家だと賃貸生活しながら年金だけで生きていける。。というか、残業とかゼロになったら今の手取りが22~23万円くらいです。

年金、良いなぁ。。

あと、実収入のその他10%って何でしょうか。配当とかの金融所得かな?

パーキンソンの法則を超えて、入ってきた収入以上で生活してる感はありますね。足りない差額分として3.4万円かかっています。

支出は分かりにくいので一覧にしました。

項目 金額
食料 76,443
住居 16,417
光熱・水道 21,804
家具・家事用品 12,313
被服及び履物 5,643
保健医療 18,470
交通・通信 27,704
教育 0
教養娯楽 25,396
その他消費支出 52,330
└ うち交際費 23,856
非消費支出 30,356

非消費支出は税金ですね。社会保険は低くなるといっても最低限はかかりますし、住民税やら固定資産税がかかります。

それを差っ引いたうえで見ていくと、、

夫婦二人にしたら食費が少し高いくらいで、あとは普通の範囲内ですかね。通信費だけだとかかり過ぎだけど交通費も入ってるみたいですし。

あと年金2000万円でも話題になってましたが住居費が強い。月1.6万円で家の維持ができるのか、みたいな意見もありました。

管理人からすると持ち家羨ましいです。。

ずっと賃貸だとインフレ加味して月8万円くらいオンしておく必要がありそうですね。もしくは車買って僻地で激安の築古戸建てを買うか。。

ざっくり老後の生活は28万円くらい必要な様子。もちろん、これより安く生活している人も多いでしょうし、バチクソ贅沢できている家庭もあっての平均ですが。

ウチの場合、夫婦での年金が月18万円くらいとすれば、月10万円を資産収入で生活すれば何とかなりそう。こう考えたら何とかなりそうな気もしますね。

 

参考までに2005年の収入・支出。

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見比べると年金収入は増えているけど、不足分は同じような感じ。

食費・光熱費・保健医療がジリジリ比率が増えて、代わりに娯楽費が減っています。

 

退職金の使い道など。

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2000万円級、3000万円級の退職金だと使い勝手があると思いますが、現役世代だと転職があるから減りそうな気もします。

ガッツリ貰うならiDeCoを長期運用という感じになるのかも。なんだかアメリカみたいになっていきそうですね。

 

ちなみに近年では老後の収入源についての考え方が変化している様子。

金融経済教育推進機構の調査では、老後の生活費の主な収入源として考えられるものとして公的年金(67.5%)、就業による収入(48.0%)や、企業年金・個人年金・保険金(28.5%)といった回答が上位に。

年金だけでは生活が十分に成り立たないという考えから、就業による収入、利子や配当など投資による収入を期待する人が増加しているようです。

マジで現役75歳時代に突入しそう。。

あと、年金以上は自助努力としてiDeCo(厚生労働省)やNISA(金融庁)を使えという国からのメッセージを強く感じますね。

 

最後に老後の収入源として期待しているもの一覧を。

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2015年から見比べていくと年金の期待が徐々に減り始めて、就業収入がジリジリ上昇、利子・配当所得はNISAの影響もあって跳ね上がってます。

不動産収入は低下気味。

金融資産取り崩しは変化が少ないのも興味深いところ。介護、病気を考えると資産を取り崩すのが怖いとかでしょうか。

今の高齢者でこの状況なので、私たち世代が老後を迎えたときは、もっと大きく変わってそうですね。

年金、資産収入、労働収入の3つで老後初期を過ごすとかなりそう。。

 

管理人としては、このままコツコツ資産形成を続けていき、

  1. 65歳から年金受給開始
  2. 65歳から70歳までつみたてNISA取り崩し
  3. 70歳以降はNISA+個人向け国債取り崩し

という感じで老後を過ごせたらなぁ、と思っています。

問題点としては住居費ですかね。

ここらへんは資産を増えることを祈るか、労働期間を長く取るかしか無さそう。人口減で住宅価格安くなることは無くて、人手不足で維持費・物件価格上昇とかもあるかもですし。

とりあえず個人で出来ることはコツコツ頑張るくらいなので、出来る範囲をやっていきます。

 

あまり明るい話題にはなりませんでしたが、退職世代の家計の実際-統計で見る退職世代の貯蓄・消費というお話でした。

とはいえ、普通に節約すれば管理人は全然生活に困ることは無いと思います。老後までブログを書いていたら今月の生活費・金融資産消費率みたいなのを記事ネタにするので、良かったらお付き合いくださいw

 

なかなか楽にはなれませんが、自分ができる範囲で対処していくしかありませんね。

そういった意味ではコツコツ投資をしていくのは未来を作っていくこと、未来への仕送りと同じです。大変ですが一緒に頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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