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【認知症対策】楽天銀行なら自動スイープで証券から自動振替が可能

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Xのタイムラインを見ていたら興味深い話が。

仲良しのさきくさんのtweet。

インデックス民やが、認知症になった場合に現金以外の資産を持っていても換価できずに詰むのは真理。

家族信託組んでおくか、任意後見結んでおくとかが予防策。次点でオートマティックにフローを産む高配当株など。

典型は不動産。認知症になった途端に売却もできんし、アパート(フロー化)もできん

認知症になった場合、投信自動取り崩しをしていても証券口座からの出金が難しいというのが一番の問題。

本人意思がないと証券売買含め、ハードルが高いんですよね。

さきくさんがリプのなかで紹介していた記事など。

外部リンク認知症支援の成年後見制度がはらむ「巨大な経済リスク」とは

※リンクは新しいタブで開きます

証券口座に10億円のオルカン(無分配インデックスファンド)があったとしても貯金(銀行預金)が無ければ、老人ホームとかに入れる費用は家族負担になるというもの。

家族を後見人に推薦しても、弁護士・司法書士などの職業後見人が選任されることがあり、これがけっこう問題となっている様子。

 

さて、自分の場合はどうしたもんかなぁ。

楽天証券が自動取り崩しと合わせて、楽天銀行への自動出金をやってくれるようになったら全部解決なのになぁ、と思っていたら既にやっていたようです。

【大発見】
楽天の自動入出金(オートスイープ)って、証券会社から銀行へも自動で設定できるんですね

何故か勝手に銀行側への自動出金は出来ないと思い込んでました

老後は投信自動取り崩し&自動出金を設定しておけばワイがボケても妻が生活費に困ることは無さそう

 

というワケで、今日は便利な自動出金のお話。

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【認知症対策】楽天銀行なら自動スイープで証券から自動振替が可能

認知症になったら証券口座はけっこうヤバい

まずは自動スイープの前に認知症になったら証券口座がどうなるかというお話。

生成AIの文章ですが分かりやすいのでお借りします。

認知症と診断されると、原則としてご本人が証券口座から自由に資金を引き出すことが難しくなりますこれは、金融機関が認知症による判断能力の低下を理由に、口座を凍結する措置を取るためです。口座凍結は、本人の財産を保護するための措置であり、家族であっても勝手に引き出すことはできません。しかし、成年後見制度や家族信託などを利用することで、資金の引き出しや管理が可能になる場合があります。

認知症と診断された場合の証券口座からの出金に関する詳細:
  • 口座凍結:

    認知症と診断されると、金融機関は本人の判断能力の低下を理由に、証券口座を凍結する場合があります。これにより、株式や投資信託の売買、出金などが制限されます。

  • 凍結の理由:

    口座凍結は、本人の財産を保護し、詐欺や不適切な取引から守るための措置です。

  • 家族による引き出し:

    認知症患者の家族であっても、口座が凍結されている場合、原則として本人に代わって資金を引き出すことはできません。

  • 成年後見制度:

    成年後見制度を利用することで、家庭裁判所が選任した成年後見人が、本人の財産を管理し、必要に応じて資金を引き出すことができます。

  • 家族信託:

    家族信託は、本人が元気なうちに、信頼できる家族に財産を託し、管理・運用を任せる制度です。これにより、認知症発症後も柔軟な資産管理が可能になります。

  • 代理人制度:

    一部の金融機関では、代理人制度を設けており、事前に登録した代理人が、本人の代わりに資金を引き出すことができます。

  • 事前対策:
    認知症になる前に、家族信託や代理人制度などを利用して、将来の資産管理について準備しておくことが重要です。

 

家族信託というのがありますが、こちらを選んでも弁護士・司法書士などの職業後見人が選任されるケースも。(良い飯のタネですし。)

厄介なのが職業後見人が選任されたケース。さきくさんが紹介してくれていた記事の一部引用。

経済的に「とんでもなく不自由でかつ不経済な状態」に不可逆的に陥ることまで考えられる。財産の扱いが不自由になったり、サービスに見合わない多額の費用(年間24万〜96万円。後見人の報酬は家庭裁判所が決定する)が、本人が亡くなるまで掛かり続けたりするようなことが起こり得るのだ。

本人の資産保護を御旗に弁護士への報酬がランニングコストとしてかかるのに、資産は自由に引き出せず、家族の持ち出しが増えてしまうのは避けたいところ。

家族を楽にさせるために資産運用してきたのに、資産を一か所に集中していたが故に家族へ迷惑をかける可能性も。。

さきくさんの言ってた、資産はあるのに老人ホーム費用は家族が負担という話に繋がるのですね。

 

さて、上記を避けるのに使うと良いのが楽天銀行のオートスイープ(自動入出金)です。

外部リンク楽天銀行|自動入出金(スイープ)

 

年金受給後は認知症になる前に楽天銀行のオートスイープを設定しておきたい

楽天銀行のオートスイープ機能は画像を見るのが分かりやすいですね。

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株とかを買うときに足りない資金を自動入金ができるのは知っていましたが、証券口座に余った資金を自動出金ができるのは知らなかったです。

また、証券口座に○○円残すという設定も可能。

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上記の楽天証券に残す設定をゼロにしておけば、自動取り崩しで売却したお金は自動で楽天銀行に移動します。

現金化さえできれば、家族が引き出しをしやすくなりますね。銀行のパスワードを伝えておけば生活費を用意できます。

あと、毎月おまかせ振込予約を使えば配偶者、パートナーへの振り込みも可能。

外部リンク楽天銀行|毎月おまかせ振込予約

※リンクは新しいタブで開きます

我が家の場合だと妻が使う生活費は一定なので、こちらも設定しておくと良さそう。

 

さて、メインがSBI証券の場合はどうなるでしょう。

 

SBI証券の場合、住信SBIネット銀行ではダメ。SBI新生銀行のSBI新生コネクトを使う必要がある

SBI証券は住信SBIネット銀行と連携してるから大丈夫やん?と思うかもですが、ハイブリッド預金から銀行口座に振り替えしないといけないので、ここらへんは資産保護にされる可能性もありそう。

ハイブリッド預金の状態だとATMからキャッシュカードで出金ができません。

ただ、今後は出口戦略として自動取り崩し→銀行口座へ自動出金が必要になってくると思うので、そのうち対応してくれるとは思いますが。。

今のところはSBI新生銀行の口座を作って新生コネクトを利用すれば、楽天のオートスイープと同じことができるようです。

外部リンクSBI新生コネクト

※リンクは新しいタブで開きます

管理人はSBI新生銀行を使って無いのですが、メイン口座では無いので住信SBIネット銀行の対応待ちです。

とうか、SBIを冠する銀行が二つもあるの分かりにくいですよね。。

 

マネックス証券の場合は?

マネックス証券の場合は投信自動取り崩しがありません。

しかし認知症対策としてたくす株というシステムがあります。

ちょっと手数料がかかります。(あと、内容を読んでいるとNISAの自動取り崩しなどは書いていないのでまだまだ微妙かも。)

外部リンクたくす株

外部リンク認知症による口座凍結の対処法と事前対策

※リンクは新しいタブで開きます

ただ、上記2つは認知症対策としての勉強になるので、お時間あれば是非。

 

おわりに|認知症になる前に自動取り崩し→銀行自動出金でしっかり準備をしておきたい

突発的な事故や若年性認知症になった場合は厳しいですが、普通に老後まで生きて年金を貰う予定の人は多いでしょう。

できるなら年金受給のタイミングあたりで家族に迷惑をかけない設定にしておきたいですね。

 

というワケで今日は【認知症対策】楽天銀行なら自動スイープで証券から自動振替が可能というお話でした。

老後に困らないよう日々コツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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