Twitter(X)を見てると最近仲良くしてくれているここ屋さんが興味深いtweetをしていたので、ワンチャン無職になったらそこそこ非課税で利確できるのでは?と思いました。
せっかくなのでシェアしつつ、ウェブログとして記事に。
結論から書くと
- 特例で完全無収入の場合、特例で2年間だけ基礎控除95万円
- しかし無職だと住民税基礎控除43万円を超えると国保に捕捉されるので別の問題で支出が増える
- 結局は基礎控除を利用して還付金を得るには43万円までの部分が良さそう
という感じです。
とはいえ、学んだ部分もあるし、もしかすると読者様がリタイアされた際に役立つかも知れませんよね。(税金関係なので自己責任かつ最終はご自身で市役所、税務署にお確かめください。)
もし良かったらお付き合いください。
【基礎控除利用】ひょっとして無職になると95万円までは非課税なの?→国保に捕捉されるから厳しい
まずはここ屋さんのtweetから。
こどもの証券口座でも高配当株持たせて
一般口座で運用すれば基礎控除の額までは非課税で受け取れるってことでいい❓こども3人いたら144万円までは非課税とか最強じゃない⁉️
— ここ屋@米国株投資家2億FIRE (@RamTky) August 9, 2025
けっこうバズってますね。
リプ欄も勉強になるので是非どうぞ。
ポイントは収入のない子供なら基礎控除48万円までなら株売却や配当の利益は相殺され、支払った税金は還付されので実質非課税になります。
子供が3人いると144万円の非課税。
今年(2025年)からは基礎控除58万円になっているので174万円ですね。子供1人でも58万円まで非課税×18年=1044万円の非課税枠。数字にするとヤバいw
これは実際に管理人も子供の未成年口座(特定口座)で体験済みです。
譲渡益は410,080円=税金83,306円に対して還付されたのが下記画像。

所得税の還付 62,803円

住民税の還付 20,503円
詳しくはこちらの記事にて。
関連記事実質非課税?子供の特定口座を還付金狙いで確定申告をしました【疑似ジュニアNISA】
ちなみにですが、ここ屋さんは一般口座だと自分で確定申告なので、配当も同様かと思っていたようですが、配当は受け取る時点で分離課税で徴収されています。
どうせ税金を取られているなら特定口座を選んでおくほうが良いですね。子供さんは将来証券口座を使うでしょうし。
そういえば基礎控除が今年から58万円に上がったんよなぁ、と国税庁のページを見てたら下記のようなことが書かれていました。
出典:国税庁
合計所得⾦額132万円以下は基礎控除が95万円(改正前:48万円)
となると無職になれば基礎控除95万円までが実質非課税。
2倍くらいになってる銘柄を売れば190万円分を売って、利益の95万円は完全非課税。これは生活費としてはめちゃ大きいのでは?と思ってtweetしたのがこちら。
これってワイが無職になった場合、基礎控除95万円までの利確は非課税で良いってこと?
2倍になってる投信だと190万円くらい非課税で取り崩せると生活が楽になりそう
厳密には住民税の基礎控除は43万円までだけど住民税は5%なので95万円-43万円=42万円×5%→2万1千円の支払いで良いのかな、とか https://t.co/sJkTtOSYNf pic.twitter.com/fhhmCvY0pi
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) August 9, 2025
※95万円ー43万円は52万円でした。算数できなくてスミマセン。。
所得税は基礎控除で取り戻せるとして、住民税の基礎控除は43万円です。しかし株式は分離課税で所得税15%、住民税5%なので、税金負担が劇的に軽くなるやん、と思ったんですよね。
しかし甘くありませんでした。
この国の弱者からも税金を獲るという気概は異常。
リプでは基礎控除95万円は2年間の特例というのを教えて貰いました。
はい、私の妄想タイム終了。
次にパールさんのリプで国保という悪魔の存在を思い出します。
無職の最大の敵は国民健康保険料
これの基礎控除がいくらになるかで戦略は大きく変わると思います— クロスパール@セミリタイア2017年 (@crosspearl01) August 9, 2025
無職の最大の敵は国民健康保険料
これの基礎控除がいくらになるかで戦略は大きく変わると思います— クロスパール@セミリタイア2017年 (@crosspearl01)
ぐぬぬ、、、国保許すまじ。。
失業した人は経験あると思うんですが、国保ってめちゃくちゃ高いんですよね。しかも前年の収入に対して徴収していくので無職の人にとってダメージ超デカいですし。
妻と子供がいると人数分になるから家族持ちは余計に。。改めて社保は偉大。
管理人の場合だと無職になって2年くらいは任意継続を使えば上限が決まってる&家族分も保険証が出るから何とかなりますが、それでも会社負担が無くなり実質2倍なので支払いはキツイです。
FIREする人が翌年の税金のことを書いてるのが良く分かる。
tweetしたりしながら当日学んだことなど。
- 基礎控除95万円は2年間限りの特例
- 利確しすぎると国保に捕捉される
- 国保に補足されないためには住民税基礎控除43万円以内が無難
- 2倍になってるとして86万円だと生活費には厳しい
- 対策としては利確86万円+個人向け国債取り崩し
勉強しないといけないことは、国保を払う覚悟をした場合、実際に95万円まで利確して確定申告したらどれくらい金額が必要か、とかですかね。
意外と収入95万円とかなら国保も安そうですけど。(シミュレーターでざっくり見たら年6万円くらいの様子。)
実際に失業したとき、もしくは失業前にはしっかり計算してみようと思います。まぁ、失業しないのが一番なんですけど。
というワケで今日はひょっとして無職になると95万円までは非課税なの?というお話でした。
税金、国保、無職でも何だかんだでけっこう取られます。
各家庭で環境は違うと思うので、支払える金額と資産のバランスを見ながら計画を練っていきたいですね。
もっと良い情報をシェアできるよう引き続き勉強を頑張っていこうと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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良く読まれてる記事なんですが、基礎控除を上手く使っていきたいですね。
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