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【読者質問】株高でリスク資産が増えたときのリバランスについて

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2025年4月に急落があったもののS&P500はドルベースでは最高値を突破しました。

株高、円安が続くとカウチポテトの維持が難しくなってきますね。読者様より質問をいただいたので記事にて回答します。

老後になったら防御的なポートフォリオになる人もいるかもなので、もし良かったらお付き合いください。

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【読者質問】株高でリスク資産が増えたときのリバランスについて

読者様からの質問

まずは頂いたご質問から。

メッセージ本文:

はじめまして。

ななしさんのブログを毎日読ませていただいています。

ななしさんのブログを参考に、カウチポテトポートフォリオで運用しております。

現在リスク資産の比率が60%近くになっており、リバランスをしたいと考えておりますが、余剰資金がないため、リスク資産を売却して無リスク資産を購入するしかありません。

保有するリスク資産の9割が非課税口座(新NISA、旧つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo)で、オルカンなどの全世界株式のインデックスファンドを保有しております。

1割は特定口座で個別株を保有しておりますが、初めて購入した株式で、子に相続したいと考えているため売却する予定はありません。

この場合、含み益が少ないものから売却すべきなのか、idecoを定期預金にスイッチングするのがいいのかなど、どれから売却したらいいかわからず、質問させていただきました。

よろしければ、リバランスについてななしさんのお考えを教えていただければと思います。

 

日々のご贔屓ありがとうございます!

オルカンを中心に現金でリスクを減らすポートフォリオを構築していると、資産が増えるにつれてリスク資産、無リスク資産とのバランスが難しくなりますね。

管理人もよく何を売るかで悩んでいた時期がありました。

私ならこうする、という回答で大丈夫ということなので、次のパートで書いていきます。

 

理想はノーセルリバランスなのでiDeCoのスイッチングを利用したい

読者様からの状況を整理すると

  • 現在、リスク資産比率が60%
  • リスク資産の9割が非課税口座(新NISA、旧つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo)
  • 特定口座は相続用なので売却予定なし
  • 含み益の少ないものから売るかスイッチングが良いか悩んでいる

という感じですよね。

リバランスの際、理想的なのはノーセルリバランスと言われています。何も売らず、購入だけでポートフォリオのバランスを取ってことですね。

そりゃ何も売らなかったら税金は取られないから理想ではあるんですが、冒頭でも書いたように資産が増えてくると毎月の貯金からだと厳しい時期がやってきます。

上記だと管理人ならiDeCoをスイッチングして定期預金にしてリスクコントロールします。売却に伴う税金もかかりませんし、まだまだ株価が伸びた場合、iDeCoの出口課税を抑える効果もありそう。

次に売る順番としては利益の低いものからですかね。

非課税口座は特定口座のように損益通算ができないので。ここらへんは今後の入金額とNISAの枠次第ではありますが。。

ジュニアNISAは子供さんへの資産でしょうから、次に売るとしたらつみたてNISAでしょうか。

つみたてNISAは時期的にリターンがしっかり出ているので、こちらを売りながら無リスク資産比率をコントロールしていくと良いかな、と。

 

リバランスの頻度についてお悩みの方もいるかも知れないのでご紹介を。

 

リバランスの頻度はどうしたら良い?

個人的にはリバランスの頻度は年1回で良いと思っています。

月1回、半年に1回など細かくしても大してリターン改善が変わらないというのが大きいです。

また、ポートフォリオのズレが5%程度の動きでリバランスをしても大きな効果がないことが言われています。(昔のウォール街のランダムウォーカーには分かりやすい一覧があったのですが、最近のインデックス投資本ではほとんど書かれていない様子。手元のKindle本では確認できませんでした。)

東証マネ部さんの検証があるので画像をお借りました。

下記は伝統的な4資産(国内株式、外国株式、国内債券、外国債券)を購入し、バイアンドホールドとリバランスをしたケースです。

<リバランス効果の検証(当初一括投資)2004年11月30日〜2024年6月30日>

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出典:【検証】資産運用で定期的な「リバランス」は意味ある?

リバランスなしが一番リターンが良いのはコロナショック以降の暴騰が大きいですね。

それ以外の時期は何だかんだでリバランスが効いています。ただ、年1回、半年に1回での差はほとんどなく、手間を考えると年1回で良いのかな、と。

 

リーマンショックからコロナショック以前の期間で区切ったデータもあります。

<リバランス効果の検証(当初一括投資)2008年〜2020年>

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今後も株式リターンが通常通りとすればリバランスの効果はありそうですね。

リバランスをしたほうがリターンが良いのは、高くなった株式を売却し、安くなったときに買うからなのが大きいです。これは個人的な実体験でも分かります。

ただ、言うは易く行うは難しなので、年一回、管理人なら年末という感じで機械的にリバランスをしていました。

肝は大きく乖離したときに高値のものを売って下落に備える行為(もしくは大暴落した株式を安値で買う行為)なので、そんなに焦らずゆっくり待つ、という感じでしょうか。釣りみたいですね。

管理人は無リスク資産2000万円以上はリスクを取ると決めましたが、昨年末にリバランスをしていたら2025年4月の急落でドヤァ出来たかも。。

 

というワケで、今日は株高でリスク資産が増えたときのリバランスについてというお話でした。

3ヶ月分の生活費を残して、あとは全て株式とかが理論上最適なのかも知れませんが、各人にはそれぞれの生活や家庭があります。

ななし家だと妻が専業主婦で子供もいるし、人的資本激弱なのでそんなにリスクを取れないという現実もありました。

しかし、コツコツと入金を重ねて半分くらいをリスク資産で持っている状況でもそこそこの資産ができました。なので、慌てずコツコツですね。

大変な時期もあるかもですが、時間は大抵のことを解決してくれます。ともに頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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VYM5000万円、BND5000万円くらいでリバランスしつつ配当でのんびり暮らしたい、、という読者様からの応援ポチをお待ちしております。完全に管理人の妄想ですw

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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