ちゅり男先生が興味深いtweetをしていました。
無リスク資産は%で固定するか、金額で固定するか。
個人的にはけっこう悩んだ部分があったので記事にしたいな、と。
tweetはこちら。
株式比率の目安は「100 – 年齢」%と言われます。
ところが、資産が増えてくると預貯金を何千万円も持つのはどうみてももったいない。「預貯金は〇〇円」と金額で決め、残りは投資に回した方が効率が良い気がします。
— ちゅり男|医師×投資ブロガー (@churio777) June 26, 2025
株式比率の目安は「100 – 年齢」%と言われます。
ところが、資産が増えてくると預貯金を何千万円も持つのはどうみてももったいない。「預貯金は〇〇円」と金額で決め、残りは投資に回した方が効率が良い気がします。
管理人は無リスク資産が2000万円を超えたあたりで、これ以上はさすがに無リスク資産増やさなくて良いやろ、と思いました。
それまで以前の考えなども含めながら書いていくのでもし良かったらお付き合いください。
【悩み】無リスク資産は%で固定するか、金額で固定するか
先に書いておくと投資に正解は無いので個々人のリスク許容度に寄りますし、それよりも良い市況に乗れたかどうかの運任せな部分がめちゃくちゃ大きいです。
ここ10年であれば全部リスク資産で米国株を買ってた人が資産を築きました。
とはいえ、結果論的な部分が大きいですね。
管理人はチキンですし、今は100万円貯めるのに2年半くらいかかるので虎の子の現金を気軽にリスクに晒せるかというと難しかったですし。
資産形成は通常20年、30年かけて作っていくもの。
なので、SNSなどで他人を見て羨ましがるより、3年前くらいの自分と比べておくのが丁度良いはず。(私は雑魚過ぎて勝てるのが過去の自分しかいない説あり…)
さて、個人的な結論を言ってしまうと資産3000万円くらいまではカウチポテトポートフォリオで良いんじゃないかと思います。
理由は管理人がここまではリスク資産半分でも十分資産形成できたから。
リスクは減るんですがリターンはそこまで減らない、というのがポイント。
やり方はこんな感じ。
- 上昇相場:利確もしくは貯金で現金を増やす
- 下落相場:安くなった株式を多めに買っていく
- 暴落:大幅に安くなった株式を現金で買い増す
(それでもリスク資産50%だし無リスク資産が50%もある) - 暴騰:貯金が追い付かないので泣く泣く利確して税金払う
(そのうち暴落来るので現金化して待つ。それでもリスク資産50%あるので資産は増える)
ただ、しっかりリバランスをするメンタルは必要かも。
とくに暴騰のときに売るのが難しいとはTwitter(X)でも頂いてましたね。
関連記事【5200万円】株式半分、現金半分のポートフォリオでも十分に資産形成できる【カウチポテト】
ただ、無リスク資産が2000万円を超えて、インフレがやってきたので、さすがに寝かしていると暴落対策費とはいえ、インフレ負けも気になります。
ホントはゴールドとか債券も混ぜてポートフォリオを組むのが良いんでしょうけど、雑な管理人は無リスク資産2000万円以上はリスク資産で良いな、となりました。
リーマンショック級の暴落がきたとしても
- 株価半額で1000万円をSlim S&P500に突っ込む
- 残り1000万円は5年に分割して積立投資
- 弾切れしたときも株価低迷していたら質素に暮らす
- 代わりに暴騰期は贅沢に暮らす
みたいな考えをしています。
生活レベルはそんな上がっていないので、暴落時に突っ込める資産が2000万円あれば十分やろ、という意識もあります。
50%上がれば1000万円のリターンですから個人としては十分過ぎる。
ここらへんは個人の収入やら生活レベルで大きく変わるかもですが、暴落時に1000万円稼げるチャンスのある実弾と考えれば納得できる人は多そう。(違ってたらゴメンナサイ。。)
管理人の考えだけじゃなく賢人の考えなども。
ののはな先生が非常に分かりやすいtweet&ツリーを書かれていたのでご紹介させてください。
私も同感です。解約可能な有利な利率の定期預金を確保しながら、投資を組み込むしかないなと思っています。 https://t.co/Led50YmcW4
— ののはな、春を待つ。。 (@sumile_nonisaku) June 27, 2025
ツリー形式になっているので引用にて。
私も同感です。解約可能な有利な利率の定期預金を確保しながら、投資を組み込むしかないなと思っています。
さらに、リスクを下げようと債券クラスを増やそうと試みているけれど、生債券での解約での不利さや外債でのスプレッド、最低購入単位、債券型投信でも今のような金利が動くタイミングでは価格変動の大きさと金利の先読みは株式投資とは別の知識が必要で、資産形成期での積立投資とは全く別物。
ただ、誤解してほしくないのは、資産形成期の人にとっては、預貯金などの流動性資産、債券クラスの積み増しはとても重要です。
近年の株式クラスの成績が良すぎたせいで、リスクの感覚が麻痺している可能性は肝に銘じて欲しいのと、金利のある世界になったからには、普通の人にとっては資産を増やすこと以上に必要な資金を有利な条件で手当てできるように対面金融機関との継続的で安定的な取引を続けることが大切なんです。
株式投資の前提としての積立定期なんですよね。
もう、書かれてる通りなんですが、管理人も何度も債券投資をしようとして失敗しています。(あとは外貨クラスとしてFXで代用とか)
あとは直近10年以上株式の好調が続きました。
しかし金利のある世界が戻ってきたので、住宅ローンとか考えると銀行との関係を強めるのは大切ですね。私はもう遅いですが若い人ほど重要かと思います。
株式投資の前提としての積立定期
これは私なんかじゃ言えない言葉だし、ののはな先生さすがです。
いろんな考えがあると思いますが、株式投資だけで生きてるワケじゃないですし、バランス良く生きていきたいですね。
管理人は資産形成期は心折れずにお気楽投資のためにカウチポテト。ある程度育って無リスク資産だけで大暴落のときに勝負できるようになれば金額固定。
今はこんな考えです。
というワケで今日は無リスク資産は%で固定するか、金額で固定するかというお話でした。
できれば生きてるうちに大勝負する機会がないまま終わって欲しいですが、そんな甘い人生は無さそうです。
いつか来る暴落でも生き残れるよう共に頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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