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【神画像】株式の超長期500年チャートが凄い

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ツイ廃しているとみらいさんが超ド級の画像を紹介していました。

なんと500年の株式超長期チャート。せっかくですので記事にてシェアします。

tweetはこちら。

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※スマホだと見にくいですがご容赦ください。ダウンロードして画像拡大とかすると面白いです。

株式の超長期チャートはシーゲル教授のが有名なんですが、これは凄いですね。

500年前といえば日本では室町時代。現在のような金融商品は無いにしても、ちゃんと経済活動は行われており、資本を持つ人が富を得ていたと考えると価値ある画像ですね。

本家神画像との違いなども含めて画像の見方やチェックしておくべきポイントなども紹介してきます。

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【神画像】株式の超長期500年チャートが凄い

まずは500年チャートをゆっくり見てみましょう。

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株価はバブルと崩壊を繰り返しつつ着実に右肩上がりを続けてきました。

これを見ていると暴落とか気にせず買って放置しておけば良いというのが分かりやすいですね。

個人的に目を引いたのが南海バブルですw

歴史上でも観測できるのと一瞬で吹き上がって一気に終わっている点。

南海バブル(サウス・シー・バブル)とは

1720年にイギリスで起きた、南海会社(South Sea Company)の株式をめぐる投機的な価格高騰と、その後の暴落による経済混乱を指します。南海会社は、スペイン領中南米との貿易や国債の引き受けを目的として設立されましたが、その株式に対する投機的な取引が過熱し、株価が急騰しました。しかし、その後、株価が暴落し、多くの投資家が財産を失うことになりました。

 

500年という長い歴史のなかでも停滞期はあります。

とくに

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1650年から1800年くらいまでは株価が停滞しています。

一瞬だけ南海バブルで噴いていますが、この時に高値掴みした人は100年後を待たないと高値更新しません。。

そういえば南海バブルといえばニュートンが有名ですね。

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ニュートンが南海バブルで突っ込んだタイミング

 

あとは1929年の世界恐慌もヤバいし、近年だと1999年からのITバブル崩壊とリーマンショックがヤバいですね。

リーマンショックの部分を見てると、チャート的に全株式を調べたものでは無さそうな感じがしました。

というワケで、出典を調べてみました。

外部リンクA history of share prices

※リンクは新しいタブで開きます

このチャートは、2016年11月6日付のMarketWatchの記事で紹介されました(こちら)。以下はジャーナリストのスー・チャン氏とのQ&Aからの抜粋です。

Q. このチャートのコンテキストは何ですか?どの株価指数を示していますか?

A. 掲載されている指数は、複数のサブ指数と個別株価を用いて私が構築したものです。要約すると、1509年から1601年までのジェノバ(聖ジョージ銀行)、1602年から1692年までのオランダ(オランダ東インド会社)、1693年から1788年までのイギリス(東インド会社、イングランド銀行、南海会社)、そして1789年以降のアメリカ合衆国(金融、運輸、工業企業の様々な指数)をカバーしています。この指数は、1923年に初期の形で登場したS&P 500の拡張版として構築されています。付随する金融危機のリストは、上場株価データよりもやや遡り、北イタリアの銀行、特にフィレンツェのメディチ銀行の歴史も含まれています。フィレンツェ、ジェノバ、オランダ、イギリス、そしてアメリカ合衆国という順序は、例えば歴史家ジョヴァンニ・アリギの著書『長い20世紀』で概説されているように、この時代における金融イノベーションと経済的覇権の位置づけの変遷を概観的に表しています。この金融危機のリストは、チャールズ・P・キンドルバーガーの研究『狂乱、恐慌、そして崩壊』に一部着想を得ています。

この感じだと古い時代は金融株メインな感じ。

あと、配当再投資とインフレ調整はしてないな、と思ったら記事にも明記されていました。

Q. 上昇傾向にあることから、株式投資は長期的には利益をもたらすとお考えですか?

A. このチャートから統計的または経済的な結論を導き出すつもりはありません。これは金融史の例示のみを目的としています。技術的な観点から注意すべき点を3つ挙げます。第一に、この指数には配当金が含まれていないため、株式保有によるトータルリターンを示すものではありません。第二に、インフレ調整が行われていないため、商品価格に対する株式の実質的な価値を示すものではありません。第三に、他の長期指数と同様に、この指数には生存者バイアス、つまり、指数に含まれる破綻企業が成功企業に置き換わるにつれて、上方バイアスが働くという点です。

 

配当再投資を超長期チャートで行うと凄い伸び方をするし、インフレ調整後のリターンにすると驚くほど凡庸な結果になってしまうことが多いです。

コンピューターが発展していない時代に過去200年間の株式データを調べて分かりやすい一枚の画像にしたことがシーゲル教授の功績かも知れません。

いつもの神画像など。

【神】シーゲル神画像

配当再投資をしていくと米国株だと世界恐慌(ニューヨーク大恐慌)は何とか乗り切れそうな感じがします。

しかし1970年代の株式の死と2000年代のITバブル崩壊&リーマンショックは心を折られる人が多そう。。

とはいえ、インフレ調整後で6.7%のラインに乗るようにして株式は成長をしてきました。今後もこの傾向は続くでしょう。

そんな考えもあって管理人はリスク資産を株式に投資しています。ただ、超長期で低迷する可能性もあるので、無リスク資産も確保しつつという感じ。

 

この画像について殿が見ておくべきポイントをtweetしていたので、こちらもご紹介を。

1650年から1750年ほぼ横ばいで株式なんてやってるやつバカだろと言われてそうよな。当時上場株という概念があったかどうか知らんけど

最近のこの1970年以降つまり金本位制脱却後の出鱈目な伸びよ。因数分解すると8割型通貨の暴落なんじゃなかろうか

もう一度500年画像を見てみます。

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1970年以降の伸びが異常ですよね。

金本位制度脱却後の株価を見ると、株式だけ持っておけばOKというのではなく、インフレによって通貨の価値が下がった点も見ておく必要がありそう。

またまたシーゲル教授の神画像を。

シーゲル神画像

紙幣の暴落と株式のインフレ耐性が良く分かります。さすが神画像。

それにしてもツイ廃していると色々勉強になる画像が流れてきますね。これだからネットはやめられないぜ。()

 

というワケで、今日は【神画像】株式の超長期500年チャートが凄いというお話でした。

ピケティ先生がr>gという不等式で証明していたように、やはり庶民がリスク資産を持つことは資産形成の上でも大切ですね。(ちなみにピケティ先生が調べた期間は2000年ですw)

今は高度に発達した金融商品もありますし、ともに株式投資をコツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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21世紀の資本は分厚過ぎて脱落しましたが、こちらは図解も多く面白かったですね。

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資本を持つ者と持たない者では4%近く差がありました。産業革命によって差は縮まったのですが、今後はまた格差が戻っていくことが想定されています。

興味ある人は本などをぞうど。

 

 

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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