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オルカンはリスクが低い→そんなワケないw

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NISAで人気のせいか「オルカンはリスクが低い」という説が出ているようです。

ネットで見つけた記事を紹介しつつ、管理人の考えなども書いていきたいな、と。

ちなみに株式なのでリスクは普通に高いですw

記事はこちら。

外部リンク広がった「オルカンはリスクが低い説」はどれだけ正しいか 「私オルカン派なので・・・」に潜む投資信託選びの大誤解

※リンクは新しいタブで開きます

では一緒に見ていきましょう。

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オルカンはリスクが低い→そんなワケないw

オルカンのリスクが低いというのはS&P500に比べての話のようです。

ちょうど2018年につみたてNISAが登場し、eMAXIS Slim米国株式、eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーが登場して人気を博したことが背景にあります。

多くの論調がS&P500のほうが成長性が高く、オルカンの方ほうが安全性が高いというもの。

もう読者の皆様はお判りでしょうけど、どっちも株式でどっちも危険性が高いです。

超分かりやすいナザールさんのtweet。

ちょっと古くてコロナショック当時のものです。

【世界分散は暴落のリスクヘッジにはならない】
株式はどんなに世界分散しても暴落時の下落率はあまり変わりません

全世界株式は世界約8000社に分散できますが、リーマンショック時の下落率は米国株とほぼ同じでした

今回の暴落でも同様です

分散するなら現金・債券・金など株式以外でやりましょう

答えも書かれていますが、株式をどんなに分散しても暴落時の最大下落率はあまり差がありません。

分散をするなら別のアセットが必要ですね。管理人の場合は現金でしたし、今だと個人向け国債です。

画像など。

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多少差はあれど落ち方としては同じようなもの。

とくにS&P500と全世界株式(たぶんAWCI)だとほぼ同じ。

インデックス投資といえどシステマティックリスク(金融危機やパンデミック等、株式市場全体に与えるリスク)は取り除けません。

いつでも半額になるリスクを背負っているのがインデックス投資とも言えます。

値動きをマイルドにしたいなら、4資産均等型のようなバランスファンドの出番ですね。

 

参考までに記事ではS&P500とオルカンのリスク・リターンをこんな感じで書いていました。

画像はこちら。

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ちょっと期間が短すぎるので10年とか20年を出して欲しいところ。

myINDEXの30年データだと

S&P500(円建て・配当込み)
リターン12.2% リスク18.4%

ACWI→いわゆるオルカン(円建て・配当込み)
リターン10.1% リスク18.0%

うーん、どちらもここ10年のリターンが高過ぎて参考にならないw

しかしリスクは似たような数字が出ますね。

 

また、記事ではリスクについてこのように書かれていました。

そのため、オルカンのリスクが20%程度であること、7割の確率で期待リターンの±20%、95%の確率で期待リターンの±40%であることを説明します。

標準偏差ですね。

個人的にはここに画像を付ければと思ったのでいくつか付けておきます。

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GPIFの分かりやすい標準偏差と株式の動きの説明

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標準偏差の正規分布表

大体はこの考え方に乗っ取って、68.3%の確率でリスク1倍、95.5%の確率でリスクの2倍程度に収まる、というワケですね。

リスクは変動幅なので、オルカンやS&P500だと▲18%~プラス18%なので、けっこう高い確率でマイナス方向にも動きます。ただ、期待リターン分、プラス側に動くので勝率としてはプラスで終わるという感じ。株式インデックスで考えると上の画像が分かりやすいですね。

 

ただ、長期で見るとS&P500とオルカンだとリターンにブレは出てくるので、ここらへんは好みの問題もありそう。

米国株は10~20年の豊穣の時代と暗黒の時代を繰り返すので、次の暗黒期でどうなるかですかね。米国以外の先進国、新興国が伸びるターン(米国株から資金が抜けるターン)が来たときに対応できるオルカンは誰にとってもおすすめの商品だと思います。

どの銘柄が当たるか分からないからインデックス投資だとすると、どの国が伸びるか分からないからオルカンというのは、まさに最終形態。

昔はこんな商品に投資はアメリカでも出来なかったんですが、今は信託報酬0.05%で100円から買えるようになったので良い時代になりました。

 

さて、本題に戻って終わりにします。

  • オルカンはS&P500に比べると銘柄数や投資国で分散がされています
  • しかし金融危機などでは同じように暴落する
  • ざっくり40~50%くらい下落するアセットなのはどちらも同じ

下落リスクに備えるなら4資産均等型みたいに債券など別のアセットを組み入れたいですね。個人的には個人向け国債でバランスを取るのが良いと思っており、いまも一定量を無リスク資産として保有しています。

オルカンが優秀な商品であることは間違いありませんが、株式なのでリスクは大きいものとして考える必要がありますね。あとは個人のリスク許容度次第。

個人的にはリスク資産半分、無リスク資産半分という比率で3000万円まで増やしてきたので、メンタルにも良いし、カウチポテトポートフォリオをおすすめしていますw

元記事も面白かったので、良かったら応援ポチのあとに是非読んでみてください。

 

というワケで今日はオルカンはリスクが低い→そんなワケないwというお話でした。

長期投資はいつか暴落に被弾します。しかし長期では回復して過去最高値を更新し続けていますね。そして今後も同じように成長してくれるでしょう。

大変な時期もありそうですが、ともに頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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何だかんだで資産が増えた老後に50%の暴落とか怖いよなぁ、という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人は老後の低迷期は個人向け国債を取り崩して乗り切ろうと思っています。

 

元記事です。

広がった「オルカンはリスクが低い説」はどれだけ正しいか 「私オルカン派なので・・・」に潜む投資信託選びの大誤解

 

 

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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