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積立投資で「これだけはやってはいけない」、知っていてほしい教訓

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トウシルで積立投資で「これだけはやってはいけない」という記事がありました。

管理人もNISAで積立投資を続けているので復習をしつつ記事にてシェアします。

記事はこちら。

外部リンク積み立て投資で「これだけはやってはいけない」、知っていてほしい教訓

※リンクは新しいタブで開きます

では一緒に見ていきましょう。

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積み立て投資の成果が大きくなるのは、どれ?

まずは良くある質問。

以下の投信A・投信Bに、毎月1万円ずつ、3年間投資しました。3年後の資産価値は、どちらが大きいでしょう?

どちらも、ノーロード投信(売買手数料がゼロの投信)として考えてください。

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ぱっと見、同じやろ、と思うんですが、微妙に投信Bのほうが有利です。

細かな積立データが出てないから分からないけど記事より回答だけ。

投信Aに毎年1万円ずつ投資した場合、3年間での投資額は合計36万円となります。3年後の評価額も36万円です。基準価額がずっと1万円のままで動きませんので、損も得もしません。

一方、投信Bに毎年1万円ずつ投資した場合、3年間での投資額合計が36万円なのは同じですが、3年後の評価額は36万4,395円となります。ドルコスト平均法の効果で、4,395円の評価益が得られます。

これは安いときに多く口数が買えることを考えると分かりやすいですかね。

勝手な推測とAIで書くとこんな感じ。

  • 代表的に「高いとき(11,500円)」や「安いとき(8,500円)」で口数の差が生まれる。

  • 全36回を足すと、36.4395口(概算) になります。

  • 投信A

    • 累積口数=36口

    • 3年後の基準価額=10,000円

    • 評価額=36口 × 10,000円 = 360,000円

  • 投信B

    • 累積口数≒36.4395口

    • 3年後の基準価額=10,000円

    • 評価額=36.4395口 × 10,000円 = 364,395円

したがって、

投信Bのほうが 364,395円 - 360,000円 = “4,395円” だけ評価益が上乗せされる

という結果になります。

 

次の問題。

以下の投信C、投信D、投信Eに、毎月1万円ずつ、3年間投資しました。3年後の資産価値は、どれが一番大きく、どれが一番小さいでしょう。どれもノーロード投信として考えてください。

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感覚的に見ると投信Eですかね。

安いときにしっかり買って右肩上がり。理想的過ぎる。代わりに投信Cは高値掴みをして最後は下がる感じ。

記事からの回答はこちら。

3年後の評価額は、以下となります。

投信C:37万1,513円

投信D:39万3,894円

投信E:41万9,826円

個人的には1番目のほうが難しい気がしましたw

 

2枚の画像から理解しておく点は2つ

  1. 値動きがあることでリターンを得られる
  2. 積立初期に値下がりがあるほうが恩恵がある

右肩上がりかつ最後に垂れてくるような市況より、積立当初にマイナスを抱えながら景気回復するようなターンのほうが投資リターンは期待できるというワケですね。

なので、今はずっと高値更新の株式ですが、今後景気が悪化して苦しい時期が続いたとしても、NISAを30年規模とかで保有・積立する人にとっては多少の含み損があるくらいが美味しいと思えたら長期投資家合格という感じでしょうか。

 

積み立て投資「これだけはやってはいけない」

記事を読もうとなったタイトルの部分。

ちょっと長いですが引用にて

これから資産形成を考えている投資家は、月々1万円とか2万円とか、金額を決めて積み立てていくのが良いと思います。

積み立て投資は、日経平均株価に連動するインデックスファンドやETF(上場投資信託)のように、値動きの荒いアセットへ時間分散しながら投資していくのに、優れた投資方法です。短期的な相場動向を気にせず、淡々と積み立てを続けていくことが、長期的な資産形成に寄与します。

とはいえ、今年は、日経平均が急落・急騰を繰り返し、「積み立て投資をしていて不安」という声を聞きます。ごく少数ですが、今年日経平均への積み立て投資を始めたばかりの方で、急落した時に、驚いて積み立て投資をやめた方もいます。

短期変動に驚いて積み立てをやめてしまうと、安いところで積み立てる機会を失い、長期の投資成果を損ねることになります。

一発で書くと下落局面で積立投資をやめないこと。

管理人がリーマンショックに被弾したときは毎月入金して積立投資してるのに数年レベルでマイナスのままでした。

しかし歴史的に株式は暴落より回復してきたので、諦めず続けていたのが良かったですね。今の資産の礎となってくれています。

 

こういったのはテキストより画像のほうが良いですねw

長期投資の理想と現実。

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積立を続けるだけのカンタンなお仕事と思いがちですが実際は全然違いますね。2024年8月、2025年4月の急落で肝を冷やした人も多いはず。

これからもっとシャレにならないような出来事があり、それでも続けていく必要がありますね。積立投資、意外としんどい。。

 

しかし超長期でみると報われるのが株式投資でもあります。

いつものシーゲル教授神画像。

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いつ見ても勇気を貰える画像ですね。

ただ、しっかり見ると10年、20年レベルで低迷してる期間はあるので、覚悟をしつつ続けていきたいところ。

 

さて、記事を読んでいてファンドマネージャー視点でも積立投資が書かれていたので、そちらを紹介して終わりにしようと思います。

 

ファンドマネージャーにとっても嬉しかった「積立投資」

ちょっと長くなりますが引用にて。

次に、とてもうれしかったこと。私が運用していたファンドが、DC(確定拠出年金)の運用対象となったことです。多数の企業に採用していただけました。DCでは、毎月、一定額の設定が入り続けます。加入者の方に、定時定額で積み立てしていただいたことになります。そうすると、日経平均の高値でも、安値でも、淡々と設定が入ってきます。

日経平均が大暴落して世の中が総悲観になっている時、往々にして、絶好の投資チャンスとなっています。ファンドマネージャーとしては、そんな時こそ、しっかりと投資を増やしてほしいと思います。ところが、公募投信では、そういう時に、設定が入ってきません。

私が運用していたDCファンドでは、定時定額の積み立て投資が入ってきますので、リーマン・ショックで日経平均が大暴落し、世の中が総悲観になっている時でも、淡々と積み立てが入ってきました。2020年2月のように、コロナショックで急落したところでも、積み立て投資では安くなったところで投資が続けられています。

誰でも、株は安い時に買って、高い時に売りたいと思うのでしょうが、言うのは簡単で、やるのはとても難しいことです。そうするためには、世の中が総悲観になっている時に、株を買い、みんなが明るくなって強気になっている時に、株を売らなければなりません。

それは、少しひねくれた人にしかできないことです。普通の素直な人は、みんなが明るくなっている時に、株を買いたくなり、暗くなっている時に、株を売りたくなるでしょう。

普通の素直な人は、変に、いいタイミングで株を買い、いいタイミングで売ろうとしない方がいいと思います。それでは、どうするべきか? 私は、定時定額(例えば毎月1万円)の積み立て投資をしていくべきと思います。

長いので意訳でまとめると、

  • 私のファンドがDC採用されて嬉しかった(自慢)
  • リーマンショックのような総悲観でも定額積立で入金がある
  • 安いときに買って高いときに売るのは難しい
  • やっぱり積立投資が最高

という感じですかね。

ファンドマネージャー視点に立ってもやはり定額で積立を続けてくれるというのは嬉しいようです。

アクティブファンドのマネージャーをしていたときは総悲観の底値圏では新規設定など無かったので余計にそう感じたのでしょう。

個人的にはずっと指数に勝ち続けられるアクティブファンドは無いと思っています。なので、良いときも悪いときも最悪なときも、インデックスファンドにコツコツ積立投資を続けていくのが自分の資産形成をしていくのに良いと思っています。

 

おわりに|積立投資は何が何でも続けよう

積立投資は思っている以上にしんどい時期が長くあります。

何もないときは退屈ですし、頑張って入金してるのに資産も全然増えない。。私なんかはそんな風に感じていたときがけっこうありました。

しかし10年以上続けているとしっかり資産が増え、15年経つ頃にはマジでやってて良かったと思いました。たぶん時間規模として10年以上は必要かな、と思います。

なので楽ではないですし、続けてるとほぼ確実に大幅な調整や暴落にあいますし、世界は不穏なニュースで溢れて投資するのを不安にしてきます。

これを乗り切って続けることこそ一番大切なのかな、と。逆にしんどいときにやめてしまうのが一番安いときに損です。

 

というワケでいつも通りですが、大変なときは必ずあります。しんどいですが、老後の不安を解消したり、経済的に楽になるには続けるしかありません。

ともにコツコツ積立投資を頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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