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引退後の寿命が延びてしまったということ【老後10年が30年という問題】

お金と投資
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LIFE SHIFT(ライフシフト)という本があります。

人生100年時代を生き抜くための考え方を書いたような本ですが、私たちが投資戦略で考える参考にもなりそうです。記事にて少し取り上げてみました。

ちなみに投資本ではありませんw
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厄災|引退後の寿命が延びてしまったということ

幻想的、恐怖、怯え、逃げる

私たちが将来やお金のことで悩むのって、なぜか老後や遠い将来が多いように感じます。

これは高齢化が原因かな、と。

 

管理人が生まれた昭和という時代は人生70~80年で、定年も55歳という時代でした。ここらへんは小さいころで、しっかりした記憶はありませんけど。

しかし一緒に住んでいた祖母は管理人が小学校に入るころには引退して年金暮らしをしていました。

たぶん60歳からは少ない金額ながら悠々自適だったのかも。

 

ちょっと前と思っていたら40年近く昔の話でした。。

 

管理人が生まれた1976年の平均寿命を調べてみると男性は72歳、女性は77歳くらいでした。

55歳定年で10年ほどの健康寿命とリタイアを満喫し孫や家族に看取られるという時代だったんでしょうか。

 

さて、その後、平均寿命は綺麗な右肩上がりを見せます。

2024年あたりだと男性81歳、女性87歳となっていますね。定年は60歳ですが、おおむね再雇用で65歳まで働くというのが一般的になっています。

 

ここ30年ですら平均寿命が10年も伸びました。

生まれた時代によって

定年後10年で寿命が来ていた安寧の時代

定年後30年間も老後が続く厄災の時代

となるわけで、

30年を本業無しでどう食べていけば良いんだ

そもそもモデルケースがないぞ

うわーーー

というのが明確に見えているのに、何もやってきていないのが日本政府ですし、対応していないのが個人ということでもあります。

そういった点では自衛として投資をしている人は立派過ぎる。。

 

恩恵|引退後も投資を続けるという解決策

長寿化によって生まれたこの膨大な時間をどうやって食べていけば良いんだ、という厄災ですが、私たちは幸いにして投資がありますね。

そもそも投資を始めた理由に老後不安がある人も多いはず。老後問題と長期投資は相性としては抜群です。

 

今だと資産寿命を延ばそう、という考えが主流になってきましたね。

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出典:SMBC日興証券|人生100年時代、資産寿命をともに延ばす!

現役時代にコツコツと育てておき、老後が始まったときは賢くゆっくり使い、病気がちになってくる高齢期はお墓にお金はもっていけないので使い切っていくというスタイル。

 

ただ、これは労働期間が30~40年、老後が10~20年くらいだった時代の話。比較的、支払った金額のわりに年金を貰える時代でもありますね。

今、私たちが直面しているのは労働期間40年に対して、老後30年を生きなければいけないというのが悩みの種なのかな、と。

そして期待できる年金も少なく、少子高齢化による各種税金で減っていく可処分所得を目の当たりにしながら老後に備えなくてはいけません。

細かな数字を出さなくても分かってしまうがゆえに子供を産むのを躊躇う、老後を考えると贅沢はできない、という負のスパイラルが続きます。

対策としては75歳まで働いて15~20年の老後を過ごすということでしょうか。しかし長寿化しているものの、人間としての強度がそこまで上がった気はしないので、75歳まで元気に働ける人がどれくらいいるのか。。(管理人はすでに毎日どこかしら体が痛くて老いを実感します。涙)

 

ただ、子供ができてしまえば不安どうこうよりも今を生きること、子供と楽しく生きること、その中で何とか未来へ繋ぐことを考えるようにはなると最近思ったりもしますけど。

これはまた別のお話。

 

さて、不安ばかり言っていても仕方ないです。私たちがやっているインデックス投資ですが最強の武器は何でしょうか。

そう、誰もが使える時間こそが最強の武器です。

投資を始めたとき、もっと若い時からやっていたら・・・就職したときから投資してれば・・・みたいないことって誰もが考えたことあると思うんです。

 

私は頭ゆるゆるなので老後や高齢化にそこまで悲観していなくて、

  • 少子化は避けられないけど労働力は必要だから何かしら仕事はあるだろう
  • ギリギリ食べていければ少しずつ資産を取り崩したり、配当を使うこともできる
  • 元気なうちは判断しながらNISAを取り崩す
  • 働くのが無理になってきたら自動取り崩しで生きていく

みたいなことを思っています。

とくに労働面では心配していません。子供も少子化で何とか食べていくくらいの労働には困らないだろう、と変な余裕もあります。

 

さて、今、資産が無くてどうしようと思っている人もいるかもですが、普通に働きつつ、NISAで月2~3万円を投資するだけで十分じゃないかな、と。

NISAの非課税枠1800万円を満額埋めなくても自分の年金と不足する生活費のバランスを取れたら良いので、計算をすると安心できる数字が出てきます。

例えば月3万円を投資に回して30年後に取り崩す場合、年5%で成長すれば3万円が約13万円に成長します。

ここに年金を加えると生活できる人は多いはず。月2万円でも8.6万円。足りない生活費を賄うのに十分な金額。35歳から投資を始めて65歳まで働いても十分に時間が恩恵となってくれます。

あとは細々と働き、生活をコンパクトにして黒字生活をして、余剰金を投資に回す習慣を付けておく。老後は投資に回すお金が無くなる分、少し楽な生活にもなるはずです。

 

ちなみに個人的に体感してることなんですが、資産の伸びって複利とかじゃなく意味の分からん暴騰として身に降りかかるので、それを待てる精神力というか鈍感力は大切かも。

老後に暴騰期が来た場合は現金化するなり労働を減らすなりご自由にという感じで。

私はあまり働くのが好きじゃないので、早めに株式とキャッシュを貯めておいてうまく取り崩しをしたいな、とか思っています。

ただ、どういう風にというのはこれから勉強したりシミュレーションをしなきゃですけどね。時間はまだまだあるので焦らず続けることを重視したいな、と。

 

ざっくりイメージとしては

  • 年金 月10万円
  • NISA 3000万円からの資産収入で月10万円
  • 暴落や株価低迷期は個人向け国債を取り崩す

みたいに考えてます。

ただ、これを取り崩していくシミュレーションはこれからですね。

 

おわりに|引退後の寿命が30年に伸びたことを恩恵に変えていこう

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老後や寿命が延びたこととお金が足りないはイコールではないですね。

幸いにして健康寿命も延びてきています。厄災を恩恵に変える技術として投資を上手く使っていきたいな、と私なんかは思います。

それには時間というのが最強の武器なので、どれが効率良いとかよりも細く長くコツコツ続けることを意識しながら資産を育てたいな、と。

 

もちろん期間が長くなると投資をしていく中でつらい時もあるでしょう。そういったとき、みんなで乗り切りたいですね。ともに頑張りましょう。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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