日々、S&P500のリターンを妄想しているななしですw
GWにツイ廃をしていたら良画像があったので記事にてシェアしたいと思います。
tweetはこちら。
How to Invest During a Recession
New Ep of Signal or Noise w/ @PeterMallouk
Video: https://t.co/mzgmsF1kxt pic.twitter.com/HyNm9r7CM2
— Charlie Bilello (@charliebilello) May 7, 2025
けっこう衝撃的な画像かもなので見ておきましょう。
出典:https://x.com/charliebilello/status/1920213690827354427
これを見ると、インフレ調整後の株式リターンはほとんどの期間で超長期で期待している6.9%を下回っています。
まぁ、絶頂のときは6.9%くらいで回るんですが、大体、そんなタイミングで株式の死やリーマンショックみたいなことがあって調整されています。
良く書いている豊穣の時代と暗黒の時代が20年周期で訪れるというヤツですかね。
管理人が株式100%にしてない理由もここらへんで、低迷期は必ずくるから焦らず待機してリバランスをしながらのんびり投資を続けたいというのもあります。
もちろん予想に反してずっと上がり続けたら持っているリスク資産3000万円が数年かけて50%増えたら4500万円なのでそれはそれで嬉しいですしw
せっかくなのでアメリカのインフレ率など。
アメリカのインフレ率(CPIベース)の長期的な推移をざっくりまとめると、こんな感じです。
期間 | 年平均インフレ率(概数) | 特徴 |
---|---|---|
1928 – 1940年代前半 | −1 ~ +3% | 大恐慌によるデフレ(1930年代前半)→ 戦時下の物資統制でややインフレ |
1950 – 1960年代 | +2 ~ 3% | 戦後復興→安定成長期。ほどよいインフレ |
1970 – 1980年代 | +5 ~ 10% | オイルショック → スタグフレーション期 |
1990 – 2000年代 | +2 ~ 3% | デフレ懸念後の安定低インフレ期 |
2010 – 2020年代前半 | +1.5 ~ 2.5% | 金融危機後の緩やかなインフレ、直近は少し加速 |
1970~1980年のインフレは株式にとって厳しい時代でした。(画像の時期と見比べると良いかも。)
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長期平均:1928年以降で見ると、年平均約 +2.8%(およそ3%弱)
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最近の動き:
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2021年 +4.7%
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2022年 +8.0%(40年ぶりの高水準)
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2023年 +3.4%
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時代ごとにメリハリがありますが、長い目で見ると「年に3%前後」がアメリカの“ふつうの”インフレ率と言えそうです。
S&P500の実質(インフレ調整後)リターンが年6.9%を下回っているとしても、物価上昇分をプラスするとけっこうなリターンになりますよね。
これを複利で回していくとけっこうな数字になるはず。(インフレ調整前で9.9%とかになると10年で1.5倍、20年で6.6倍、30年だと150倍以上になるのでw ちな、複利7.2%だと10年2倍、20年4倍、30年8倍なので7.2%を超えて上の部分はマジで複利の魔法。。算数詳しい人いたらTwitterで理由押して下さい。)
実際に円建てS&P500を月1万円、30年間積立したらけっこうな金額になっていましたし、今度、積立じゃなくホールドした場合の記事も書いてみます。
将来もずっとこのペースが続くとは限りませんが、歴史的には「インフレをものともせず、株式は資産を増やしてくれた」というストーリーが見えてきます。
なので、この画像を見ても慌てず、まぁ、こんなもんやろな、と思いながら低めに見積もって投資を続けられるのが一番ですね。
リーマンショック以降、ずっと好調だったので、低迷期がきても続けられる体制はとっておきたいところ。
最後にもう一度画像を見て終わりにします。
見てるとすぐにでもリセッションがやってきそうww
とはいえ、積立勢の皆様におきましては低迷期に勇気を出してリスクを取っておくことが資産爆増への最強の一手。
いつまで下がるか分からないときは積立投資が最強です。あと長期低迷であるほど暴騰相場での膨れ方が変わってきますしね。(急落時にスポットで仕込めたとしても総資産のうち数%だとあまり大きな効果はなく、気にせずスポット買い&積立投資、バイアンドホールドが楽で良いと思っていつも過ごしてます。なお毎回スポット買いを失敗してる強がりでもありますw)
というワケで今日は【悲報】インフレ調整後のS&P500はリターンが思ったより低いかもというお話でした。
良いときがあれば悪いときもある。
相場はコントロールできないので自分がコントロールできる本業を頑張って入金を続けるのが楽で良いですね。
サラリーマンは時間幅も取れます。
大変な時期がきてもお互いコツコツ頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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