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【長文注意】直近30年の円建てS&P500の年次リターンを見たらヤバかったww【何だかんだでアメリカ最強w】

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先日、おにぎりの記事を書いたんですが、直近30年のS&P500の年次リターンが見たくなりました。

関連記事【お弁当の威力!】月1万浮いたお金をS&P500に30年投資すると1800万円になる

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AIでS&P500の年次リターンと各年の為替変動を組み合わせて円建てS&P500を作り出そうとしていたのですが、あいつら数字を間違ったり、嘘をつくので大変だったんですよね。

で、ふと思い立ってmyINDEXを見に行ったらなんとしっかりしたデータが用意されていましたw

もし良かったらお付き合いください。

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【超長期データ】直近30年の円建てS&P500の年次リターンを見たらヤバかったww【何だかんだでアメリカ最強w】

まずは結論から。

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出典:myINDEX

データは配当込み、円建てなので、まさに仮想eMAXIS Slim米国株式。さすが大手、素晴らしい!

円建てS&P500は20%以上のマイナスもそこそこありますが、それを補うアホみたいな暴騰があるんですね。

2013年は60.8%と異次元の上昇ww

深く悩まずSlimS&P500を買って寝てるだけで良いんじゃない?と思ってしまいました。ただ、1970年代あたりはマイナスが多いのも気になりますね。株式の死と言われたのは伊達で無かった。。

 

さて、せっかく良いデータがあったので、月1万を直近30年で積立したケースをAIにやってもらいました。

推測でデータ作らせると嘘をつきますが、入力したデータが正確なモノだったらシミュレーションなどは得意分野ですね。

ちょっと長めの記事になるので、ざーっと読みながらお楽しみください。

 

円建てS&P500に直近30年間、月1万円を積み立てたシミュレーション結果

毎月のリターンまで調べることができなかったので、年初一括で12万円(月1万円)投資したケースになります。

とはいえ、過去記事でも書いている通り、長期投資になれば年初一括、毎月積立、毎日積立も誤差になってくるのでご容赦ください。

関連記事【悲報?】NISA年初一括意味なし→毎日積立も意味なしww

※リンクは新しいタブで開きます

 

では、テキストでザーッと見ていきましょう。

けっこう凄いパワーを持ってますw

投資額(累計) 年末資産 年リターン
1995年 ¥120,000 ¥171,240 42.70%
1996年 ¥240,000 ¥401,619 37.90%
1997年 ¥360,000 ¥783,994 50.30%
1998年 ¥480,000 ¥1,009,762 11.70%
1999年 ¥600,000 ¥1,231,440 9.00%
2000年 ¥720,000 ¥1,375,766 1.80%
2001年 ¥840,000 ¥1,518,203 1.50%
2002年 ¥960,000 ¥1,151,656 -29.70%
2003年 ¥1,080,000 ¥1,480,208 16.40%
2004年 ¥1,200,000 ¥1,693,020 5.80%
2005年 ¥1,320,000 ¥2,190,128 20.80%
2006年 ¥1,440,000 ¥2,698,230 16.80%
2007年 ¥1,560,000 ¥2,784,411 -1.20%
2008年 ¥1,680,000 ¥1,481,250 -49.00%
2009年 ¥1,800,000 ¥2,088,030 30.40%
2010年 ¥1,920,000 ¥2,216,862 0.40%
2011年 ¥2,040,000 ¥2,259,745 -3.30%
2012年 ¥2,160,000 ¥3,112,707 30.80%
2013年 ¥2,280,000 ¥5,198,193 60.80%
2014年 ¥2,400,000 ¥6,929,606 30.30%
2015年 ¥2,520,000 ¥7,127,151 1.10%
2016年 ¥2,640,000 ¥7,892,148 8.90%
2017年 ¥2,760,000 ¥9,406,262 17.40%
2018年 ¥2,880,000 ¥8,764,161 -8.00%
2019年 ¥3,000,000 ¥11,798,166 32.80%
2020年 ¥3,120,000 ¥13,431,773 12.70%
2021年 ¥3,240,000 ¥19,324,828 42.60%
2022年 ¥3,360,000 ¥18,142,025 -6.70%
2023年 ¥3,480,000 ¥24,818,092 35.90%
2024年 ¥3,600,000 ¥33,616,548 34.80%

ITバブル崩壊のときはS&P500が3年連続でマイナスでしたが、円建て&配当込みだと2002年だけのマイナスで済むんですね。ほぼ▲30%なのでヤバいダメージですが。

あとリーマンショックもやはりヤバいダメージです。

しかしそれ以外に目を向けると直近30年というのは米国株にとって豊穣の時代だったのでしょう。

というかホームラン級のリターン出しまくってて草。

1995年から1997年のリターンが出たら管理人の資産は9400万円になりますw(3200万×1.427×1.379×1.503=9464万。)

バフェット先生のアメリカを抜いてはいけないはマジですね。

 

あと、たった月1万円の金額ですが30年続けて、しかも波に乗ってしまった場合、資産は3300万円になります。月1万円でこれってマジですか?(実際には信託報酬の関係でリターンは少し下がります。)

若い人は月の半分をおにぎり弁当作って月1万円でSlimS&P500を買うのが良いのではないでしょうか。。

 

さて、データは1961年からあります。

これを使って1961年から月1万円積み立てたシミュレーションもしてみました。

 

【超長期】円建てS&P500に1961年から月1万円を積み立てたシミュレーション結果はヤバい金額になった

投資額(累計) 年末資産 年リターン
1961年 ¥120,000 ¥153,720 28.10%
1962年 ¥240,000 ¥247,442 -9.60%
1963年 ¥360,000 ¥455,996 24.10%
1964年 ¥480,000 ¥664,124 15.30%
1965年 ¥600,000 ¥888,412 13.30%
1966年 ¥720,000 ¥910,596 -9.70%
1967年 ¥840,000 ¥1,275,878 23.80%
1968年 ¥960,000 ¥1,532,674 9.80%
1969年 ¥1,080,000 ¥1,512,197 -8.50%
1970年 ¥1,200,000 ¥1,697,485 4.00%
1971年 ¥1,320,000 ¥1,828,390 0.60%
1972年 ¥1,440,000 ¥2,223,113 14.10%
1973年 ¥1,560,000 ¥1,853,402 -20.90%
1974年 ¥1,680,000 ¥1,558,987 -21.00%
1975年 ¥1,800,000 ¥2,335,472 39.10%
1976年 ¥1,920,000 ¥2,917,101 18.80%
1977年 ¥2,040,000 ¥2,311,233 -23.90%
1978年 ¥2,160,000 ¥2,100,586 -13.60%
1979年 ¥2,280,000 ¥3,239,835 45.90%
1980年 ¥2,400,000 ¥3,766,375 12.10%
1981年 ¥2,520,000 ¥4,002,966 3.00%
1982年 ¥2,640,000 ¥5,347,487 29.70%
1983年 ¥2,760,000 ¥6,621,127 21.10%
1984年 ¥2,880,000 ¥7,745,555 14.90%
1985年 ¥3,000,000 ¥8,298,160 5.50%
1986年 ¥3,120,000 ¥7,913,071 -6.00%
1987年 ¥3,240,000 ¥6,426,456 -20.00%
1988年 ¥3,360,000 ¥7,901,573 20.70%
1989年 ¥3,480,000 ¥12,128,619 51.20%
1990年 ¥3,600,000 ¥11,207,486 -8.50%
1991年 ¥3,720,000 ¥13,592,983 20.00%
1992年 ¥3,840,000 ¥14,768,883 7.70%
1993年 ¥3,960,000 ¥14,635,772 -1.70%
1994年 ¥4,080,000 ¥13,339,218 -9.60%
1995年 ¥4,200,000 ¥19,206,304 42.70%
1996年 ¥4,320,000 ¥26,650,973 37.90%
1997年 ¥4,440,000 ¥40,236,773 50.30%
1998年 ¥4,560,000 ¥45,078,516 11.70%
1999年 ¥4,680,000 ¥49,266,382 9.00%
2000年 ¥4,800,000 ¥50,275,337 1.80%
2001年 ¥4,920,000 ¥51,151,267 1.50%
2002年 ¥5,040,000 ¥36,043,701 -29.70%
2003年 ¥5,160,000 ¥42,094,548 16.40%
2004年 ¥5,280,000 ¥44,662,992 5.80%
2005年 ¥5,400,000 ¥54,097,854 20.80%
2006年 ¥5,520,000 ¥63,326,454 16.80%
2007年 ¥5,640,000 ¥62,685,096 -1.20%
2008年 ¥5,760,000 ¥32,030,599 -49.00%
2009年 ¥5,880,000 ¥41,924,381 30.40%
2010年 ¥6,000,000 ¥42,212,558 0.40%
2011年 ¥6,120,000 ¥40,935,584 -3.30%
2012年 ¥6,240,000 ¥53,700,704 30.80%
2013年 ¥6,360,000 ¥86,543,692 60.80%
2014年 ¥6,480,000 ¥112,922,791 30.30%
2015年 ¥6,600,000 ¥114,286,262 1.10%
2016年 ¥6,720,000 ¥124,588,419 8.90%
2017年 ¥6,840,000 ¥146,407,684 17.40%
2018年 ¥6,960,000 ¥134,805,470 -8.00%
2019年 ¥7,080,000 ¥179,181,024 32.80%
2020年 ¥7,200,000 ¥202,072,254 12.70%
2021年 ¥7,320,000 ¥288,326,154 42.60%
2022年 ¥7,440,000 ¥269,120,262 -6.70%
2023年 ¥7,560,000 ¥365,897,516 35.90%
2024年 ¥7,680,000 ¥493,391,612 34.80%

ほぼ5億ww

64年間、毎月1万円積立できないとか、64年前の1万円の価値は―ーとかはスルーしますが、それでも大きな金額なのは間違いないはず。

で、普通の人は64年間も積立投資なんかできませんが、子供や孫のために毎月1万を積立投資してあげて、成人後は自分で続けるとかなら何とかできる人はけっこういるのではないでしょうか。

誕生日に20年分、240万円くらいなら一括で用意して積立設定でも良いでしょうし。(実際には贈与で税金かかるから3年に分ける必要あり。)

64年あればインフレ込みでも一族が上位に上がれると考えると株式投資には夢があります。

 

さて、現実的な30年積み立てしたあとに取り崩しシミュレーションもしました。

 

【3パターン】30年積立で育てた3300万円を取り崩しシミュレーションしてみる

取り崩しシミュレーションは3パターン作りました。

1961年からの年次リターンをランダムに入れ替えをして取り崩すというもの。

取り崩し金額は年間240万円です。

月1万円積立したものを月20万円はヤバいかどうか。

 

では一緒に見ていきましょう。

 

シミュレーション結果① 運が悪かったら破綻

リターン 年末資産
1年目 -6.70% ¥29,125,039
2年目 -29.70% ¥18,787,702
3年目 1.50% ¥16,633,518
4年目 50.30% ¥21,392,977
5年目 20.70% ¥22,924,524
6年目 1.10% ¥20,750,293
7年目 -8.50% ¥16,790,518
8年目 32.80% ¥19,110,609
9年目 -20.00% ¥13,368,487
10年目 16.40% ¥12,767,319
11年目 42.60% ¥14,783,797
12年目 21.10% ¥14,996,778
13年目 -1.20% ¥12,445,617
14年目 24.10% ¥12,466,610
15年目 15.30% ¥11,606,802
16年目 14.10% ¥10,504,961
17年目 16.80% ¥9,466,595
18年目 -9.60% ¥6,388,201
19年目 5.50% ¥4,207,553
20年目 -1.70% ¥1,776,824
21年目 -6.00% 破綻

21年目で破綻をしました。。

とはいえ、20年間、毎月20万円を使えるって凄くない?

ちなみに破綻原因ですが、金額が大きいというより順序リスクのほうが大きいです。何度か書いてるシークエンス・オブ・リターン・リスクですね。

シークエンス・オブ・リターン・リスクとは、退職後の資産運用において、リターンの順序(シークエンス)によって、資産残高の変動が大きく影響されるリスクのことです。

つまり、長期的な平均収益率が同じでも、リターンが下がる時期に資産を取り崩した場合、資産が枯渇するリスクが高まるというものです。

リターンの順序が重要:
退職後の運用では、リターンの順序が資産残高に大きな影響を与えます。例えば、退職直後に市場が下落した場合、資産の取り崩しに影響が出て、資産寿命が短縮する可能性があります。

 

ちなみに株式50、現金50でリバランスしても破綻をします。

この打開策については後述します。

 

取り崩しシミュレーション②へいきましょう。

 

シミュレーション結果② 運が普通なら30年後に資産1.6億

リターン 年末資産
1年目 -9.60% ¥28,219,759
2年目 30.30% ¥33,643,146
3年目 30.40% ¥40,741,063
4年目 -20.90% ¥30,327,780
5年目 20.00% ¥33,513,337
6年目 60.80% ¥50,030,245
7年目 8.90% ¥51,869,337
8年目 20.70% ¥59,709,490
9年目 13.30% ¥64,931,653
10年目 -23.90% ¥47,586,587
11年目 42.60% ¥64,436,074
12年目 21.10% ¥75,125,686
13年目 -29.70% ¥51,126,157
14年目 39.10% ¥67,778,084
15年目 29.70% ¥84,795,376
16年目 -9.70% ¥74,403,024
17年目 20.80% ¥86,979,653
18年目 9.00% ¥92,191,822
19年目 17.40% ¥105,415,599
20年目 5.50% ¥108,681,457
21年目 -8.50% ¥97,247,533
22年目 -1.20% ¥93,709,363
23年目 15.30% ¥105,279,695
24年目 28.10% ¥131,788,890
25年目 18.80% ¥153,714,001
26年目 11.70% ¥169,017,740
27年目 -8.00% ¥153,288,320
28年目 30.80% ¥197,361,923
29年目 -3.30% ¥188,528,180
30年目 -9.60% ¥168,259,874

ぱっと見、パターン①と大きく変わらない気がするのに資産は30年後に1.6億円を超えます。

4年目と10年目にマイナス20%以上の下落を受けており、初年度もマイナス、13年目にもマイナス30%近いダメージを受けているのに。。

パターン①がダメだったのは1年目にマイナス、そして2年目に大きめのマイナスがあったことが要因でしょう。

なので、大きいマイナスの年は貯金や退職金など防衛用資金を使えばシークエンス・オブ・リターン・リスクを回避できます。(最後のほうにシミュレーション結果を出します。)

 

さて、3つ目も見ていきましょうか。

 

シミュレーション結果③ 運良く取り崩し初期に暴騰ターンが来れば15年以降に受難の時代を迎えても最終資産は2億を超える(19年目にリーマンショック級あり)

リターン 年末資産
1年目 42.60% ¥44,514,797
2年目 1.80% ¥42,872,863
3年目 0.60% ¥40,715,700
4年目 50.30% ¥57,588,498
5年目 20.00% ¥66,226,198
6年目 51.20% ¥96,505,211
7年目 16.80% ¥109,914,887
8年目 30.30% ¥140,091,898
9年目 34.80% ¥185,608,678
10年目 17.40% ¥215,086,989
11年目 12.10% ¥238,422,114
12年目 5.50% ¥249,003,331
13年目 -8.00% ¥226,875,064
14年目 -29.70% ¥157,805,970
15年目 24.10% ¥192,858,809
16年目 -6.00% ¥179,031,280
17年目 -21.00% ¥139,538,711
18年目 60.80% ¥220,519,048
19年目 -49.00% ¥111,240,714
20年目 5.80% ¥115,153,476
21年目 30.80% ¥147,481,546
22年目 39.10% ¥201,808,431
23年目 -9.60% ¥180,265,222
24年目 18.80% ¥211,303,883
25年目 14.90% ¥240,030,562
26年目 20.80% ¥287,057,719
27年目 9.00% ¥310,276,914
28年目 -8.50% ¥281,707,376
29年目 -9.60% ¥252,493,868
30年目 -13.60% ¥216,081,102

これは取り崩し初期10年がラッキーだったパターン。

13年目から19年目まで受難の時代となりますが、初期に暴騰があれば月20万円取り崩していても余裕で乗り越えられます。

最後の方は3回連続でマイナスを食らいますが寿命も近いし十分でしょう。

 

ランダムでリターンを作って取り崩しをしたところ、いかにして初期に大きなマイナスを受けないことが大切と知ることができました。

老後、無為無策でいかなくて良かった。

さて対策としては書いた通り、無リスク資産を多めに用意しておき、大きなマイナスの年は取り崩しをせずに現金で過ごすこと。

このシミュレーション結果も見ておきましょう。

 

現金バリアを使った取り崩しシミュレーションではリバランスせずに株式全部のほうが良い→考えてみると当たり前

スキップバージョンと名付けて、下落が大きいときは別に用意している現金から取り崩して凌ぐケースを作りました。

面白かったのはリバランス(現金50、株式50)をしないほうが良いということ。

これは円建てS&P500のリターンが突出しているというのがあるので、オルカンで当てはめると怪しいですが、株式成長を信じる人には良い結果ではないでしょうか。(カウチポテトで持つとリターンも半減しちゃう。)

まずはリバランスあり。

リターン 年末資産 取り崩し
1年目 -6.70% ¥30,090,393 あり
2年目 -29.70% ¥25,621,970 なし
3年目 1.50% ¥23,414,134 あり
4年目 50.30% ¥26,902,789 あり
5年目 20.70% ¥27,287,228 あり
6年目 1.10% ¥25,037,308 あり
7年目 -8.50% ¥21,573,222 あり
8年目 32.80% ¥22,711,231 あり
9年目 -20.00% ¥20,440,108 なし
10年目 16.40% ¥19,716,197 あり
11年目 42.60% ¥21,515,747 あり
12年目 21.10% ¥21,385,658 あり
13年目 -1.20% ¥18,857,344 あり
14年目 24.10% ¥18,729,654 あり
15年目 15.30% ¥17,762,473 あり
16年目 14.10% ¥16,614,727 あり
17年目 16.80% ¥15,610,364 あり
18年目 -9.60% ¥12,461,066 あり
19年目 5.50% ¥10,403,746 あり
20年目 -1.70% ¥7,915,314 あり
21年目 -6.00% ¥5,277,855 あり

21年目を超えても破綻なし。

21年後で残り500万円だとちょっと心細いかもですが、毎月20万円を取り崩してきたことを考えたら十分過ぎる結果かも。

 

次はリバランスなし(株式100%)

年次リターン 年末資産 取り崩し
1年目 -6.70% ¥29,125,039 あり
2年目 -29.70% ¥20,474,902 なし
3年目 1.50% ¥18,346,026 あり
4年目 50.30% ¥23,966,877 あり
5年目 20.70% ¥26,031,220 あり
6年目 1.10% ¥24,301,237 あり
7年目 -8.50% ¥20,276,636 あり
8年目 32.80% ¥26,926,630 あり
9年目 -20.00% ¥21,541,304 なし
10年目 16.40% ¥25,069,390 あり
11年目 42.60% ¥32,916,424 あり
12年目 21.10% ¥37,121,670 あり
13年目 -1.20% ¥33,997,201 あり
14年目 24.10% ¥42,569,918 あり
15年目 15.30% ¥46,739,967 あり
16年目 14.10% ¥51,142,427 あり
17年目 16.80% ¥56,693,395 あり
18年目 -9.60% ¥49,422,932 あり
19年目 5.50% ¥50,088,236 あり
20年目 -1.70% ¥46,351,732 あり
21年目 -6.00% ¥40,365,628 あり
22年目 1.80% ¥38,468,210 あり
23年目 9.80% ¥40,551,089 あり
24年目 30.30% ¥50,305,795 あり
25年目 -21.00% ¥38,041,577 あり
26年目 30.80% ¥46,774,852 あり
27年目 -49.00% ¥22,093,175 あり
28年目 8.90% ¥21,740,446 あり
29年目 1.10% ¥19,714,550 あり
30年目 9.00% ¥18,398,280 あり

株式100%だと21年目で破綻せずに4000万円も残っていますね。

老後20年のうち4回くらい大きな下落があるとして、240万円×4回=960万円を別で用意しておけば何とかなるんではないでしょうか。

管理人の場合、個人向け国債をソレに充てようかな、と。

ちなみにランダムの結果、25年目にマイナス21%、27年目にマイナス49%を受けていますが、すでに資産が大きいのでスキップ無しにしました。90歳くらいでリーマンショック被弾しても大丈夫なのも凄い。

というか、今の管理人の資産レベル(リスク資産3200万円、無リスク資産2100万円)だと毎月20万円の散財をして、暴落のときは給料だけで生活とかできるのでは?(アホすぎ?)

 

せっかくなのでAIをこき使って、過去の年次リターンをランダムに入れ替えて、最後の30年を抜き出して月1万円積立シミュレーションをしました。

 

円建てS&P500の年次リターンをランダムに入れ替えて毎月1万円、30年間積立したシミュレーション結果

年次リターン 年末資産
1年目 17.40% ¥140,880
2年目 -23.90% ¥108,031
3年目 -8.00% ¥200,588
4年目 21.20% ¥252,994
5年目 51.20% ¥397,619
6年目 0.60% ¥510,571
7年目 -6.00% ¥588,167
8年目 24.10% ¥818,919
9年目 13.30% ¥1,061,820
10年目 14.90% ¥1,364,644
11年目 9.00% ¥1,618,830
12年目 -1.20% ¥1,831,512
13年目 34.80% ¥2,525,977
14年目 -20.90% ¥2,031,161
15年目 13.30% ¥2,437,126
16年目 15.30% ¥2,908,527
17年目 5.80% ¥3,182,057
18年目 50.30% ¥4,834,622
19年目 42.70% ¥7,069,652
20年目 14.10% ¥8,179,325
21年目 35.90% ¥11,289,114
22年目 28.10% ¥14,695,374
23年目 3.00% ¥15,832,235
24年目 0.40% ¥16,982,304
25年目 42.60% ¥24,263,392
26年目 39.10% ¥33,875,221
27年目 -20.00% ¥27,000,177
28年目 1.10% ¥27,412,180
29年目 -9.60% ¥25,396,457
30年目 5.00% ¥26,786,279

これはけっこう衝撃的かも。

ITバブル崩壊もリーマンショックも無い世界線なのに私たちが住んでいる世界線の3300万円を下回りました。

そんな大きな暴落もないし、後半にマイナスが続いてるわけでもないのに不思議。。

とはいえ、月1万円を30年続けて2600万円あれば十分とも言えるでしょう。続けているうちに入金額が増えれば資産は増えていくでしょうし。

 

さて、AIは疲れを知らないので無茶ぶりがどんどんできます。

最後に1961年からの年次リターンやその年にあった要素などを一覧にしたので、それをざーっと見て終わりにしましょう。

 

長期データ|円建てS&P500の年次リターン長期推移と備考など

以下は、1961年から2024年までの各年について、S&P500(円建て・配当込み)の年次リターンと、その年の市場や経済に関する主な出来事(プラス/マイナス要因、政治的背景、為替、米国金利)を備考欄にまとめた一覧です。

年度 リターン 備考
1961年 28.10% プラス要因:ケネディ政権の景気刺激策、宇宙開発競争の開始。政治的背景:ケネディ大統領就任、ベルリンの壁建設。為替:360円固定。米国金利:約2.8%。
1962年 -9.60% マイナス要因:キューバ危機による地政学的リスク。政治的背景:キューバ危機、米ソの緊張激化。為替:360円固定。米国金利:約2.8%。
1963年 24.10% プラス要因:経済の回復基調、企業収益の増加。政治的背景:ケネディ暗殺、ジョンソン就任。為替:360円固定。米国金利:約2.9%。
1964年 15.30% プラス要因:「偉大な社会」政策、減税。政治的背景:公民権法成立、ベトナム戦争拡大。為替:360円固定。米国金利:約3.1%。
1965年 13.30% プラス要因:政府支出の増加、企業収益の好調。政治的背景:ベトナム戦争への本格介入。為替:360円固定。米国金利:約3.2%。
1966年 -9.70% マイナス要因:インフレ懸念、金利上昇。政治的背景:ベトナム戦争の泥沼化。為替:360円固定。米国金利:約4.5%。
1967年 23.80% プラス要因:企業収益回復、景気拡大。政治的背景:公民権運動の進展。為替:360円固定。米国金利:約4.2%。
1968年 9.80% プラス要因:選挙年の景気刺激策。政治的背景:キング牧師・ケネディ暗殺、ニクソン当選。為替:360円固定。米国金利:約5.0%。
1969年 -8.50% マイナス要因:インフレ加速、金利上昇。政治的背景:ベトナム反戦運動激化。為替:360円固定。米国金利:約6.0%。
1970年 4.00% プラス要因:景気後退からの回復期待。政治的背景:ケント州立大での学生射殺事件。為替:360円固定。米国金利:約5.5%。
1971年 0.60% プラス要因:ドルと金の交換停止、変動相場制導入。政治的背景:ニクソン・ショック。為替:360円→308円。米国金利:約3.5%。
1972年 14.10% プラス要因:景気拡大、企業収益好調。政治的背景:ニクソン再選。為替:308円→305円。米国金利:約4.0%。
1973年 -20.90% マイナス要因:第一次オイルショック。政治的背景:ウォーターゲート事件。為替:305円→271円。米国金利:約6.5%。
1974年 -21.00% マイナス要因:景気後退、スタグフレーション。政治的背景:ニクソン辞任、フォード就任。為替:271円→290円。米国金利:約8.0%。
1975年 39.10% プラス要因:景気刺激策、インフレ沈静化。政治的背景:ベトナム戦争終結。為替:290円→297円。米国金利:約7.5%。
1976年 18.80% プラス要因:景気回復。政治的背景:カーター大統領当選。為替:297円→296円。米国金利:約5.0%。
1977年 -23.90% マイナス要因:インフレ、エネルギー不安。政治的背景:カーター政権、景気対策模索。為替:296円→240円。米国金利:約5.5%。
1978年 -13.60% マイナス要因:ドル安、インフレ加速。政治的背景:イラン革命前夜。為替:240円→200円。米国金利:約6.5%。
1979年 45.90% プラス要因:資源関連株上昇。政治的背景:イラン革命、第二次オイルショック。為替:200円→220円。米国金利:約10.0%。
1980年 12.10% プラス要因:景気刺激策、金利ピーク期待。政治的背景:レーガン当選。為替:220円→240円。米国金利:約13.0%。
1981年 3.00% プラス要因:インフレ対策への期待。政治的背景:レーガン政権始動。為替:240円→250円。米国金利:約16.0%。
1982年 29.70% プラス要因:金利低下、景気回復期待。政治的背景:レーガノミクス展開。為替:250円→240円。米国金利:約14.0%。
1983年 21.10% プラス要因:景気拡大、企業好調。政治的背景:冷戦構造下での経済安定。為替:240円→250円。米国金利:約9.0%。
1984年 14.90% プラス要因:成長持続、インフレ低下。政治的背景:レーガン再選。為替:250円→260円。米国金利:約11.5%。
1985年 5.50% プラス要因:プラザ合意、ドル安。政治的背景:先進5カ国の協調介入。為替:260円→240円。米国金利:約8.0%。
1986年 -6.00% マイナス要因:ドル急落。政治的背景:イラン・コントラ事件。為替:240円→160円。米国金利:約6.0%。
1987年 -20.00% マイナス要因:ブラックマンデー。政治的背景:過熱感と急落。為替:160円→130円。米国金利:約7.0%。
1988年 20.70% プラス要因:市場回復、景気堅調。政治的背景:ブッシュ当選。為替:130円→125円。米国金利:約8.0%。
1989年 51.20% プラス要因:バブル的上昇。政治的背景:ベルリンの壁崩壊。為替:125円→145円。米国金利:約9.0%。
1990年 -8.50% マイナス要因:湾岸危機。政治的背景:イラクのクウェート侵攻。為替:145円→135円。米国金利:約8.0%。
1991年 20.00% プラス要因:湾岸戦争終結。政治的背景:ソ連崩壊。為替:135円→130円。米国金利:約6.0%。
1992年 7.70% プラス要因:金利低下。政治的背景:クリントン当選。為替:130円→125円。米国金利:約3.0%。
1993年 -1.70% マイナス要因:景気減速懸念。政治的背景:NAFTA交渉。為替:125円→110円。米国金利:約3.0%。
1994年 -9.60% マイナス要因:FRB利上げ。政治的背景:共和党が議会制圧。為替:110円→100円。米国金利:約4.0%。
1995年 42.70% プラス要因:IT成長期待。政治的背景:政府閉鎖。為替:100円→80円。米国金利:約5.0%。
1996年 37.90% プラス要因:低インフレと成長。政治的背景:クリントン再選。為替:80円→110円。米国金利:約5.0%。
1997年 50.30% プラス要因:ITブーム。政治的背景:アジア通貨危機。為替:110円→130円。米国金利:約5.5%。
1998年 11.70% プラス要因:利下げ。政治的背景:LTCMショック。為替:130円→120円。米国金利:約4.5%。
1999年 9.00% プラス要因:IT熱狂。政治的背景:ユーロ導入。為替:120円→110円。米国金利:約5.0%。
2000年 1.80% マイナス要因:ITバブル崩壊前夜。政治的背景:ブッシュ当選。為替:110円→130円。米国金利:約6.0%。
2001年 1.50% マイナス要因:9.11テロ。政治的背景:アフガン戦争。為替:130円→120円。米国金利:約3.0%。
2002年 -29.70% マイナス要因:企業不祥事。政治的背景:イラク戦争準備。為替:120円→115円。米国金利:約1.5%。
2003年 16.40% プラス要因:イラク戦争短期化。政治的背景:イラク侵攻。為替:115円→110円。米国金利:約1.0%。
2004年以降 以後は既存テーブルをご参照ください(省略)

とりあえず出たのが2003年まで。

1970年代は金利もヤバいし為替もヤバいですね。

 

以下は、2004年から2024年までの各年について、S&P500(円建て・配当込み)の年次リターンと、その年の市場や経済に関する主な出来事(プラス/マイナス要因、政治的背景、為替、米国金利)を備考欄にまとめた一覧です。

年度 リターン 備考
2004年 5.8% プラス要因:住宅市場の活況、低金利政策。政治的背景:ブッシュ大統領再選。為替:110円→105円。米国金利:約1.0%→1.5%。
2005年 20.8% プラス要因:住宅市場の継続的な成長。政治的背景:ハリケーン・カトリーナの被害。為替:105円→115円。米国金利:約2.0%→4.0%。
2006年 16.8% プラス要因:企業収益の増加、堅調な経済成長。政治的背景:イラク戦争の長期化。為替:115円→120円。米国金利:約4.0%→5.25%。
2007年 -1.2% マイナス要因:サブプライムローン問題の表面化。政治的背景:住宅バブル崩壊の兆し。為替:120円→114円。米国金利:5.25%→4.25%。
2008年 -49.0% マイナス要因:リーマンショック、世界的な金融危機。政治的背景:オバマ大統領当選。為替:114円→90円。米国金利:4.25%→0.25%。
2009年 30.4% プラス要因:金融緩和と景気刺激策の効果。政治的背景:オバマ政権の景気対策。為替:90円→92円。米国金利:0.25%。
2010年 0.4% プラス要因:追加金融緩和の期待。政治的背景:中間選挙での政権交代圧力。為替:92円→81円。米国金利:0.25%。
2011年 -3.3% マイナス要因:欧州債務危機、米国債の格下げ。政治的背景:政府債務上限問題。為替:81円→77円。米国金利:0.25%。
2012年 30.8% プラス要因:QE3の実施、住宅市場の回復。政治的背景:オバマ大統領再選。為替:77円→86円。米国金利:0.25%。
2013年 60.8% プラス要因:金融緩和継続、経済回復。政治的背景:政府機関の一時閉鎖。為替:86円→105円。米国金利:0.25%。
2014年 30.3% プラス要因:企業収益の増加、低金利環境。政治的背景:FRBの量的緩和終了。為替:105円→120円。米国金利:0.25%。
2015年 1.1% マイナス要因:中国経済の減速、原油価格下落。政治的背景:FRBが9年ぶりの利上げ。為替:120円→120円。米国金利:0.25%→0.50%。
2016年 8.9% プラス要因:米国経済の堅調、トランプ相場。政治的背景:トランプ大統領当選。為替:120円→117円。米国金利:0.50%→0.75%。
2017年 17.4% プラス要因:法人税減税、規制緩和期待。政治的背景:トランプ政権の経済政策。為替:117円→113円。米国金利:0.75%→1.50%。
2018年 -8.0% マイナス要因:米中貿易摩擦、利上げ懸念。政治的背景:FRBの利上げ継続。為替:113円→110円。米国金利:1.50%→2.50%。
2019年 32.8% プラス要因:FRBの利下げ、米中貿易協議の進展。政治的背景:トランプ政権の政策継続。為替:110円→109円。米国金利:2.50%→1.75%。
2020年 12.7% プラス要因:大規模財政・金融政策、IT株の上昇。政治的背景:COVID-19パンデミック、バイデン大統領当選。為替:109円→103円。米国金利:1.75%→0.25%。
2021年 42.6% プラス要因:経済再開、企業収益の回復。政治的背景:バイデン政権の景気刺激策。為替:103円→115円。米国金利:0.25%。
2022年 -6.7% マイナス要因:インフレの加速、急激な利上げ。政治的背景:ウクライナ侵攻とエネルギー価格高騰。為替:115円→131円。米国金利:0.25%→4.25%。
2023年 35.9% プラス要因:インフレ鈍化と利上げ終了観測。政治的背景:経済のソフトランディング期待。為替:131円→141円。米国金利:4.25%→5.50%。
2024年 34.8% プラス要因:利下げ開始、経済の安定成長。政治的背景:大統領選挙に向けた政策期待。為替:141円→150円。米国金利:5.50%→4.25%。

面白いけど、テキストいっぱいだとお腹いっぱいになっちゃいますね。

というワケで長いけど記事を終わりにします。

 

おわりに|直近30年の円建てS&P500(配当込み)の年次リターンはかなりヤバいので今後も月1万円でも良いから積立していこうと改めて思いました

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1ドル360円固定時代から1ドル77円といった時代を含めてもS&P500(配当込み)指数は力強く成長してきました。

あと、月1万円積立でも30年続けるとすごい金額になりますね。

下落が続いて日和ったときはこの記事とデータを見なおしながら長期投資を続けていこうと思いましたw

 

というワケで今日は円建てS&P500の長期データのお話でした。

長文にお付き合いいただいてありがとうございます。

過去の傾向を見てると大変な時代がやってくるかもですが、お互いコツコツ頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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ななし

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