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下落して改めてカウチポテトの優秀さを思い知る

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今回の下落で改めてカウチポテトポートフォリオの優秀さというかお気楽さを実感しました。

以前したtweet。

何やかんやでカウチポテトポートフォリオ、わりと強いかも

今だと個人向け国債変動10年あるし

暴騰時に涙しつつ利確でリバランス
暴落時にチビりながら下げてる株を買ってリバランス

単純にリターン半分ではなく、ありと利益取れてた記憶

あと大暴落でも資産の75%が残るというのはメンタルに良い

 

まだ全然暴落では無いけど、年末にリバランスした人は今回の局面も穏やかでいれただろうなぁ、とか思っていました。(なかなか昨年末で上がり過ぎた株式から降りれる人は少ないですけどw)

上昇局面では利食い、下落局面では安くなった株式を拾えるので、個人的には好きなポートフォリオです。

無リスク資産が2000万円を超えて、さすがにインフレ負けが続くのはなぁ、と思っていたけど、意外とカウチポテトのままでも十分資産形成できていたかも。

ただ、過去のリスク資産を売ってNISAに乗せ換える場合、古い海外ETFは一般口座なので確定申告が必要なんですよね。副業で青色申告してるので失敗とか修正申告とかなりたくないので、結局誘惑に負けてポートフォリオを崩したのが管理人の末路。

とはいえ、まぁ無リスク資産2000万円をキープできていたら十分でしょうし、NISA埋めるのに現金使っても個人向け国債1000万円が残れば老後は大丈夫なはず。

55歳からは古い一般口座などを売却しながらゆるゆる過ごしていきたいとか思ってます。

 

リバランスのやり方の画像。

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※スマホの人は見にくくてスミマセン。

リバランスするときに

  • (上昇局面)まだまだ上がるんじゃないかな
  • (下落局面)待てばもっと安く買えるのでは

といった葛藤があるものの、株高or株安が進行すれば、再度リバランスをすれば良いだけというお気楽さもあります。

一番大きいのはリスク資産が半減しても、資産全体で見れば75%残っているということですかね。

株式は過去200年右肩上がりでしたが過去は未来を保証してくれるわけではありません。あと暴落に巻き込まれると、積立しても積立しても含み損みたいな時期もあるので、資産全体で見るというのは精神的に優しいのは超メリット。

 

参考までに過去20年で仮想eMAXIS Slim先進国株式を月2万円、現金を月2万円積立して、年末リバランスしたものを作ってみました。(2005年にはSlimどころかeMAXISすら無かった。。)

まずは年末リバランス前。

年次リターン 投資信託 貯金 合計資産
(信託報酬後) 評価額(年末) 評価額(年末)
2005 24.90% 28 24 52
2006 9.90% 56 50 106
2007 -2.10% 76 77 153
2008 -50.10% 62 101 163
2009 24.90% 126 106 232
2010 14.90% 157 140 297
2011 -10.10% 157 173 330
2012 14.90% 214 189 403
2013 49.90% 326 226 552
2014 9.90% 327 300 627
2015 4.90% 353 337 690
2016 4.90% 386 369 755
2017 19.90% 477 402 879
2018 -10.10% 419 464 883
2019 24.90% 575 466 1,041
2020 14.90% 622 545 1,167
2021 31.90% 794 608 1,402
2022 -12.10% 640 725 1,365
2023 27.90% 897 707 1,604
2024 26.90% 1,042 826 1,868

次にリバランスしたもの。

年次リターン 投資信託 貯金 合計資産
(リバランス後) (リバランス後)
2005 24.90% 26 26 52
2006 9.90% 53 53 106
2007 -2.10% 76 77 153
2008 -50.10% 81 82 163
2009 24.90% 116 116 232
2010 14.90% 148 149 297
2011 -10.10% 165 165 330
2012 14.90% 201 202 403
2013 49.90% 276 276 552
2014 9.90% 314 313 627
2015 4.90% 345 345 690
2016 4.90% 377 378 755
2017 19.90% 439 440 879
2018 -10.10% 441 442 883
2019 24.90% 520 521 1,041
2020 14.90% 583 584 1,167
2021 31.90% 701 701 1,402
2022 -12.10% 682 683 1,365
2023 27.90% 802 802 1,604
2024 26.90% 934 934 1,868

20年間、月4万円を積立して1800万円。

投資元本960万円(月4万円×12ヶ月×20年)が2倍くらいなので十分という感じですかね。

結果論では月2万円を投資信託だけ投資してたら、それだけで1500万円近くになるんですが、後半の爆上げターンがあったからで、2014年までの10年で区切ると大して儲かってない点は注意が必要です。

2028年くらいに20年ぶりの▲50%級の下落があったら厳しい数字になりそう。

参考までに投信だけ月2万円積立したものなど。

年間投資額 リターン 評価額
2005 24 24.90% 28
2006 24 9.90% 54
2007 24 -2.10% 77
2008 24 -50.10% 39
2009 24 24.90% 72
2010 24 14.90% 106
2011 24 -10.10% 119
2012 24 14.90% 160
2013 24 49.90% 263
2014 24 9.90% 313
2015 24 4.90% 352
2016 24 4.90% 393
2017 24 19.90% 495
2018 24 -10.10% 469
2019 24 24.90% 610
2020 24 14.90% 725
2021 24 31.90% 981
2022 24 -12.10% 886
2023 24 27.90% 1,157
2024 24 26.90% 1,492

2014年時点で240万円入金して313万円。

2024年時点では480万円入金して1492万円。

後半10年が豊穣の時代過ぎる。

ここに現金480万円を足すと1972万円。

カウチポテトの1868万円とどちらが好みかですかね。カウチポテトが負けてるけど常時リスク半分にしてるわりに健闘してるかな、と。

個人的にはカウチポテトかなぁ。

次の10年が暗黒期でも乗り切りやすそうだし。

 

何だかんだで資産3000万円くらいまではカウチポテトで作れるというのが管理人の実体験。

そのあとは無リスク資産の安全圏を作って個人の好みで良いかな、とも。私の場合、老後も近いし、個人向け国債1000万円が絶対防御という感じ。

今日はふわふわしてますが、下落して改めてカウチポテトの優秀さを思い知るというお話でした。

 

どれだけ大変な時期でも続けることが大切。積立投資は強制してくれる良い仕組みですね。

上手く使いながら一緒に頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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