最近人気のSCHDについて海外情報があったので記事にてシェアします。
参考にしたtweetはこちら。
I found an interesting paper from S&P Dow Jones on the Dow Jones Dividend 100 Indiced $SCHD pic.twitter.com/Oo2JRByTcL
— Dividend Growth Investor (@DividendGrowth) April 12, 2025
では一緒に見ていきましょう。
【海外情報】下落相場に強いSCHDの秘密とは?
ツリーをまとめるとこんな感じ。(翻訳頼みなので間違ってたらスミマセン。)
- 高いリターンの実績:ダウ・ジョーンズ米国ディビデント100インデックスは、2001年6月から2023年6月までの期間で年率11.70%のトータルリターンを達成。市場全体のインデックス(年率10.20%)を上回る好成績。
- 安定性と耐久力:このインデックスは質と財務の安定性に焦点を当てており、経済的な厳しい時期を乗り越え、好況時に繁栄する能力がある。歴史的な市場下落局面(例:2000-2002年のテックバブル崩壊、2007-2009年の金融危機など)でも、市場全体に比べて下落幅が小さい。
- バランスの取れたセクター配分:一般的な誤解(公益事業や金融セクターに偏っていると思われがち)とは異なり、複数のセクター(例:情報技術、ヘルスケア、消費財など)にバランスよく投資。セクターの多様性がリスク分散に寄与。
- 持続可能な配当戦略:インデックスは一貫して配当を支払う企業を選定し、10年以上の配当支払い実績や財務健全性を重視。長期的な配当成長と安定したキャッシュフローを期待できる。
- 市場環境への適応力:配当戦略は、将来の金利上昇局面でも成長する可能性があり、投資家にとって安心材料となる。経済的不確実性の中でも安定した収入源を提供。
- 投資家向けの学び:インデックスの構築方法(スクリーニング基準やウェイト付けなど)が公開されており、DIY投資家やETF投資家が参考にできるプロセスが明確。
まとめてみると人気が出るのも良く分かる内容ですね。
配当貴族インデックス同様、リーマンショックでも下落率が小さいことはメリット。何だかんだで低ボラティリティは大切。(管理人は無リスク資産で調整しています。)
とはいえ、今回の急落では株式らしい下落はしています。
年初来でVOOより有利ではあるけど4月の急落ではスコーンと落ちていました。
クオリティフィールドをぶち破る下落だったのでマーケットの混乱具合が分かります。
さて、管理人が興味を持ったポイントなどを紹介していきます。
なぜ配当指数は好調なのでしょうか?
それは、品質と財務の安定性に重点を置いているため、厳しい経済状況に耐え、好況時に繁栄することが容易になるから。
分かりやすい画像など。
高いROE、低いボラティリティ。
安定志向の高配当ではなくHDVに近い感じですかね。
ETFなので勝手に銘柄入れ替えをやってくれるのも魅力。
配当戦略は、歴史的な大きな下落時に効果を発揮する傾向がある。
1999年以降にリストされたものが画像で出ていました。
ここは要注意ポイント。これを見ると配当貴族やSCHDの過去リターンが良かったのはITバブル崩壊を避けられたことなのでは・・・?
今回の急落もそうですが、リーマンショック、コロナショックではそれなりのダメージを受けています。
伸びしろでいけばVOOなどS&P500には叶わないのでリーマンショック直前の高値圏からのチャート比較を確認してみたいところ。
今ならAIでいけそうな気がするんですが細かなデータを出すのは人間なので、今の私だと時間かかり過ぎて毎日更新の記事だと無理で諦めてます。
個人的に高配当は好きですが、普通に資産形成するならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)かオルカンをガンガン買って、自動取り崩し機能で年2%設定とかでも良いんじゃないか?と思うようになってきました。
ただ、数学的には低ボラティリティのほうがリターンは高くなるので配当貴族は引き続き保有し続けます。(将来の旅行資金として積んでいますw)
参考までにAIに調べて貰ったSCHDとVOOの配当込み(配当再投資込み)リターン比較。
リーマンショック以降のものになるけど、ハイテクがオワコン扱いされて長期低迷したらSCHDの輝くターンがくるかも。
うちは過去に買い込んだHDVがあるので期待したいけど、SCHD設定来にダブルスコア近くで負けているんですよね。。モーニングスターの至宝なので頑張って欲しい。
ITバブルで被弾しなかったのがSCHDが強かったポイントと思ったけど、HDVの苦戦を見てると普通に良いETFな気もします。
セクターウェイト。
一般的な考えとは異なり、この戦略は複数のセクターに公平に配分されています。
「公益事業と金融セクターのみ」というわけではありません。
US Broad Stock Marketはハイテク比率が高いですね。
金融、ヘルスケアはちょっと多めくらいな感じ。
生活必需品、エネルギーは全米株式より高いです。
高い回転率。
ツイ主がこれは嫌いな部分と書いてましたw
市場が荒れてるときはかなり銘柄入れ替えをしています。平均が21.4ということで
One-Way Turnover Rateは、インデックスの年次リバランス時に構成銘柄がどれだけ入れ替わるかを示す指標(%)で、例えば20%ならインデックスの20%が新しい銘柄に入れ替わったことを意味します。
回転させるほどリバランス時に支払う手数料、税金が高くなり、経費率に係るんですが、ここらへんはシュワブが上手くやってるんですかね。本家SCHDの経費率は0.06%と超低コストです。
HDVもアクティブファンド並みの銘柄入れ替えをしているのでこんなものかな、と。
ツイ主はあまりにも早く売却することで利益を失っている、的なことを書いていましたが指数に投資してるから仕方ないよなぁ。
年ごとのセクター推移。
分かりやすい。
全米のコミュニケーションサービスが2018年に跳ね上がってるのはGoogleとFacebookがこのセクター扱いになったからですかね。
SCHDはGoogleとFacebook抜きでS&P500に匹敵するリターンを出してきたと考えると凄い。。
ちなみに上記内容はS&Pグローバルのページより無料で読むことができます。
外部リンクダウ・ジョーンズ配当100指数(PDF)
というワケで今日はSCHDの情報でした。
直接海外ETFでは買いにくい銘柄ですが今だと楽天SCHD、SBI・SCHDが超低コストで買えるし、良い時代になりましたね。
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見てるとSCHD欲しくなりますねw
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