2025年2月3日に米国バンガード社のETFが経費率引き下げをしました。
それに伴いSBI・Vシリーズのいくつかも信託報酬が引き下げになります。
外部リンクSBI アセットマネジメントが運用する投資信託の 信託報酬(実質的な負担)引下げのお知らせ(PDF)
一番注目されるのはVT連動するSBI・VT(全世界株式)でしょう。
おぉ、VTの経費率が下がるのは嬉しい✨
ノーリスクでリターン0.01%増えるようなもんやし
昔は0.17%だったのでかなり安くなった🥳 https://t.co/sx5qMFvAtj
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) February 5, 2025
VTの経費率は0.07%から0.06%に。
0.01%なので誤差と思うかもですが、割合にすると15%ちょいになるので大きな引き下げです。
tweetでは昔は0.17%と書いていますが、日本取り扱い当初(2009年)は0.3%と今からすると信じられないレベルでした。
2009年当時は新興国株の経費率(0.7%くらい)も高かったし、米国を除く先進国の経費率(0.35%くらい)ありました。
管理人は2013年にVTを200万円くらい買ってるんですが、12年保有と考えると経費率が0.3%のままだと複利でリターン▲0.3%悪化するので経費率引き下げは個人投資家にとって唯一のフリーランチですね。
今は悩むことなくオルカンかSlim S&P500を買っておけばOKなので良い時代ですね。(信託報酬が1.0%を超えるアクティブファンドがS&P500を毎年1.0%オーバーパフォームできるかというと難しいので、何だかんだで低コストは正義!)
外部リンクザ・バンガード・グループが提供する バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)銘柄の 取扱い開始のお知らせ(PDF)
まずはバンガードで引き下げられる商品から。
なまずんが早くも記事にしていたので画像をお借ります。
出典:米国バンガードがETF経費率の大幅引き下げを発表、国内投信も実質的な信託報酬率が下がる!
- VEA:米国を除く先進国株式 0.06→0.03%
- VIG:米国連続増配株式 0.06→0.05%
- VGT:情報技術セクター 0.1→0.09%
- VWO:新興国株式 0.08→0.07%
- VXUS:米国を除く全世界株式 0.08→0.05%
除く米国先進国株式、VEAの経費率引き下げが強烈ですね。実質半減。米国を除く全世界株式であるVXUSも激安に。
アメリカはインフレなのにバンガードの経費率は激安の殿堂となっています。。
VXUSとVOOを組み合わせると経費率0.04%くらいになるので、ここまでは頑張れる気がしますw
さて、上述しましたがバンガードの経費率が下がるということは、これらに連動するファンドの信託報酬も下がります。
SBI・Vシリーズは下記商品の引き下げを発表しています。
下の方は知らないファンドですが、EXE-i 新興国株式はステートストリートの指数と思っていましたが、いつの間にか一部VWOを組み入れていた様子。
昔からSBI・VTを買っていた人は恩恵ですね。
まだ発表はないですが楽天VTもそのうち下がるでしょう。
ちなみに直接海外ETFを買い付けたほうがコストは安いですが、個人的には投資信託をおすすめします。
理由はもう十分にコストが安い、手数料無料、希望した金額で積立が可能というのが大きいです。
あと思ったこと。
オルカンの信託報酬バグやろ?
ノーロードで買えて、クレカ積立だとポイントが貰えて、NISAだと運用益非課税で、信託報酬が0.05775%とかアメリカ人から見ても頭おかしいと思われそうw
運用している三菱UFJアセットマネジメントには感謝です。
というワケで今日は【朗報】SBI・Vシリーズが信託報酬引き下げというお話でした。
わずか10年ちょっとで投資環境は劇的に良くなりました。
オルカンかSlim S&P500があれば何も困らないかも。。
あとは積立を続けるだけ。これもクレカ積立にしてたら十分。良い商品と良い制度を使いながら、ともに資産形成を頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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