気になっていた米国ストリップ債を購入しました。
分からないことだらけなので備忘録として残します。
あと個人的失敗談なども。
米国債に興味を持ったのは下記より。
では、買った金額や失敗談?も含め、一緒に見ていきましょう。
【失敗したかも】米ドル建てストリップ債を3200ドル分(約50万円)購入しました
失敗談①ストリップ債を購入するときは最大注文数量を見る必要がある
先にストリップ債購入時の注意ですが、買付余力だけを見て購入すると入金満額は買えません。
ストリップ債は割り引かれた債券なので。
下の注文画像を見ると分かりやすいです。
青枠がドル建ての買付可能額です。管理人はこれを買い付け余力と思っていました。
実際は赤枠部分を見て買う必要があります。
ストリップ債は100ドル単位で売買なので、1764ドルしかないから1700ドル分と注文すると将来1700ドルで受け取れる分の商品を買う、ということになる様子。
なので、赤枠の3900ドル分を買えるようですね。
当初、50万円を入金して買ったところ、半分くらいの23万円分くらいしか買えませんでした。
割り引いた現在価値分のストリップ債を買ったという感じですね。
さて、買ったは良いものの、またまた失敗をした感があります。
失敗談②思ったよりマイナスが大きい。これがスプレッド?
希望額を買えなかったのは良いのですが、思ったよりマイナスが多いです。
金額を見てみましょう。
一番下の外国債券部分がいきなり11,156円のマイナスとなっています。購入後、円高になったので為替ダメージがあるのは分かるけど、ちょっと金額が大き過ぎます。(ドルMMFが参考になるかと思いますがこちらは1%程度。)
%で見てみます。
為替の変動があるにしても▲4.86%は大き過ぎますね。。
これがスプレッドなんでしょうか。
しかも参考為替レートが低すぎる気もします。。2025年2月1日のチャートでは1ドル155.16円でした。為替スプレッドをこれだけ取るのか、値動きを考慮して低めに出しているのか。。
ちなみに購入時の為替レート。
買い方が分からなかったので追加で100ドル分購入しました。
1ドル156.13円のときに買ってますが、為替の影響はせいぜい1%程度。
この▲4.86%が気になって、これが楽天証券の手数料ですか?と確認でメールをしてみました。
管理人の国語力だと全然理解できずでした。。
> 楽天証券でございます。度々ご連絡を頂戴し、恐れ入ります。
>
> 「保有商品一覧」画面における評価損益額は、
> 為替レートの変動分のほか、買付時の約定単価と
> 画面をご覧になった際の参考単価(当日の債券市場の仲値)
> との比較により算出されております。
>
> この度お取引いただいた買付時約定単価44.53%と、
> 「保有商品一覧」画面に表示の「参考単価」との比較が
> 評価損に反映しております。
>
> 債券の売買時の取引手数料については、無料でございます。
>
> なお、約定単価には取引に必要なコストが含まれております。
>
> 債券のお客様の購入価格には、仕入れ先金融機関等が
> 提示する市場実勢価格に、お客様にてご負担いただく
> 実質的な費用が上乗せされております。
>
> また、お客様の売却価格は、仕入れ先金融機関等が
> 提示する価格から実質的な費用が差し引かれた価格です。
>
> こちらの取引時コストには、弊社収益のほか、仕入れ先
> 金融機関等における収益が内包されております。
>
> 詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
> https://faq.rakuten-sec.co.jp/2324002
>
> 外国債券は、市場にて売買されている間は、需給関係や
> 金利動向により単価が変動します。
>
> 償還まで保有された場合、単価は100%に戻りますが、
> 償還前に途中売却されますと、そのときの時価で
> ご売却いただくことになります。
参考URLを見たところ、こんな感じでした。
スプレッドは一定ではない、とのこと。
単価変動が大きかったのか、スプレッドが大きいのか教えて欲しいのですが、数度聞いたものの上記回答をAIのように返信されるだけでした。
あと抱えているマイナスが満期まで持つとゼロになるのか聞いていますが回答はありません。
> 償還まで保有された場合、単価は100%に戻りますが、
> 償還前に途中売却されますと、そのときの時価で
> ご売却いただくことになります。
こう書かれてるので保有時のマイナスは気にしなくて良い気もしますが、満期時まで持っていてもマイナスが付いたままな気もします。
ちなみい今売るとけっこう安く買い叩かれます。
229,478円支払って206,855円。
10%くらい損する感じ。
やはりスプレッドか手数料が4%くらいあるのでは?
今後どうする?
やっちまった失敗はマイナス計上すれば良いだけですが、分からないまま500万円分まで積み上げるのはちょっと難しそうです。
500万円×4%=20万円はちょっと大き過ぎる。
為替リスク取っているのに手数料でか過ぎ問題。
対策としては投資信託でiFreeHOLD 米国国債(T-Zero2044)を買うことでしょうか。
こちらは2044年満期の米国債だけを買う投資信託。信託手数料が0.1705%かかりますが、スプレッドを考慮すれば納得できる範囲かも。
金額指定で500万円分買えるのも魅力。
とりあえず1万円だけ買ってみました。
こっちは変なスプレッドは無さそう。
値動き部分は為替ですね。
長期で保有することでジリジリ2044年に向けて基準価額が上がっていきます。(そこに合わせて為替変動も受けます。)
20年後に1ドル70円くらいになってても、まぁそこまで損しないし、20年後にドル安が進んでいたときのヘッジも兼ねて無リスク資産の一部をドルで持とうと思っていましたが、実際に買ってみると分からないことだらけでした。
ちょっとずつ勉強しながら今後を考えていこうと思います。
iFreeHOLD 米国国債(T-Zero2044)を毎月10万円ずつドルコストで買っていって、円高局面きたら一気に埋める、という感じになりそうな予感。
というワケで今日は【失敗したかも】米ドル建てストリップ債を3300ドル分(約50万円)購入しましたというお話でした。
配当金の利益と相殺できるので、損切りして投信で持ち直すのが精神的にも良さそうな気もします。
読者様におきましては良く分からないものを買うときは少しずつ買うのをおすすめしますw
お読み頂きありがとうございました。
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