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【衝撃的?】暴落を考えると、どれくらいのリターンが必要なのか

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PCを整理してたら何やら計算をしていたエクセルファイルがありました。

暴落を考えるとどれくらいリターンが必要なのか、というもの。参考になるかもなので記事にてシェアします。

▲50%級の暴落に巻き込まれると回復大変というのが参考になれば幸いです。

では、エクセル先生の結果ですがザーッと見ていきましょう。

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【衝撃的?】暴落を考えると、どれくらいのリターンが必要なのか

まずは年リターン7% 10年に一度暴落した場合どうなるか。

リターン7% 10年に一度暴落
年数 リターン 年度末株価
1年目 7% ¥10,700
2年目 7% ¥11,449
3年目 7% ¥12,250
4年目 7% ¥13,108
5年目 7% ¥14,026
6年目 7% ¥15,007
7年目 7% ¥16,058
8年目 7% ¥17,182
9年目 7% ¥18,385
10年目 -50% ¥9,192
11年目 7% ¥9,836
12年目 7% ¥10,524
13年目 7% ¥11,261
14年目 7% ¥12,049
15年目 7% ¥12,893
16年目 7% ¥13,795
17年目 7% ¥14,761
18年目 7% ¥15,794
19年目 7% ¥16,900
20年目 -50% ¥8,450
21年目 7% ¥9,041
22年目 7% ¥9,674
23年目 7% ¥10,351
24年目 7% ¥11,076
25年目 7% ¥11,851
26年目 7% ¥12,681
27年目 7% ¥13,569
28年目 7% ¥14,518
29年目 7% ¥15,535
30年目 -50% ¥7,767

30年投資してても10年に一度暴落があると元本が23%減っているいう悪夢のような結果に。

リーマンショック級が10年に一度あるかどうかと考えると怪しいですが、10年に一度の暴落はそこそこ現実的ではあります。

2000年 ITバブル崩壊

2008年 サブプライムショック~リーマンショック

2015年 チャイナショック

2020年 コロナショック

ざっくり7~8年周期でしょうか。

昔は20年に一度だったのが情報技術の進歩で早くなったような予感。

この感じでいくと2027年までに試練がありそう。

ただ、暴落のあとには急回復のターンもあるので、もうちょっとリターンは改善されるとは思います。暴落も暴騰も平均して6.7%というのが株式リターンですしね。

 

もうちょっと年リターンを上げてみましょう。

リターン9% 10年に一度暴落
年数 リターン 年度末株価
1年目 9% ¥10,900
2年目 9% ¥11,881
3年目 9% ¥12,950
4年目 9% ¥14,116
5年目 9% ¥15,386
6年目 9% ¥16,771
7年目 9% ¥18,280
8年目 9% ¥19,926
9年目 9% ¥21,719
10年目 -50% ¥10,859
11年目 9% ¥11,837
12年目 9% ¥12,902
13年目 9% ¥14,063
14年目 9% ¥15,329
15年目 9% ¥16,709
16年目 9% ¥18,212
17年目 9% ¥19,852
18年目 9% ¥21,638
19年目 9% ¥23,586
20年目 -50% ¥11,793
21年目 9% ¥12,854
22年目 9% ¥14,011
23年目 9% ¥15,272
24年目 9% ¥16,647
25年目 9% ¥18,145
26年目 9% ¥19,778
27年目 9% ¥21,558
28年目 9% ¥23,498
29年目 9% ¥25,613
30年目 -50% ¥12,806

これもけっこう衝撃的ですね。

安定して9%で回ってるのに10年に一度暴落に巻き込まれると30年投資をしてるのに全然増えてない。。というか、インフレを考えるとマイナスかも。

一度暴落を食らうと回復するまでにけっこう時間がかかるのですね。

ただ、株式はインフレを組み込んで成長してくれるアセットでもあります。物価が上がる分、売上も増えますし、時間を掛けつつ利益も増えてきたのが過去の流れ。

 

最後に株価好調が続いて、10年に一度暴落がするようなケース。

けっこう今の感じに近いかも。

リターン14% 10年に一度暴落
年数 リターン 年度末株価
1年目 14% ¥11,400
2年目 14% ¥12,996
3年目 14% ¥14,815
4年目 14% ¥16,890
5年目 14% ¥19,254
6年目 14% ¥21,950
7年目 14% ¥25,023
8年目 14% ¥28,526
9年目 14% ¥32,519
10年目 -50% ¥16,260
11年目 14% ¥18,536
12年目 14% ¥21,131
13年目 14% ¥24,090
14年目 14% ¥27,462
15年目 14% ¥31,307
16年目 14% ¥35,690
17年目 14% ¥40,686
18年目 14% ¥46,382
19年目 14% ¥52,876
20年目 -50% ¥26,438
21年目 14% ¥30,139
22年目 14% ¥34,359
23年目 14% ¥39,169
24年目 14% ¥44,653
25年目 14% ¥50,904
26年目 14% ¥58,031
27年目 14% ¥66,155
28年目 14% ¥75,416
29年目 14% ¥85,975
30年目 -50% ¥42,987

やっと長期投資の意味が出てくる感じですね。

とはいえ、10年で1.6倍、30年で4倍は期待しているよりショボいな、と思う人がいるかも。

でもこれで幾何平均5%くらいでしょうか。

株式リターン6.7%に平均回帰しようとすると暴落翌年に+30%とか暴騰を入れると良い感じになりそうですね。

ただ、毎年14%で資産が増えても、上がり過ぎたゆえに暴落で調整されると思ったほどの資産増にならないかも、という参考になれば幸いです。

直近10年のS&P500リターンを見てると、リターンを先食いしてるので、どこかで調整があるかも知れませんね。(ただ、何もないまま上にいく可能性もあるので判断難しい。。)

 

さて、暴落を避けることはできないので、私たち個人投資家はどうすれば良いか。

対策はこんな感じでしょうか。

  1. 諦めて全てを受け入れてホールド
  2. 暴落に備えて現金をプールしておく
  3. 暴落をしても大丈夫な資金で投資をする

バイアンドホールドは暴落を受け入れる代わりに稲妻が輝く瞬間のような暴騰もすべて教授できます。

あとは暴落に備えて現金を用意しておく方法。管理人はこのタイプ。

最後はバイアンドホールドと同じですが、リスク許容度に合わせて投資をするという感じでしょうか。

管理人のざっくりした資産だと

  • リスク資産 3600万円
  • 無リスク資産 2200万円

これが暴落で株価半減すると

  • リスク資産 1800万円
  • 無リスク資産 2200万円

まぁ、全体で4000万円あれば何とかなるか、と楽観はしています。

 

もしこんな状況がきたら、たぶんリバランスではなく、人生最後の勝負で

  • リスク資産 3000万円
  • 無リスク資産 1000万円

とかやっちゃいそうな気もしますw

これが失敗して株価がピークから▲75%(半額後のさらに半額)となっても全体で2500万円あれば老後は何とかなるだろうし。。

 

ざっくりした計算なので、こんなキレイに上がることはなく、定期的に大暴落というのはありません。

実際には低迷する期間が長ければ暴騰するターンもあるし、暴騰し過ぎたら大幅な調整があるのだと個人的には思っています。

今だとインフレを加味してもう少しリターンが高いかも知れませんし。

 

というワケで今日は【衝撃的?】暴落を考えると、どれくらいのリターンが必要なのかというお話でした。

暴落を警戒し過ぎてもリターンを取り損ねますし、調子に乗ってると退場する可能性が出てきたり、リスク資産のことばかり気になってQOLも下がります。

なので、自分のリスク許容度にあったバランスを見つけたいですね。

好調が続いているので大変な時期が来るかもですが、何だかんだで超長期で株式は素晴らしいリターンを提供してきました。

ともに頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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