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【少なすぎワロタw】インデックスに勝ち続けたアクティブ投信は何本はあったか

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アクティブファンドを買ってる読者様は少ないかと思います。

AERA.dotでアクティブファンドの実態で興味深い記事がありました。

記事はこちら。

外部リンク少な!インデックスより儲かるアクティブ投信何本だったか検証【信託報酬2%弱でも爆売れの毎月分配型】

※リンクは新しいタブで開きます

詳しくは記事にお任せするとして、興味深かった点を一緒に見ていきましょう。

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【少なすぎワロタw】インデックスに勝ち続けたアクティブ投信は何本はあったか

勝ち続けることができたアクティブファンドはたった8本

まずは結論から。

勝ち続けることができたのはたった8本。

直近1年・3年・5年・10年のトータルリターンがどの期間も市場平均を上回った、運用期間10年以上の投資信託という条件(運用期間5年以上10年未満では1年・3年・5年)で調べました。

対S&P500(米国株式)に勝ったのは1本。対MSCIコクサイ(先進国株式)は0本。対MSCIワールド(全世界株式の新興国株抜き)は1本。対TOPIX(国内株式)は6本でした

ほとんどは国内株式。世界を相手にすると難易度は高くなるんですかね。

2024年11月時点で2000本の投資信託のうち1500本がアクティブ運用のようです。1500本のなかから8本を当てる運を使うくらいなら、他のことに使いたいw

 

実際には早期償還されるケースもあるので、アクティブファンドはまだまだ比率として多いですね。

この8本ですら、ずっとインデックスに勝てる保証もないので、庶民としては無難にオルカンかS&P500を積んでいくのが良さそうです。

 

ただ、直近1年・3年・5年・10年のトータルリターンがどの期間も市場平均を上回るというのはハードルが高いので、もう少し緩くしてみたケースもあります。

04年から23年の毎年の1年リターンで見て、アクティブのうち市場平均を上回った投資信託の割合が5割以上だった年を『勝ち』、それ以下の年を『負け』と仮に表現します。

結果、米国株式と先進国株式のアクティブ投資信託はどちらも20年で勝ち3回。国内株式は20年で勝ち8回でした

外国株式だと20年中3回勝てた。国内株式だと20年中8回勝てた。

勝ち続けるパターンと同じく、米国株や全世界株式を買う場合であれば素直にSlim S&P500かオルカンを買っておくのが良さそうですね。

日本株の場合、プロが選んだ銘柄でも20戦12敗という結果なら、ぶっちゃけ自分でアクティブ運用したほうがコストがかからない分、良い気がしますw(失礼)

 

参考までに実際に勝ち続けた商品たちです。

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アクティブファンドに疎いので全然しらない商品ばかり。

信託報酬はともかく10年リターンを見てるとオルカンでええな、となりそう。

日本を含む先進国(MSCIワールド)に投資する野村世界業種別投資シリーズは凄いやん、と思ったんですが、良く見ると世界半導体株投資と書いてました。

これをMSCIワールドに入れて良いかどうかというと…

S&P500に勝ったアクティブファンドもインフラファンドとあるので、普通に大型株だけ買った商品は少ないのかも。

外国株式はテーマ株が当たればインデックスに勝てるという状況でしょうか。

まぁ、GAFAMやエヌビディア、テスラみたいなモンスター級の企業の加重平均に勝たなきゃいけないので、難しいのは良く分かります。

 

アクティブファンドが勝てないのはコスト面も大きい

ちなみに管理人はアクティブファンドが悪いとは思っていません。

中身もエリートたちが選んだ商品です。

ただ、それでもインデックスに勝てないのは中身というよりコストの問題でしょう。

市場平均に連動させるインデックスファンドはコストが非常に低いです。

反対にアクティブファンドは人件費もかかりますし、運用の際に売買手数料や税金もかかります。こういったコスト込みのトータルで見るとインデックスファンドに勝つのは至難の業となってしまう、というのが古典であるインデックス投資は勝者のゲームで書いていたことですね。

 

参考までにアメリカの状況も。

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出典:インデックス投資は勝者のゲーム

インデックスの教祖ともいうべき故ボーグル先生の本から。

切り取った期間がITバブル崩壊、リーマンショックを受けているのでアクティブファンドに厳しい環境かもですが、インデックスに勝つのは至難の業です。

 

それでもアクティブファンドがたくさん組成される理由

長らくインデックスファンドに勝てないとデータ上は分かっているのにバンバン開発して売りまくるのはアクティブファンドが儲かるからですね。

こちらも記事の画像からお借りして。

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アクティブファンドで人気のアライアンス・バーンスタイン。

高い信託報酬を払いつつ、そこまでSlim S&P500に直近5年リターンで見劣りしてないので凄い商品と思います。

  • Slim S&P500 報酬 59億円
  • バーンスタイン 報酬 564億円

運用額がデカいので、信託報酬1.727%が輝きますね!(報酬計算は超ザックリです。スミマセン。)

インデックス投資を知らなかったらプロが運用してくれて1.7%とか安く感じてくれそうですし。

今からSlim S&P500とかオルカンみたいなモンスター級の人気商品を作るより、売買手数料も取れて信託報酬も美味しいアクティブファンドを売りたくなる気持ちが分かりますw

 

まぁ、管理人は勝てるアクティブファンドを当てれる気はしないし、インデックスファンドでも十分過ぎるリターンがあるので、引き続きNISAでオルカンを買いつつ、余剰金があればS&P500投信を買っていこうと思いますが。。

もし興味ありましたら、応援クリック押したあとで元記事もお読みください。

 

というワケで今日は【少なすぎワロタw】インデックスより儲かるアクティブ投信は何本はあったかというお話でした。

 

投資環境は十分過ぎるくらい整っているので、引き続き優良商品をコツコツ買うのが良いですね。

ともに頑張りましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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