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厚生年金「月10万円」貰うハードルはどれくらいか

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先日、厚生年金でざっくり月10万円くらい貰えるだろう、と思ってるのを記事に書きました。

年収が低いのと、転職繰り返して厚生年金に入っていない期間があるので。。

関連記事25年後の年金はどれくらい貰えるか→うまくいって今の85%

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さて、実際に「月10万円」ってどのくらいの割合が貰っているのか、を調べてみたので記事にしました。

男性、女性別でもグラフにしたので読者様の参考にもなると嬉しいです。

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厚生年金の支給額「月10万円」貰うハードルはどれくらいか

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調べたらズバリの記事がありました。

データ元は2020年12月の厚生労働省「令和元年度 厚生年金・国民年金事業の概況」なので数字の信頼性は高いです。

詳しいデータを知りたい方はPDFをどうぞ。

外部リンク厚生年金の支給額「月10万円」未満の人は何割か

外部リンク令和元年度 厚生年金・国民年金事業の概況(PDF)

※リンクは新しいタブで開きます

では、見ていきましょう。

 

厚生年金の平均年金月額は144,268円

めちゃ貰っている人も含めた平均値ですが、月14万円ちょいみたいです。

先日書いた記事では少子高齢化で8掛け、とあったので25年後、ちょうど私が年金を貰っているころには平均115,414円あたりになってそうです。。

あれ? 月10万円のハードルが上がってきたぞ。

平均に入る難しさを分かっている管理人です。

 

男性女性に分けて見てみましょう。

  • 男子:16万4770円
  • 女子:10万3159円

という金額になります。

女性の場合、結婚して厚生年金から国民年金になる人もいるからですね。

国民年金の平均が月5万円くらいという状況に比べると、やはり厚生年金の強さを感じました。

 

では、厚生年金10万円貰ってるのはどのくらいの割合かエクセル先生がグラフ化してくれたので一緒に見ていきましょう。

男性女性で分けてます。

 

厚生年金受給額と人数(男性)

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毎月の厚生年金受取額 人数
~5万円未満 150,977
5万円以上~10万円未満 976,724
10万円以上~15万円未満 2,613,866
15万円以上~20万円未満 4,369,448
20万円以上~25万円未満 2,249,128
25万円以上~30万円未満 288,776
30万円以上 177,626

ボリュームゾーンは15万円~20万円です。

これくらい貰えたら文化的生活を何とかできそう。しかし8掛けされると厳しいかもですね。

管理人はその下の段、10万円以上のところでギリギリかな、という感じでしょうか。

 

女性も見ておきましょう。

 

厚生年金受給額と人数(女性)

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毎月の厚生年金受取額 人数
~5万円未満 315,100
5万円以上~10万円未満 2,341,321
10万円以上~15万円未満 2,182,510
15万円以上~20万円未満 412,963
20万円以上~25万円未満 63,539
25万円以上~30万円未満 4,166
30万円以上 379

男性と大きく変わります。

最大ボリュームゾーンが10万円未満です。

結婚とかいろいろありますが、おひとりさまの場合はできるだけ長く働きつつ、年金繰り下げを使うのが良さそうな感じかも。

これは男性でも同じですけど。。

 

しかし夫婦で厚生年金をもらえる世帯だと安定感は増しますね。

うちは望めないので微々たる厚生年金+妻の国民年金あたりで何とかしなきゃいけません。一般家庭にくらべて足りない部分を投資でどこまで補えるかは老後までにはもっとクリアにしとかなきゃいけないのかも。。

 

さて、せっかくなので最近ますます嫌いになった厚生労働省のPDFを見ていて思ったことなども。

 

今の年金支給を支えているのは氷河期世代

令和元年度 厚生年金・国民年金事業の概況(PDF)からの画像を紹介します。

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令和元年時点での年齢構成です。

氷河期世代大活躍。

今一番払っているゾーンなのに、20年後に年金貰うときに8掛けとか言われたら、若い世代はそりゃ年金に絶望するし、子供産みたいとかも無くなるわな、と思いました。

まぁ、救われないときを考えて、コツコツ自分で身を守っていくのが安心ですけどね。

 

絶望はしないけど過度の期待もしない。

そんな距離感で年金を見つつ自分の資産も何とかしていこうと思います。

 

今日は短いけど厚生年金10万円を貰うハードルというお話でした。

個人的には頑張って「月5万円の配当」と「月5万円の副業」みたいなところを目指したいです。

ある程度の目安をつけつつ、自分に足りないお金を何とかする。大変なこともありますが、一緒に頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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