管理人は以前、副業収入で海外ETFを淡々と買っていました。
あぶく銭なので高値などあまり考えずの購入でしたね。
ふとしたとき、
これが全部高値掴みだったとしても年1回ドルコストとあまり変わらんのでは?
と思いました。
で、書いた記事がこちら。
関連記事S&P500を天井だけで買い付けた場合はどうなるのか?【特に問題なし】
結果としてはスポット買いが全て高値掴みしたとしても思ったより大したこと無かったです。
- 投資額はどちらも15000ドル
- コロナショック被弾
- 高値掴み16036ドル
- ドルコスト17193ドル
個人的には許容範囲。
というか、こんな雑な投資なのに凄くないですか?笑
画像だとこんな感じ。
結果は
- 高値掴み16036ドル
- ドルコスト17193ドル
でした。失敗しまくっても1000ドルくらいの差なら大したことないな、と。
それよりも右肩上がりの資産を買っていくこと、とにかく続けることの方が重要とも感じました。
さて、このネタを2024年版にアップデートして記事を書いていきます。
いきますが、調べるの大変過ぎたのでChatGPT先生にお願いをしました。
結論としては前回と同じ感じでした。
テキスト中心になるのですが、高値掴み失敗しまくっても大丈夫というのはメンタルに優しいですよね。
では、一緒に確認してみましょう。
S&P500を天井だけで買い付けた場合はどうなるのか?【特に問題なし】
投資商品はS&P500ETFであるVOOです。
今回は分かりやすく各年1万ドルとしました。
調べてみた条件
- 期間は直近5年、予算は5万ドル
- スポット買いはその年の高値
- ドルコストは年末に1万ドル
- 購入するものはVOO
どちらのケースも5万ドルを投資した結果が分かります。
コロナショック被弾とその後の暴騰は皆さんご存知の通り。
- 失敗しまくったスポット買い
- 淡々と年1回ドルコスト
の比較ですので、ドルコスト優位ですが思ったより差が無かったというのは、株式投資は退場しないことが最良の戦術を素直に表しているのかな、と感じました。
ここからはほぼChatGPT先生の結果となります。
ちょっと手抜きっぽいですが、手作業で全部調べるの大変なのでご容赦ください。
では、見ていきましょう。
2020~2024年|高値掴みを各年に分けた場合
高値掴みは、市場のピーク付近で毎年1万ドルを投入したケースです。以下の価格は各年のVOOの最高価格に基づきます。
- 2020年: 約 $330(2020年初頭の高値)
- 2021年: 約 $437(2021年の最高値)
- 2022年: 約 $420(2022年の初めの高値)
- 2023年: 約 $400(市場が回復し始めた2023年)
- 2024年: 約 $530(2024年10月時点の高値)
それぞれ1万ドルで購入できた株数:
- 2020: 30.30株 ($10,000 ÷ $330)
- 2021: 22.88株 ($10,000 ÷ $437)
- 2022: 23.81株 ($10,000 ÷ $420)
- 2023: 25.00株 ($10,000 ÷ $400)
- 2024: 18.87株 ($10,000 ÷ $530)
合計株数: 120.86株
現在のVOO価格は $536.53
なので、投資の総価値は:
- 120.86株 × $536.53 = $64,833
2020~2024年|ドルコスト平均法で各年1万ドルずつ投資した場合
次に、年初の価格で毎年1万ドルずつ投資するドルコスト平均法の結果です。
- 2020年初: 約 $280(コロナショック前)
- 2021年初: 約 $347(上昇時)
- 2022年初: 約 $420
- 2023年初: 約 $370
- 2024年初: 約 $384
それぞれ1万ドルで購入できた株数:
- 2020: 35.71株 ($10,000 ÷ $280)
- 2021: 28.82株 ($10,000 ÷ $347)
- 2022: 23.81株 ($10,000 ÷ $420)
- 2023: 27.03株 ($10,000 ÷ $370)
- 2024: 26.04株 ($10,000 ÷ $384)
合計株数: 141.41株
同じく現在のVOO価格は $536.53なので、投資の総価値は:
- 141.41株 × $536.53 = $75,889
2020~2024年|比較結果
- 高値掴み(分散投資): $64,833
- ドルコスト平均法: $75,889
ドルコスト平均法の方が、特に価格が低かった年に多くの株を購入できるため、結果的にパフォーマンスが良くなります。このシミュレーションでも約11,056ドルの差が生じました。
5万ドルを投資して、
- 各年で大失敗の高値掴み
- 上げ相場での年初一括
- 差額は1.1万ドル
であれば許容範囲かな、と。
普通に5回連続高値掴みとかしないでしょうからw
さて、期間を伸ばして2010年~2024年も調べて貰いました。
自分なら面倒ですがAIは文句言わないのが凄い。
調べてみた条件
- 期間は2010年~2024年
- スポット買いはその年の高値に1万ドル投資
- ドルコストは年末に1万ドル
- 購入するものはVOO
2010~2024年|高値掴みを各年に分けた場合
あなた
調べてみた条件
- 期間は2002年から2024年(結構長期)
- スポット買いはその年の高値に1万ドル投資
- ドルコストは年末に1万ドル
- 購入するものはSPY
2002~2024年|高値掴み(各年の最高値で投資)
各年の最高値で1万ドルを投資した場合の株数は以下の通りです。
- 2002年: $117.71 → 84.96株
- 2003年: $111.84 → 89.42株
- 2004年: $120.41 → 83.07株
- 2005年: $128.84 → 77.63株
- 2006年: $143.43 → 69.72株
- 2007年: $157.52 → 63.49株
- 2008年: $133.34 → 75.01株
- 2009年: $93.91 → 106.48株
- 2010年: $125.73 → 79.54株
- 2011年: $134.29 → 74.47株
- 2012年: $148.15 → 67.50株
- 2013年: $174.56 → 57.30株
- 2014年: $206.67 → 48.39株
- 2015年: $213.50 → 46.84株
- 2016年: $227.15 → 44.03株
- 2017年: $267.35 → 37.41株
- 2018年: $294.95 → 33.91株
- 2019年: $322.62 → 31.00株
- 2020年: $381.49 → 26.21株
- 2021年: $475.00 → 21.05株
- 2022年: $408.72 → 24.47株
- 2023年: $432.30 → 23.13株
- 2024年: $584.72 → 17.10株
合計で約 1511.08株 となります。
この株数に現在の価格 $584.72 を掛けると、総価値は 1511.08株 × $584.72 = $883,277 です。
買える株数がどんどん減っているのでS&P500が順調に成長しているのを感じられますね。
ChatGPT:
23年間、23万ドルを拠出して
- 高値掴み投資法 88.3万ドル
- ドルコスト投資法 93.2万ドル
4.8万ドル×150円=720万円と考えると大きいですが、高値掴みをしても88.3万ドル×150円は1億3200万円なので、個人的には十分やろ、と。
ちなみにせっかくだしエクセルにしてグラフも作りました。
あまりタイミングに悩まず長期で右肩上がりをしている投資商品を買うのが正解、と個人的に再確認できたのでやって良かったです。
おわりに|S&P500の天井買い付けなんて気にせず今後も投資を続けていく
実際にはVOOを保有していませんが、つみたてNISAではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買っています。
今回の比較で分かったこと
- 株数を増やすことが大切
- 高値掴みとはいえ、長期(10年単位)で見ると十分安く買えている
- とにかく長く入金し続けることが資産形成において重要
未来は分かりませんし、長期低迷があるかも知れません。そして株式は強気相場と弱気相場をくり返します。
ただ今回の結果を見てみると、低迷が続くなら株数を増やすチャンスですし、強気相場なら高値掴みを失敗しても取り戻せています。
ニュースなどを見ると不安で押し潰されそうになりますが、世の中は株式会社だらけで出来ています。
暴落などは今後もあるとしても資本主義を崩壊させることはないでしょう。
自分や友人たちの企業活動を信じながら、一緒にコツコツと投資をしていきましょうね。
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4年前に書いた記事ですが、こちらは手作業です。
もっとAIが進化するとデータ系の記事が書きやすくなりそうですね。
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