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【裏ワザ】損切りしてNISAの非課税枠を増やす方法

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友人のなまずんがTwitter(X)でNISAの非課税枠を増やす裏ワザをtweetしてバズっていました。

わりと面白い考え方なので記事にてシェアいたします。

tweetはこちら。

この方法、1800万円という上限があるNISA枠を有効活用する賢いやり方だと思う。
NISAは「元本で」1800万円まで非課税。なので含み損になった商品は全額売却→同じ指数に連動する別商品を同じ金額買う、でNISA枠が圧縮できるんだよね。

NISAの場合、含み損状態で持ち続けるのは単なる枠の無駄遣いで、今年の成長投資枠が余ってるなら損切り→買い直すのが正解じゃないの。

tweetだけだと短すぎて何のこっちゃ、と付いていけない人も多いはず。

分かりやすく記事にもされていました。

外部リンクNISAは「暴落時に損切り&再購入」が正解? 簿価の圧縮という考え方

※リンクは新しいタブで開きます

記事の最後にも紹介リンク置いておきますので、合わせてゆっくり読むと良いかと。

 

では、どんな方法なのか一緒に見ていきましょう。

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【裏ワザ】損切りしてNISAの非課税枠を増やす方法

この方法を使いやすい人、向いていない人

ちなみにですが、この方法は使いやすい人、使いにくい人に分かれます。以下、記事より引用。

今回の記事が役立つのは「いずれは非課税保有限度額の1800万円には到達する人」だけです。ただし、年間360万円の満額を5年連続で投資できる人は、1800万円に到達するまではこの方法を実行するメリットが薄い(むしろデメリットのほうが大きい可能性が高い)です。

最速5年で埋める人が向いていないのは意外ですね。

使いやすい人
非課税枠1800万円を埋められるけど5年×360万円で埋めない人(管理人のように月20万円で7.5年で埋めようとしている人はOK)

使いにくい人
年間360万円満額を5年連続で投資して枠を埋める人

最速5年で埋める人は年360万円の上限があるので損切りして買いなおすことがほぼできないため。非課税枠を最速で埋めるか、諦める必要がありそうですが、この記事では非課税枠を増やすほうにターゲットを当てます。

 

さて、その方法を見ていきます。

 

NISAの非課税保有限度額は「損切り→再購入」で回復できる|ただし暴落のときだけを狙うのが吉

この方法の肝は損切りです。

え、NISAって通算損益できないし損切りとかマジ損なのでは?と思う人も多いかも。

しかし、NISAは簿価で評価されます。

管理人だと2024年度のNISA買付額は240万円(月20万円×12ヶ月)です。ちなみに買っているのはオルカン。

この場合、将来オルカンが爆上げしても暴落しても簿価(枠の消費と考えるとイメージしやすいかも)は240万円です。

NISAの残り枠は

1800万円-240万円=1560万円。

しかし暴落した場合に簿価を圧縮するチャンスとなります。

 

暴落したときこそ簿価を圧縮するチャンス

もし2024年度のNISAを埋め終わった直後にブラックマンデーみたいな暴落が来た際、オルカンが半額になったケースを考えてみます。

240万円 → 120万円

簿価は240万円。NISA残り枠は1560万円。

暴落つらたん。。

 

しかし、ここでオルカンを損切りして買いなおすとどうなるでしょう。

簿価は再取得となり120万円になります。

簿価は120万円。NISA残り枠は1680万円。

暴落時に損切りして買いなおすだけでNISAの残り枠が増えました。

疑似的な通算損益みたいな使い方ができますね。

 

ただし、この方法をするには注意点もいくつかあります。

 

実際にやるなら手元資金で別商品を購入する必要がある

暴落をしたときとは、その近辺で株価が暴騰することが多いです。

稲妻が輝く瞬間というのは暴落後に現れるのですね。なので暴落しても持ち続けることが大切。

分かりやすい画像など。

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出典:三菱UFJアセットマネジメント

で、NISAの非課税枠を圧縮するために管理人ならオルカンを損切りしちゃうと、次の買いなおしまでに稲妻が輝く瞬間がくる可能性はけっこうあります。

投資信託は買付と売却を同日に行うことはできません。受取にも数日を要します。この間に稲妻が輝く瞬間が起こると目も当てられない結果に。

これを回避するために似たような商品を購入することで無理やり解決します。

 

売却と買付を同時にするにはオルカンとほぼ同じ商品を買えば解決

例えば

  • オルカン120万円分売却する
  • 同時に楽天オルカンを同額購入する

といった感じです。

オルカンはMSCI AWCIという指数に連動しているので、似たような商品ならパフォーマンスは大して変わらないので非課税枠が圧縮できるほうがメリット大きいだろうという割り切りも必要です。

全部オルカンで埋めたい、という人には向かない方法でもあります。

楽天オルカン以外にトレカン(Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス)、ノムカン(はじめてのNISA・全世界株式インデックス)、たわらオルカン(たわらノーロード全世界株式)などもあります。

ただし、似たようなパフォーマンスと思いますが、同一リターンにならない点は理解が必要。

S&P500ならSlim米国株式、楽天S&P500、たわらS&P500などが選択肢としてあります。

 

意外と手元資金が必要

暴落したときに損した分を現金で埋めるので手元資金が必要になります。

管理人のケースなら240万円が120万円になってから、120万円を更に突っ込む資金が必要。翌年以降のNISAを埋めていく計画も考える必要も出てくるかもですね。

管理人は1800万円を積立するだけの目処は付いているものの、暴落したときに都度埋めていった場合は資金が枯渇します。

ただ、コツコツ長く使っていく人はそんな気にしなくて良いかも。

20年計画で埋めようとしていて暴落用資金がある人は使いどころがありそうな感じ。

 

ちなみにですが、

管理人の場合、毎年240万円埋めたい、というだけなので、

  • 15年~20年くらいかけて埋めていく人
  • NISA非課税枠を毎年一定金額で合わせなくても良い人

は手元資金そんな無くても大丈夫と思います。

120万円分のNISAを売るにしても売却した資金は数日で戻ってくるので、4回くらいに分ければ1回30万円なので何とかなる人は多いかな、と。

稲妻が輝く瞬間が来たとしても全体的に下がってるでしょうし、乗り換えタイミングも分散した方が良いケースもありそうですし。

私の場合、年齢の問題もあって55歳にはNISA枠を埋めたいのがあって、手元資金はけっこう必要になるかも。(一番良いのは暴落がなくて適度に右肩上がりなのでそれを期待しますw)

 

おわりに|裏ワザでNISAの非課税枠を増やすには暴落時に損切りして同じ指数の投資信託を買えば良い

意外な方法で非課税枠を圧縮することができるのですね。実際に使う機会はほとんどないかも知れませんが、知識と知っておくと良いかな、と。

ただ、こういった方法も知らずに値動きも見ずに20年積立投資したほうが人生を楽しめる可能性も大きそうです。

応援クリックの下になまずんの記事リンクも置いてますので、応援クリックと合わせてこちらも是非お読みください。(理解が深まるはず。)

 

というワケで今日は【裏ワザ】損切りしてNISAの非課税枠を増やす方法というお話でした。

暴落してもこんな方法があるんだなぁ、という感じで、日々コツコツ積立を頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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なまずんの記事です。

外部リンクNISAは「暴落時に損切り&再購入」が正解? 簿価の圧縮という考え方

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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