転職をして4年が経ちました。
激動の数年だった気がします。
ふと振り返ったとき、ライフシフトの世界がもう目の前までやってきている。そう実感したので少し記事にします。
ライフシフトとは
少し前に流行った本ですね。
カンタンに内容を書くと
今までは3ステージ制(教育・仕事・老後)の人生だった
これからはマルチステージ制(教育・仕事・再教育・仕事・再教育のループをして老後)になる
といった感じです。若干、管理人が苦手な本なので違っていたらスミマセン。
今まではしっかり教育をして、それを40年くらいかけて仕事で発揮してれば良い時代でした。
私たちの両親世代ですかね。
しかし今は終身雇用などは幻想となりました。
そういえば良くあるファイナンシャルプランなどでは退職金○○万円とか試算してるけど満額貰える人はどれだけいるんでしょうか。。
一度でも転職とかしちゃうと人生狂っちゃうと思うのですが。。
話を戻します。
前時代とは違い、若者や私たちはマルチステージの社会を生き抜く必要がありそうです。
今までの教育→労働→老後といった生活がなりたたなくなるのは、長寿化による労働期間の長期化が原因ですね。
40年くらいの労働期間であれば、例えば大学時代に専攻した知識などを現場でアウトプットしながらやり繰りができたようです。
しかし長寿化によって今後の労働期間は60年前後まで伸びるようです。(80歳でも労働とかマジか?)
そうなると、スキルの陳腐化であったり仕事自体が時代の変革により変わらざるを得ない状況がやってきます。
ライフシフトの中では、100年人生の中で仕事と教育を繰り返すことを主張していました。
- 仕事+副業(ポートフォリオワーカー)
- 自分探し(エクスプローラー)
- 個人事業主(インディペンデントプロデューサー)
上記のようなステージを行ったり来たり、はたまた同時進行しながら生きていくワケですね。
ただ、労働期間が60年にも及ぶため、一時的な休息を取ってエクスプローラー期間を設けたほうが良いとも言っていました。
ライフシフト=人生100年時代|長寿化という厄災
株式投資はイノベーションにより大きな恩恵をもたらしましたが、一般的なサラリーマンにとっては安寧をぶち壊すものであったかも知れません。
長寿化とあわせて時代の動きが大きくなってきているからです。新しいテクノロジーが労働市場を激変させるのは産業革命以降ずっと続いていますが、今はそれが加速している感すらあります。
30年前には安定した優良企業も現在がどうかというと厳しいところ。もちろん例外はあるにせよ、一般的なサラリーマンとは無縁なことも多いです。
で、100年時代とか言ってるけどホントなの?と思うかもですが、日本で2007年に産まれた子供のうち50%は107歳まで生きちゃうようです。
うちの子供なんかはひょっとすると120歳くらいまで生きるかも知れません。
こうなると老後のお金を貯めるというよりは、いかに長く働けるスキルを持ち続けるかが重要になってきます。
なので、上述したような
- 仕事+副業(ポートフォリオワーカー)
- 自分探し(エクスプローラー)
- 個人事業主(インディペンデントプロデューサー)
といったステージを行き来し、自分の価値が陳腐化しない努力が必要となります。
これは個人的には長寿化の恩恵というより厄災だな、と感じました。
ライフシフトをオーディブルで聴きながら、ずっと働いたり努力したりするのはしんどい・・・と思っていましたが、意外と自分がその状況になっていたりしました。
気付いたら意外と自分がライフシフトな生き方になってた
管理人は低能&低スキルのため何度も転職をしています。ステップアップであれば良いのですが、残念ながらリストラだったりします。。
昨年、リストラされてから少しの期間リタイアをして、2020年に無事転職をしました。
これは今までと全然違う職種です。
読者様よりメッセージをいただいた影響も大きいですね。
関連記事読者メッセージ|営業からホワイト工場へ転職したら大正解でした【超本音】
あと、何かしら副収入が欲しくて始めたブログですが、思った以上に軌道に乗ったことも大きいです。これが長続きしないのはライフシフトでも書かれている通りで、ハイスキルの仕事ですら陳腐化や新しいテクノロジーで塗り替えられてしまうから。
とはいえ、ブログがある程度の規模になってきたこと、いざとなればWebライターとしての売り込みができることからポートフォリオワーカー(本業+副業)としての面が見えてきましたね。
投資もそうですが、意外と芽が出るまで続けるのがしんどいものの、ブログを続けてみて良かったな、という気持ちも強いです。
ここらへんは数年前とは違った感じでみることができて不思議な気がします。
本業+副業+投資は続けていきたい
100年時代という長寿化は個人的には厄災なものの、投資から見ると恩恵に変わりますね。
ある程度の規模感があれば、資産の目減りを小さくしながら生活が可能です。その規模は個人によって変わりますが、現在価値で5000万円くらいではないでしょうか。
もちろん5000万円程度では4%を取り崩しても200万円、税引きだと160~180万円くらいにしかなりません。
そこは減るだろうとはいえ年金との組み合わせですかね。
こんなことを考えると、管理人のこれからの15年は
- 本業をのらりくらりと続ける
- 形を変えつつ副業を続ける
- 投資は今までのペースで続ける
- 年金まで逃げ切れる資産ができたらゆるく働ける仕事だけする
という感じが良さそうかな、と。
本中で書かれているインディペンデントプロデューサー(自営業?個人事業主?)というのは、まだまだスキルも資産も足りません。
4000万円規模のリスク資産+売れない個人事業主くらいで細々とした生活とかは憧れますけど。今のところ、NISAは老後用に使うので、実際の手持ちだと2500万円くらいなので、まだまだ努力が必要な状況。
これから子供も大きくなってお金がかかってくるころですが、ここらへんを何となく目指したいな、と思いました。
こんな風に考えると、やはりライトシフトに書かれていたように、ずっと努力しつつ働き続けるのがスタンダードになるんだな、と。
個人的にはそんな競争を続けるモチベーションを老後まで保てなさそうなので、できれば資本主義の恩恵を借りつつ60歳過ぎには引退をしたいです。
2024年6月にチェックした老後資産がざっくり5200万円くらいでした。
ワンチャン相場次第では55歳くらいのリタイアも見えるかもですが、市場はそんな甘くないだろうな、とも。
為替が戻れば4000万円くらいの価値と思っており、あまり精神的な余裕までは辿り着けていません。
関連記事老後資産爆増|資本主義のバグを実感した2024年6月度
なので投資ばかりに目を向けるんじゃなくて、相場が良いときこそ人的資本にも注力しておきたいな、と。
何を伝えたいかブレブレですが、株式投資をはじめた当初は積立投資を続けるだけでリタイア生活が見えてくると思っていました。
しかし現実は違いましたね。
本業を頑張りつつ、副業と投資でリスクヘッジをしながら、いろいろ学んでいかないとズルズル沈んでしまいそう、という未来が待っていました。
ただ現実を嘆いていても何も始まらないので、自分ができる副業であったり投資を続けながら、次にやってくるであろう苦難を乗り越えたいと思います。
おわりに|ライフシフト的な生き方をしつつ、徐々に脱却していきたい
ふらふらしてたら、生きるためにポートフォリオワーカー(本業+副業)となっていましたが、思い付きで始めた副業に助けられたのも事実。
人生なんて思い通りにいかなくて当たり前ですが、歳をとったらもう少し楽に生きたいな、と。
そうするには収入の複線化をしておいた方が良くて、やはり本業だけでなくブログといった副業や投資を頑張る必要がありそうです。
というワケで、引き続きポケットにお金を入れてくれるリスク資産を買いながらブログをつづけていこうと思います。
大変な時代ですが、私たちは投資という手段を知っているのは幸甚です。背景を理解しながら、ともにコツコツ資産を作っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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常に仕事が無くなるリスクにさらされ続ける人生とかしんどいですよね。しかし、いつリストラや倒産があるかは分かりません。
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