円安株高で寝てたらお金が増えるターンなので誰も興味が無さそうなのですが、個人向け国債を1000万円分買ったことで投資の安心感が爆増しました。
ウェブログということで今日は個人向け国債1000万円というお話を。
実際に個人向け国債を1000万円分買ってみたら安心感が超凄かった
とりあえず保有している個人向け国債1000万の画像など。
この1000万円をNVDAに突っ込んでおけば、となるかもですが、チキンな管理人には無理なのでセーフ。
今の相場に乗れてる人、ホント尊敬です。
2024年7月3日時点の利回りは0.69%(税引き後0.54%)
2024年7月3日時点だと、利回りも0.69%(税引き後0.54%)あり、ネットバンクの定期預金よりも優秀です。
1000万円保有していると年間54,000円。
無リスク資産としてはけっこう大きい金額。
とはいえ、今のインフレが続くと厳しい数字ではあります。(実際にずっとインフレが続いたら金利も上がっていくでしょうけど。)
で、相場に乗れてないし、インフレに負けてるような資産を持っててどう安心かというのが今日のお話。
一番大きいのは個人向け国債1000万円+NISA満額があれば老後は何とかなるだろう、ということ
インフレ負けしている資産ですが、何だかんだで1000万円というのは大きいお金。
これと満額入れたNISAがあれば年金貰い始めた老後は何とかなると思うんですよね。
NISAの値動きは読めないとして、1000万円を老後30年で割ったとして、毎月2.7万円が使えます。
低収入サラリーマンの厚生年金+専業主婦妻の国民年金に毎月2.7万円あると大きいはず。さらにNISAがあるので、ずっと株価低迷したとしても月5万円くらいは期待して良さそう。
年金+5~7万円なら豊ではないけど、老後の安心になるかな、と。
実際に買ってみて分かったこと①1万円単位で部分解約が可能
管理人が持っているのは個人向け国債変動10年。
10年とありますが、中途換金が可能です。
ただ、最初は100万円まとめ買いしたら、解約するときも100万円でと思っていました。
しかし違うんですね。
保有1年後以降は1万円単位で解約が可能です。
財務省の画像など。
出典:財務省
ただし、中途換金をすると直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。
とはいえ、10年保有して満期まで放置もできますし、株価が暴落しているときに中途解約して対応するようなときは2回分の利子とかは誤差レベルなので良いかな、と。
ポートフォリオ全体のリスクを抑えるバランサーとして使いやすいと思います。
国内債券インデックスだと金利上昇局面は基準価額が下がりますし、リターンもさほど期待できないので、個人向け国債の利子で満足できる人は多いはず。
実際に買ってみて分かったこと②金利にしっかり追随してくれるからネットバンクのキャンペーン金利をチェックしなくて良い
管理人がまとめ買いしたときの金利はこちら。
税引き後で0.39%です。
今だと税引き後0.54%なので悔しい気持ちもありますね。
個人向け国債10年変動は年2回の利子があり、
1000万円だと1/2で
- 2.6万円(今の金利)
- 1.9万円(管理人の金利)
とちょっと損した気分。
とはいえ、金利が上がるか分かってたら指数に投資したら良いだけなので気分だけの問題です。
しかし、金利上昇局面は半年ごとに追随してくれるます。
分かりやすい過去の画像など。
2023年1月発行の個人向け国債ですが、
2023年1月16日~7月15日 0.13%
2024年7月16日~1月15日 0.23%
2024年1月16日~7月15日 0.36%
2025年7月16日~1月15日 0.54%
といった感じで追随してくれています。
同時期のネットバンクの定期預金より若干高い感じで、ボーナス時期の金利高いときを探す手間とかを考えると、長期で使わないなら個人向け国債で十分かな、と。
税引き後0.54%となってくると1000万円保有していて年5.4万円の金利収入。今後数年間はNISA埋める資金として活躍してくれそう。
低スペックだからこそ無リスク資産をしっかり持っておきたい
個人向け国債だけでなく機動性も良いネットバンクの定期預金も持っています。
現在はNISA資金&暴落対策費として900万円ほど。
住信SBIネット銀行だと今はキャンペーン中なのか税引き後0.27%(税引き前0.35%)まで上がっていました。
とりあえずNISAを埋める資金にも使うので、余った分をすこしずつ個人向け国債にするか、そのまま暴落対策費として置いておくかは思案中です。
低スぺなのでしっかり無リスク資産があるからリスクを取れている、というのもあるので、今の相場に浮かれず投資を続けて生き延びたいところ。
逆に本業がしっかりしている人は生活防衛費以外は全部投資というのもアリと思っています。なのでリスク許容度は人それぞれなんですね。
株式投資が100%儲かる保証は無いので保険として個人向け国債
過去200年は株式投資が長期リターンを上げてきましたが、では今後200年だったり、自分の老後期間だったりも同様に上がるかどうかは誰も保証してくれません。
もしかすると全世界が日本のような暗黒時代30年があるかも知れない。
そういったときに完全無リスク資産は持っておきたいんですよね。低収入&無職期間あったりで年金少ないので、株式がダメだったときの保険的意味合いも大きいです。
r>gを実感してるものの、リスク資産100%に出来ないのはこんなところも理由かも。
おわりに|個人向け国債1000万円を買ってみたら割と良い商品だった
今まで資産が少ないこともあって無リスク資産はネットバンクの定期預金だけでした。まぁ、個人向け国債10年変動の金利が地を這ってたこともありますが。。
ただ、やっと金利のある世界に戻ってきたことで魅力ある商品に戻ってきた感もあります。(現在のインフレレベルに対応できるかというと難しいけど。)
今後は無リスク資産のメインとしながら保有を続けていこうと思います。
リスクの取り方は人それぞれですが、こういった商品もある、と参考になれば幸いです。
ともにコツコツ資産形成を頑張りましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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【目標1000万円】個人向け国債を100万円ずつ買っていこうと思う
SNSをしていると個人向け国債の話題はあまり出てこないですが、無リスク資産の置き場としては良いアセットと思います。
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