NISAが始まってどうしてもリスク資産を増やさなきゃ、と焦りますよね。
私だけでしょうか。。
しかし管理人は無リスク資産50%のわりに資産形成ができたとも感じています。
老後資産のチェックをしたときに過去のリスク資産、無リスク資産も調べたので、推移を記事にしてみようと思いました。
リスク資産比率50%くらいでもわりとお金増える、という参考になれば幸いです。
現金50%でも資産は増える?|リスク資産と無リスク資産の推移
結論から書くと現金比率50%でも資産形成は十分にできます。
ソースは管理人。(N=1)
まずは老後資産全体の推移。
停滞とアホみたいな暴騰を繰り返しつつ、ここ数年は上げ幅が大きくてビビっています。
年収はというと、
- 20代 年収300万円台
- 30代 年収300~500万円
- 40代 年収300~500万円
という感じで高収入というワケではありませんでした。
生きるのは何とかなりますが、さすがに結婚して子供もできると余裕すら無くて副業をして投資資金を作るという状況。
で、資産形成にはインデックス投資を使ったんですが、株式全力というワケではありません。
SNSを見ていると余剰金はほぼ投資に回すのが正解!みたいな感じですが、リーマンショックで会社倒産した管理人は全力はもう無理です。
会社倒産は少ないにしても、リスク資産に回せる比率は同じような人とかけっこういると思うんですよね。
さて本題。
リスク資産50%、無リスク資産50%で、どんな感じで資産が増えたかを見ていきましょう。
分かりやすい画像など。
2023年からはリスク資産比率50%がキープできなくなっています。
理由としては
- NISAが始まり新規資金で埋めたい
- 現金2000万円あり生活費10年分くらいの余裕がある
- 老後資金もそれなりに作れた
ということもあり、今後はNISAを埋めるのに必死で生きていくので、しばらくカウチポテトポートフォリオともお別れです。
また老後前にはNISAと個人向け国債でバランス取るかも知れませんけど。。とりあえずは方針を変えます。(言うても現金比率高めですw)
関連記事カウチポテトをやめてリスク資産比率をすこし上げようと思う
しかし、リスク資産と無リスク資産の比率が交互になりながら資産は増えてきました。
テキストでも見てみましょう。
年度 | リスク資産 | 無リスク資産 | 合計 |
2009年 | ¥3,010,494 | ¥2,132,517 | ¥5,143,011 |
2010年 | ¥3,476,076 | ¥2,605,480 | ¥6,081,556 |
2011年 | ¥3,945,161 | ¥2,291,880 | ¥6,237,041 |
2012年 | ¥4,011,451 | ¥3,884,883 | ¥7,896,334 |
2013年 | ¥5,288,558 | ¥5,067,862 | ¥10,356,420 |
2014年 | ¥6,980,732 | ¥5,467,825 | ¥12,448,557 |
2015年 | ¥7,241,660 | ¥5,251,744 | ¥12,493,404 |
2016年 | ¥6,759,636 | ¥5,164,760 | ¥11,924,396 |
2017年 | ¥8,011,581 | ¥8,769,651 | ¥16,781,232 |
2018年 | ¥7,904,402 | ¥9,614,769 | ¥17,519,171 |
2019年 | ¥9,689,585 | ¥11,315,105 | ¥21,004,690 |
2020年 | ¥13,741,763 | ¥10,913,969 | ¥24,655,732 |
2021年 | ¥17,206,164 | ¥14,819,187 | ¥32,025,351 |
2022年 | ¥18,398,029 | ¥19,141,017 | ¥37,539,046 |
2023年 | ¥23,801,691 | ¥22,329,688 | ¥46,131,379 |
2024年※ | ¥28,322,206 | ¥21,839,100 | ¥50,161,306 |
キレイに半々ではないですが、それなりに資産増えているのでヨシ!
運が良かったのは2009~2011年の悲観的なときにリスクオンしていたこと、2019年の米国株絶頂期に年末リバランスして現金余力を残してコロナショックで買い向かったことでしょうか。
数字だけ見てるとパッとしませんが、2018年は年末にかけて株価が急落しましたが、2019年初から安くなった株式を買えたような気もします。
カウチポテトというと、リスクも半分だがリターンも半分のように思っちゃいますが、管理人の感覚だとそれは違います。
株価が高くなっているときにしっかりリバランスしていれば、株価急落したときに安く仕込むことができてリターンは改善されると思うのです。
なので、株式100%でリターン6.8%は無理でも、半分の3.4%じゃなくて4.8%くらい取れるイメージ。(めちゃざっくり書いてますw)
参考までに1972年からS&P500を運用した場合
株式100% リターン10.52%
株式50%:現金50% リターン7.93%
株式50%:米国債50% リターン8.95%
となります。
株式リターン10.52%の半分の5.26%になっていないのはリバランスの恩恵ですね。
実際、管理人のイメージとも近いです。
ちなみにテキスト上はめちゃくちゃカンタンに見えますが、実際にリバランスをするのはメンタルけっこうしんどいですw
2019年の米国株絶頂期に現金比率戻すために株式を利確するのは、2024年現時点で似たようなことをできるか、というと分かりやすいかな、と。
あと、コロナショックのときに淡々と買い増しするのも大変でした。ポチポチ株を買うんですが、買った翌日にもサーキットブレーカー発動で血を垂れ流していました。。
ただ、投資初期~中期の場合は、そんなに心配する必要もありません。
こういった感じでやっていけば大体対応できるはず。
- 積立投資で資産をつくる
- ボーナスなどで無リスク資産を調整する
- どうしてもリスク資産上昇に追い付かなかったら積立額を下げてバランスを取る(代わりに低迷期が来たら積立額をその分増額する)
たぶん1、2で十分で、3を使うケースは少ないかと。
なので、焦る必要なく、自分がやりやすい方法でコツコツ長く続けられるようにすれば良いですね。
これから投資を続けていくなかで確実に急落、暴落は何度もあるので、とにかく生き残ることが大切と思うので。
というワケで今日は現金比率50%でも資産は増える?というお話でした。
コツコツ続けていれば資産は増えていくので、一緒に頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
記事でも書いた現金比率50%、米国債50%でもそれなりのリターンがあるのも書いてます。リスク資産全力が苦手な人は是非どうぞ。
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