山崎元・著『経済評論家の父から息子への手紙』から、息子へ書いた手紙を全文公開されているのでシェアします。
公開期間:2024年2月1日(木)~2月29日(木)
公開先はこちら。
外部リンク【期間限定】山崎元・著『経済評論家の父から息子への手紙』から、息子へ書いた手紙を全文公開
2月15日に山崎先生の最後の作品『経済評論家の父から息子への手紙』が発刊されます。
そのなかで巻末に収録された、実際に息子さんに送った手紙「大人になった息子へ」全文を期間限定で公開されています。
内容は
- お祝いの言葉
- 育児の方針
- 息子さんの今後について
- 山崎さんの今後について
というもの。
普段の本では書かれていないプライベートな父の部分が印象的でした。育児の部分はすこし涙が出そうになりました。。
詳細について興味がある方は記事を見ていただくとして、投資がお金の稼ぎ方について書かれていた部分を引用にて紹介させてください。
お金の稼ぎ方では「株式」に上手く関わることがコツになる。起業でも、ベンチャーへの参加でも、ストックオプションをくれる会社への転職でもいい。
私の時代は、出世したり専門家になったりして「労働時間を確実に高く売る」のが無難な道だったが、時代は変わった。株式性の報酬が有利だ。
「自分を磨き、リスクを抑えて、確実に稼ぐ」ことを目指す古いパターンよりも、「自分に投資することは同じだが、失敗しても致命的でない程度のリスクを積極的に取って、リスクの対価も受け取る」のが、新しい時代の稼ぎ方のコツだ。リスクに対する働きかけ方が逆方向に変わった。
仕事で株式性のチャンスに恵まれない場合は、インデックスファンドの長期投資が効率のいい株式リスクとの付き合い方になる。これは、凡人でもできるけれども、一見偉そうな他の投資よりも優れている。お金にも働いて貰うといい。
倒産やリストラなどにあっても致命的ダメージは受けないので、ストックオプションなどを貰える働き先を推しているのは面白いですね。
まぁ、言うは易く行うは難し、ですがここらへんに山崎節がでていますね。
- 失敗しても致命的でない程度のリスクを積極的に取って、リスクの対価も受け取る
- 仕事で株式性のチャンスに恵まれない場合は、インデックスファンドの長期投資が効率のいい株式リスクとの付き合い方になる
- インデックス投資は凡人でもできるけれども、一見偉そうな他の投資よりも優れている。お金にも働いて貰うといい
私はスペック的に無理ですし、年齢も年齢なので、子供が働きだす前に伝えられるものがあればなぁ、とか。
管理人の場合だと、副業で致命的でないリスクを取りつつ、ラッキーで儲かった部分はインデックス投資という感じですかね。
子供がYouTuberなりたい、といったときに副業で好きなだけやってみたら良い、と応援できるのは自分がネット上で副業をした経験があるので良かったことかも。(動画の上げ方教えたら自分でチャンネル作っていろいろ頑張ってます。デジタルネイティブ凄い。。)
子供さんに宛てられた手紙ですが、私たちが感じ取れる部分も多いと思います。
もし良ければ無料期間中に是非お読みください。
外部リンク【期間限定】山崎元・著『経済評論家の父から息子への手紙』から、息子へ書いた手紙を全文公開
『経済評論家の父から息子への手紙』はすでに予約済みなので、読み終わったら記事に書きたいと思います。
ただ、皆さまご存じのように、インデックス投資をするならば、なるべく大きく分散し、自分に見合った適切なリスクを市場にさらし、できる限り長期で運用するのは変わりません。
もちろん大変な時期もありますが、山崎先生の言葉を思い返しつつ、コツコツ続けていきましょう。
最後に山崎先生が書いた文章で好きだったものを引用して終わります。
「万一、投資で損をしても、お金で済む問題なのだから、いいではないか!」
投資家には、このくらいの割り切りを持って投資に臨んでもらいたい。人生には、お金よりも重要な問題がたくさんあるのだから。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
管理人はもっともっと山崎節を聞いていたかったです。
関連記事です。
山崎先生の記事はいつも正論パンチが飛んできますが、これも個人投資家にとってはありがたいことでしたね。
意外と読まれている記事