先日、クレカ月10万円が実現しそうという記事を書きました。
関連記事ついにクレカ月10万円か!?「3月中を目指す」新NISAを巡り金融担当相が明言
月10万円ともなると、マネックス証券での1.1%還元なら毎月1,100ポイント、年間13,200円分のポイントとなり、かなり大きいですよね。
となると、値動きの少ない国内債券インデックスを買って、時期が来たら売って、という錬金術が思いつきます。
ちなみ上記の方法は楽天証券だと過去に楽天カードが止められたり、楽天銀行がBANされるリスクがあるので、推奨はしていません。(SNSを見てるとやってる人もいるけど。。)
参考までに即売りはtsumiki証券などでは2024年1月以降、ポイントボーナスを出さないような対策をしてくるようです。
ネット証券大手3社でも似たような対策がされるかも知れません。
ただ、自分の口座でぼんやり考えていたら、これイケるんちゃうか?というのを思いついたので、妄想しつつ備忘録を残しておこうと思います。
興味ある方はお付き合いください。
【錬金術?】クレカ月10万円を利用してポイントだけを貰う方法を妄想してみた
やり方は以下です。
管理人を例にあげると
- マネックス証券 オルカン 80万円保有
- SBI証券 オルカン 80万円保有
を保有しているので、
- それぞれ毎月10万円ずつ売却する
- 同時に「たわらオルカン」を毎月10万円クレカ積立
- 8ヶ月後、積立銘柄を「トレカン」に変更
- 「たわらオルカン」を毎月10万円売却
- 以降、オルカンに変えて永久ループ
という仕組みが使えるんじゃないかな、と。
これだと同じ銘柄を買って即売買していませんし、オルカンから「たわらオルカン」に乗り換えをしているだけ。
証券会社からBANされるリスクは大きく減ると思いますがどうでしょうか。。
ちゃんとメリットもあって、全世界株式、本来のリスクはずっと保有したまま、ということ。積立日と同じ日に似たような銘柄に乗り換えるだけなので、価格変動リスクがほぼゼロになることもあります。
国内債券を買って即売る、のも変動リスクは少ないですが、
- オルカン売り
- たわらオルカン買い
のほうが変動リスクは少ないですよね。
同じ指数ですし。
読者様がやろうとする場合のシミュレーションもしたので後述しますが、まずは管理人の状況などを見て参考になればと思います。
実際に自分の保有金額を見てみました。
SBI証券 95万円
マネックス証券 87万円
差があるのは、SBI証券はキャンペーン等で貰ったVポイントを突っ込んでいるからと思います。あと、コンビニのタッチ決済7%還元があるので、ガンガンポイント貯まるのもあるかも。
金額指定で売却可能
SBI証券、マネックス証券ともに金額指定で売却ができます。
楽天証券含め、すべて金額を指定で売却ができます。
SBI証券と楽天証券は自動売却も可能なので、SBI証券に関しては半自動でオッケイ。
これを使えば、
- オルカン 月10万円売却
- 「たわらオルカン」 月10万円クレカ積立
を同じ日に設定が可能です。
どちらも同じ指数で保有銘柄もほぼ同じなので、数円程度の微差はあれど、保有リスクは変わらないまま保有する商品が変わっていきます。
国内債券を買って売るより値動きは少ないはず。
楽天証券も同じことが可能。
マネックス証券にも似たようなサービスはあるのですが、どちらかと言うと将来認知症になったときのもので、今のところ投資信託では設定が無く、メールでのやり取りなどが必要で、今回の件には使えません。
外部リンク定期売却サービスのご説明(PDF)
代わりに、年会費無料の無印カードで1.1%還元というのが魅力なので、面倒だけど半年に一回くらいの手作業を我慢かなぁ、と。
とりあえず毎月10万円を金額指定で売却ができ、月10万円のクレカ積立と日を合わせれば、変動リスクを打ち消しながらポイントだけ貰うことはできそうです。(あくまで妄想なので。。)
あとは資金繰りがショートしないように調整ですね。
資金繰りがショートしないように管理する
管理人の場合、月10万円積立をすると資金ショートしないように管理する必要があります。管理とは言っても、お金の状況をちょっと見るだけ。
今回のケースをやろうとすると、大きな株価変動がない限り、半年は放置できると思います。
オルカン80万円を毎月10万円売るわけなので、25%の下落があったら60万円を切るので、3ヶ月に一度くらいは株価を証券口座を見たほうが良いかも。
あとは、毎月売った10万円は証券口座にプールされますが、クレカ積立は銀行引き落としなので、資金移動が必要になります。
管理人は面倒なので、半年に一回くらいで良いかな、と。(資金的に厳しい人は毎月証券口座に入ったお金をクレカ引き落とし用の口座に移動すれば同じことが可能。)
念のためクレカ引き落とし用口座を確認しました。
NISA積立枠の引き落としを1年分入れてますが700万円あるので余裕。
現金持ち過ぎなので、個人向け国債とヤマワケエステートやCOZUCHI(コズチ)といった短期間だけどハイリターンのクラファンに少額投資をする予定です。
口座開設は無料なので作って良い案件だけ待つのもOK。(私は今はそんな感じ。)
関連記事【年利18.0%、運用期間8カ月】ヤマワケエステートに身銭を切ってみようと思う
半年放置でいく場合の資金は280万円、年間獲得ポイントは19,200円相当
3大ネット証券のうち一社はNISAで使っているでしょうから、大半の人は2社になると思います。
管理人のように手間を減らすとなると80万円分くらい証券口座に用意もしておきたいところ。
私を例にすると
- マネックス証券 80万円
- SBI証券 80万円
- クレカ積立資金 120万円(毎月10万×2社)
合計280万円くらいの余裕資金が必要になりそうです。
あとは3ヶ月に1度くらいオルカンの残りが少なすぎないかチェックして、ヤバそうだったら証券口座に売却で生まれたお金をクレカ引き落とし銀行へ移送しておけば大丈夫です。
まぁ、3ヶ月に一度チェックするくらいなら、必要資金も下がる気もしますね。
これで年間19,200円分のポイントなので、年率で見るとショボいですね。0.6%くらいでした。
もうちょっと資金効率を良くしてみましょう。
一番ポイント還元が大きいけど、NISAには使わなそうなマネックス証券は自動売却ができないし、リマインダーアプリを使って月一回はログインして売却が必要ですし。
そうなると、そもそも私はオルカン保有だけど、一から始めるなら国内債券でも良いよね、と思いました。変動リスクを下げて、まさに債券のようにポイントを産めそうな予感。
ミニマムロットを考えてみます。
国内債券インデックスを使って毎月メンテナンスのミニマムコストでやれば70万円もあれば余裕、年間獲得ポイントは19,200円相当
SBI証券メインの人は楽天証券に置き換えてお読みください。
まずは仕込みです。
忘れるリスクを考慮して2ヶ月分購入しておきます。
- SBI証券 eMAXIS Slim国内債券を25万円分購入
- マネックス証券 eMAXIS Slim国内債券を25万円購入
クレカ決済用の資金を銀行にプールしておきます。
- クレカ決済の銀行に20万円を入れておく
次からがポイントを貰うアクション。
- SBI証券 たわら国内債券を月10万円クレカ積立
- マネックス証券 たわら国内債券を月10万円クレカ積立
- SBI証券 eMAXIS Slim国内債券を月10万円自動売却
- マネックス証券 クレカ積立日にeMAXIS Slim国内債券を10万円手動売却
- SBI証券とマネックス証券の口座に入っている現金をクレカ決済銀行に移動する
これが1ターン。
たぶん、リマインダーアプリを使って月初に作業とかすれば良い予感。
効率重視の人はマネックス証券だけで月1,100ポイント狙うのはありかも。資金拘束も減りますし。
2ヶ月後、銘柄変更をします。
- SBI証券 ニッセイ国内債券を月10万円クレカ積立
- マネックス証券 ニッセイ国内債券を月10万円クレカ積立
- SBI証券 たわら国内債券を月10万円自動売却
- マネックス証券 クレカ積立日にたわら国内債券を10万円手動売却
- SBI証券とマネックス証券の口座に入っている現金をクレカ決済銀行に移動する
同じことを違う国内債券インデックスでやれば大丈夫ですね。
参考までに国内債券はこんな投信があります。(コピペ用にお使いください。)
eMAXIS Slim国内債券
ニッセイ国内債券インデックスファンド
Smart-i国内債券インデックス
iFree国内債券インデックス
たわらノーロード国内債券
iシェアーズ国内債券
これだけあればグルグル回しても大丈夫そう。
6つあるので一年分。
70万円の資金拘束と2ヶ月に一度の銘柄変更、資金移動で得られるのが19,200ポイントなので、利回りとすれば2.7%になります。
しかもポイントなので非課税。
2ヶ月に一度の手間で、一回当たり3,200ポイントと考えても良いかも。この場合、時給換算すると慣れたら5分で3,200円分と考えると価値はありそう。
面倒くさがり屋の人は管理人みたいに280万円資金拘束パターンをおすすめします。
注意|限りなくグレーだし、多くの人がやったらカンタンに封鎖されるので頭の体操くらいにしておくのが吉
わりと小さい手間でポイントが貰えるのは分かりました。
しかし、小さいロットでやればやるほど証券会社からすると目につきますし、そもそも長期保有してくれる顧客を囲い込むためのポイント還元です。
あまり目立った行動をすると、こういったルートは封鎖されるのが世の常なので注意が必要ですね。形としては還元率低下ということで誰も得をしなくなります。
半面、半年くらいかけて銘柄乗り換えをすると、証券会社も文句つけにくそうなのも事実。とはいえ、大人しくしてるほうが良いはず。
長くなってきたのでそろそろ終わりにします。
というワケで今日はクレカ月10万円を利用してポイントだけを貰う方法を妄想してみたというお話でした。
ポイントはいつ改悪されるか分からないですし、ポイントに惑わされず、コツコツ積立をしていきましょう。
管理人が投資を始めた時代にはクレカ積立とか無い時代でしたが、それでも10年続ければそれなりの金額になりました。
なので、やはり続けることですね。ポイントも貰いつつ、ともに継続を頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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よく考えたら2社運用は面倒ですが、マネックス証券だけなら準備費用も少なくて済みますし。
>>マネックス証券
>>SBI証券
>>楽天証券
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口座開設は無料なので作って良い案件だけ待つのもOK。(私は今はそんな感じ。)
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