Nightwalkerさんの記事を見ていたらダウの長期推移が更新されていました。
チャートも有益ですが、心構えも素晴らしかったので記事にて紹介させていただきます。
Nightwalkerさんの記事はこちら。
外部リンク1928-2023 ダウ平均の長期推移
このシリーズ好きだったので更新嬉しいです。
では一緒に見ていきましょう。
【長期推移】ダウ平均1928~2023年の長期データから分かること
まずは結論からサクサクいきましょう。
ダウの長期チャート1928~2023
こうやって見るとダウ平均の上がり方も凄いですね。まぁ、実際に超長期で見るとS&P500と変わらないので納得。
ただ、これだと直近が垂直過ぎるので対数グラフも紹介されていました。
Nightwalkerさんの言葉を借りると複利の力を直線化するです。
記事も面白いのでどうぞ。
外部リンク複利の力を直線化する
複利のチカラを直線化したものがこちら。
縦軸が10の倍数ごとになってるのが興味深いですね。ざっくり何年くらいで10倍に膨れたかが分かります。(シーゲル教授の神画像も同じ対数グラフ。)
波に乗れば20年で10倍になるんですね。。
リスク資産1000万円あれば億り人も見えてくる。。(為替やインフレがあるので注意も必要。)
100年レベルで見るとブラックマンデー、コロナショックあたりは誤差レベルに見えてしまうのも、長期投資をこころざす者にはお守りにしたい画像。
ただ、大恐慌はマジでヤバい。。当時とは金融システムの強固さが段違いとはいえ、来ないことを祈ります。
これを作ったNightwalkerさんのまとめです。
- 100年単位で見ると、全体としての米国株は上昇し続けている。
- 10〜20年単位程度の停滞期がある。
- たまにある暴落は、長い目で見ると小さな出来事になってしまう。
真ん中の部分が重要なので黄色マーカーを引かせ貰いました。
今日、一番伝えたいことがこの部分です。
またNightwalkerさんの言葉を借りて見ていきましょう。
永らく続く停滞期をどう凌ぐかの方が重要
永らく続く停滞期をどう凌ぐかの方が重要
リーマンショック以降、ずっと上げ相場が続いてきたので、長期投資、ガチホ、暴落来い、と色んな人が言ってますが、本当はこっちのほうが大切だな、と。
うちのブログでも何回も言ってますが、豊穣と暗黒の時代を10~20年周期で繰り返してきました。今が豊穣の時代を14年ほど食い潰しているので、次の暗黒の時代は何年くらいになるか不安でもあります。(個人的にはそこをつみたてNISAで仕込みたいと思っていましたが新NISAができたのでフラフラ考えを変えちゃいましたけど。。)
さて、Nightwalkerさんの記事から分かりやすい画像をお借ります。
対数グラフに補助線を引いたもの。
株価がヨコヨコになってる期間を見て貰いたいのですが、やはり低迷期は想像以上に長いんですよね。この間、インフレも同時進行なのでヨコヨコ=マイナスだったりますし。。
今から20年低迷した場合、投資を続けるメンタルを保てるだろうか、と不安になります。
管理人はリーマンショック以降、けっこう積立投資を続けていましたが、積み増せど、積み増せど資産はマイナスでした。
で、不安な人へのNightwalkerさんの対策法。
- よく分散されたポートフォリオを長く持て
- 赤子泣いても(暴落があっても)長く持て
これしかないですね。
より分散されたポートフォリオにはオルカンがおすすめですね。個人的には株式以外の資産クラスを持つのも良いと思います。
キャッシュや債券も有効ですし、人によっては不動産投資などもそうでしょう。事実、ここ10年で持ち家を買った人は大きく世帯資産を伸ばしているはずです。
管理人は低所得かつ零細企業勤務なのでREITなり手堅い系の不動産クラファンも良いな、と思いながら資金が足りず、コツコツ積立投資だけを続けています。
引き続きNightwalkerさんの金言をご紹介します。
- 無リスク資産+収入を持つ
- ひたすら積み立てる
- リスクコントロールする(リバランスする)
全部重要なので全部赤くなりましたw
低迷期を支えるのに無リスク資産は超重要だと思います。現金でリスクをコントロールするのが個人的には合っていて、年末に適宜リバランスをしています。
今みたいな暴騰期にはじれったくなるけど、誰と競争するわけじゃないし、とにかく投資は時間が大切。長期投資というからには50年とか続けたい。
あと、収入を持つことですね。
うちは貧乏過ぎたので副業とかしてますが、普通の人なら本業を頑張るで良いのではないでしょうか。
たまにスペース(Twitterのラジオみたいな機能)などでリーマンショックのころの話を希望されますが、実体験として暴落がくると失業リスクが高まります。
無職で積立投資とか超難易度高いので個人的には暴落は望まないんですよね。。
リーマンショックのときは零細企業だとボーナスゼロ、給料20%カットとか普通にありましたし、ボーナスが支給されるまで5年くらいかかった話も何度か聞きました。
それでも続けられるよう、収入をしっかり持つ、もしくは無リスク資産を持つ、というのが対策としてメンタルにも優しいですね。(無リスク資産があれば暴落して株価半減しても、安くなった株式を買い向かうことができますし、ビビリながら目をつむって強制リバランスすると歴史的にはチャンスなことが多いです。そのときに現金があるかないかは大きいな、と。)
これ、個人的に重要なテーマだと思っているので、さらにNightwalkerさんの別記事もご紹介しておきます。
外部リンクNYダウ平均の10年、20年リターンの推移 1938-2022/2
画像をお借りします。
ダウ平均の10年、年率リターンの推移です。
こうやって10年リターンで見ると、大恐慌やリーマンショックのときより、1964年から1984年の長期低迷のほうが心理ダメージ大きそうですね。
10年リターンなのにマイナス期間が3回あって、10年くらいに及びます。これはつらい。
Nightwalkerさんの記事を引用します。
長期投資におけるリターンの平均回帰のサイクルはこれまたけっこう長いことです。
人生終わっちゃうじゃん、みたいな長さです。個人的には、これこそが長期投資最大のリスクと考えます。
管理人もリーマンショックのあと積立投資してるとき、回復するまでに人生終わっちゃうじゃん、とか思ってました。
ただ、救いもあって、アメリカ以外の国が好調なときもあります。
アメリカ低迷期に絶好調だったのは我が国日本でした。
その後は皆さんご存知の通りですが、アメリカも日本も低迷しているときに好調だったのは新興国でしたね。
人生終わっちゃうじゃん、と思っても積立投資を続けられるよう、副業したりキャッシュ比率高めたりしてコツコツ準備はしてきました。
さて、次の低迷期に管理人は頑張り続けられるのでしょうか。ここらへんは一人じゃメンタル大変なので読者様と一緒に乗り越えたいな、と。
新NISAを前にして、ガンガン投資してソッコーで非課税枠1800万円を埋めたい気持ちもあります。
ありますが、
まずは投資をするには生き残ることが大切だし、永久に上がり続ける相場はありません。
いつか長期低迷はやってくるでしょう。
そういったときにNightwalkerさんの言葉を思い出しつつ、頑張っていきたいなぁ、と記事を読んで思いました。
長くなってきたのでそろそろ終わります。
というワケで今日はダウの長期推移と永らく続く停滞期をどう凌ぐかの方が重要というお話でした。
長期低迷は避けられないにしても、とにかく投資を続けることが大切ですね。それには仲間がいると乗り越えやすいです。
というワケで、大変なときもあるでしょうけど、一緒に頑張っていきましょう。(そして、ともに老後ウハウハ生活を!)
お読み頂きありがとうございました。
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