いつもお世話になっているGazさんが面白い記事を書いていました。
記事はこちら。
外部リンク悲報!生まれた年で投資成果が決まる
なんと生まれた年で投資成果が決まってしまうという恐ろしいもの。
とはいえ、個人的に思うこともあるので、ちょっと記事で書いていこうと思います。(タイトルで言いたいこと全て書いてるのはスルーしてくださいw)
【マジ?】生まれた世代で投資リターンに大きな違いが?→でも続けることのほうが大切
Gazさんの記事より画像をお借ります。
出典:@ActiveIndex
こちらは各世代が新入社員の時期に日経平均へ100万円投資した場合、という画像。
管理人に近い45歳は20年以上経っているのに資産価値は2倍にもなっておらず、55歳だと30年以上経って資産はトントン。(画像では雪解け世代と書かれてますがけっこうつらくないですか?)
それに比べ若い世代は順調に資産が増えており、まさに順風満帆。
アメリカでの画像も見てみましょう。
出典:@ActiveIndex
こちらは22歳新卒で1万ドルをS&P500に投資していた場合の画像。
資産が順調に増えているとはいえ、管理人に近い45歳が一番悲惨です。ここでも報われない世代になっている。。
しかし、投資をした分、しっかり資産は増えていますね。
50歳、55歳にいたっては黄金世代です。
で、生まれた世代で投資成果は変わっちゃうよね、という話なのですが、個人的にはちょっと違うと思うんですよね。
何が違うかというとこんな感じ。
- 上記画像は指数だけで配当再投資を含んでいない
- 積立投資だと低迷期に割高な時期も割安な時期も両方コツコツ仕込んでいるから変わる
- 日本よりアメリカのほうが圧勝となるが円建てで見ると景色が変わる
日経平均はたしかに買った時代によって悲惨な人もいますが、何だかんだで配当が出ています。長期になればなるほど再投資効果は出ています。まぁ微量ですが。
2019年の画像でちょっと古いですがこちら。
最高値で掴んだ場合、2019年時点でマイナス50%くらいですが、配当再投資の実質リターンで見るとマイナス20%くらいまで回復しています。
もちろん2010年入社してリーマンショック後でヘロヘロの日経平均を100万円一気買いしてアベノミクス!みたいな人のほうが有利ではあります。しかし配当再投資で時間による回復は思ったより大きいです。
あとは積立投資の効果ですよね。
これはシミュレーション画像がないのでスミマセン。でも最初に高値掴みから入ったとしても、その後の暴落を受けたあともコツコツ積み立てをしていたら、次の暴騰期には大きなエンジンになるのは皆さんのイメージ通りだと思います。
管理人の資産も何だかんだでリーマンショック以降にコツコツ買ってきたものがやっと花開いた感があります。
また、S&P500は日本で取り崩す場合、為替に左右されます。
円建てS&P500の長期チャート。
出典:老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた
それでも30年で8倍近くになっているので十分ではありますが、1998年から2013年までの15年間くらいヨコヨコという期間があったのも覚えておきたいところ。
とはいえ、ここに配当再投資を入れるともっと増えてますが。(そしてインフレを加味すると実質リターンは下がって何だかんだで6.7%あたりになります。)
というワケで、生まれた時期や、投資を始めたタイミングによって差異はあります。
それは仕方ありません。
しかし私たちが投資期間を長く取ったり、悪い期間多めに積立をするなど取れる対策もけっこうありますよね。
管理人などは今の若い人羨ましいなぁ、と思うこともありますが、とはいえ、よそはよそ、うちはうちでやっていくしかありません。
結果として自分にできることをコツコツ続けたほうが強い、というのは10何年も続けてきて実感しています。
なので、読者様と一緒に細く長く投資を続けていきたいなと思います。これからも頑張りましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた
円建てS&P500の画像を調べてて出てきた過去記事です。
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