Twitterを見ているとミリオネアの定義が変わるようです。
具体的には100万ドルではお金持ちのカウントにならず300万ドルが必要に。日本円だと4.2億円くらいになっちゃいます。
tweetはこちら。
新たなミリオネアの定義は100万ドル→300万ドル
1990年以前のリスクフリーレートが5%だった頃と異なり、今は4%まで低下した上にインフレ。世帯収入中央値7.5万ドルを安全に得るには300万ドル必要
円安かつインフレが穏やかな日本では3倍まではいかず、2億が新しい定義かなとhttps://t.co/q2aYoSXeAI
— マルコメ@駐在からの楽隠居 (@looser_game) August 6, 2023
新たなミリオネアの定義は100万ドル→300万ドル
1990年以前のリスクフリーレートが5%だった頃と異なり、今は4%まで低下した上にインフレ。世帯収入中央値7.5万ドルを安全に得るには300万ドル必要
円安かつインフレが穏やかな日本では3倍まではいかず、2億が新しい定義かなと
ちなみにですが、ミリオネア=1億円クラス=億万長者と勝手に思っていましたが、ミリオネアは百万長者みたいですね。
ミリオネア(英語: millionaire)は、“1 million(ミリオン) = 1,000,000(100万)” から 派生した語。
- 資産を百万通貨単位以上所持する人、百万長者(ひゃくまんちょうじゃ)、金持ち、富裕層。
- クイズ番組『Who Wants to Be a Millionaire?』ならびに、各国版(日本版は『クイズ$ミリオネア』)の通称。クイズに正解して賞金を狙う。
引用元:Wikipedia
ただ、1ドル=100円ということで百万通貨あれば1億円ということでミリオネア=億万長者で通じます。
とはいえ、インフレで現金の価値が下がった現在では100万ドルでは足りない様子。
上のtweetを見ても国語力低い管理人は分かりにくいな、と思っていたら九条さんが分かりやすく翻訳してくれていました。
なるほど、世帯収入中央値を、安全に得られる資産額が、ミリオネア=富裕層の定義と https://t.co/AQI868WJ6B
— セミリタイア九条 🌐📈☀ (@kuzyofire) August 6, 2023
世帯収入中央値を安全に得られる資産額
↓
新しいミリオネア=富裕層の定義
というワケですね。
この考え方だと、日本の平均世帯中央値は437万円なので、4%ルールを使えば100万ドル=ミリオネアはまだ通じるような。
アメリカではいつの間にか300万ドルがないとミリオネア=お金持ちと呼べないようなインフレになっていますが日本はまだしばらく1億円=お金持ちが続きそうな予感です。
まだ例の画像は現役で使えますしね。
ちなみに最初に紹介したマルコメさんのtweetで知ったのですが、4%ルールを提唱した人でさえ、4%ルールで暮らしているワケじゃないようです。
4%ルールの父ウィリアムベンゲンでさえ自身で提唱した4%ルールでは暮らしておらず、小説家・4%研究家として稼いで暮らしている。
94年の発表当時は10年債利回り4.4-5.6%だったのが利回り低下。加えてインフレ。これにより4%ルールが不成立に。ダメじゃんと、ちょっと笑ってしまいました。 pic.twitter.com/KBGzILhmhO
— マルコメ@駐在からの楽隠居 (@looser_game) August 6, 2023
4%ルールの父ウィリアムベンゲンでさえ自身で提唱した4%ルールでは暮らしておらず、小説家・4%研究家として稼いで暮らしている。
94年の発表当時は10年債利回り4.4-5.6%だったのが利回り低下。加えてインフレ。これにより4%ルールが不成立に。
ダメじゃんと、ちょっと笑ってしまいました。
提唱当時は10年債の利回りで余裕で暮らせていたものの、ITバブル崩壊、リーマンショックで米国債の金利は低空飛行でしたからね。。
ただ金利で食うのは無理でも金利下げ→債券価格上昇で余裕の生活だった気も。あ、でも今からだとインフレ考慮後の実質利回りを考えると300万ドルは必要になりそうですね。
300万ドル✕実質利回り2.5%=7.5万ドル
これで最初のtweetが繋がりました。
国語力の低さに情けなくなります。。
ちなみにウィリアム・ベンゲンさんをネットで調べたところ、株式60/債券40のポートフォリオでリバランスを継続的に行ったとして年率リターン8.2%、インフレ率は3.0%で期待リターン5.2%を引き出して使う感じだったようです。
で、当時だと株式50%、債券50%だと4%取り崩しがわりと成功していた、と。
もちろん失敗していた年もあります。
横軸が取り崩しスタート
縦軸はポートフォリオが持続した期間
4%取り崩しなので50年持てば成功、という感じでしょうか。
1926年から1976年の期間なので、高インフレと株価暴落があったときが一番厳しい様子。1963年から1969年が厳しかったんですね。
1929年のニューヨーク大恐慌に取り崩しスタートしても大丈夫だけど、1937年に始めた場合は39年くらいで枯渇なので割と優秀なイメージ。
ここらへんカンさんが書いた記事が詳しいので興味ある人はこちらをどうぞ。
外部リンク『4%ルール』の父、ウィリアム・ベンゲンさん(資産の引き出し率の雛型を作った人)
話がブレ過ぎてきたので今日は終わります。
日本だと金利で食うとか無理無理の無理が続きそうなので、投資をしつつ、利回りを得て暮らすのが良さそうですね。
リタイアを目指すかどうかは別として、お互いコツコツ頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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