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【最新版】世界各国の株式時価総額比率の推移1900年から2023年【超長期データ】

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Twitterで好評だった超長期での株式時価総額推移を記事にしました。

1900年当時はアメリカが強国ではあるものの覇権は取れていない時代だったので推移を見るだけでも面白いです。

ツイートはこちら。

では、一緒に画像などを見ていきましょう。

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【最新版】世界各国の株式時価総額比率の推移1900年から2023年【超長期データ】

ソースはクレディスイスのレポートです。

外部リンクCredit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2023(PDF)

※リンクは新しいタブで開きます
ななし
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英語ですが興味ある人はどうぞ~

 

古いバージョンのヤツはみらいさんが昔教えてくれたものです。

クレディスイスPDF8ページ目 世界の株式推移(1899-2017)

これを管理人とナザールさんが使いまくっていた感じでして、たぶん出典知らない人も多いかも、と思い最新版を調べたのが経緯です。

 

では本編。

最新版を見ていきましょう。

 

【超長期データ】世界各国の株式時価総額比率の推移1900年から2023年

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1900年から各国それぞれの時価総額の比率が分かりやすく一枚にまとめられています。

日本が列強入り、敗戦、バブル、崩壊という激動が見れたり、アメリカの強さを実感したり、と楽しめますね。

勝手な所感ですが、1900年当時覇権を握っていたイギリスが全世界の株式のうち24%でした。ここからアメリカが覇権落ちするとして、今から60%までひっくり返す国が出てくるとかイメージできません。。

もうS&P500でもええんちゃうかな、とか思ってしまいました。(でも、どの国が成長するか分からないので読者様にはオルカンをおすすめします。)

 

1899年と2023年の全世界株式市場の時価総額比較

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イギリスを筆頭としたヨーロッパが世界の中心だった1899年。世界の株式のうちヨーロッパで半分以上ありますね。

そこから100年以上が過ぎ、アメリカが覆いつくしそうな2023年。

これを見てオルカンを選ぶかS&P500にするかは個性が分かれそうなところ。(インデックス投資ならオルカンだろ、とお叱りを受けそうですがw)

そして案外、日本も比率で見ると2位と超健闘しています。

 

超長期(1900-2022)で見た株式、債券の実質リターン

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2022年がS&P500不調の一年だったので

  • アメリカ 6.4%
  • 全世界  5.0%
  • 除く米国 4.3%

となってます。

除く米国と日本のリターンが同じくらいになっていたのも驚き。

アメリカが覇権落ちした場合、リターンはどうなるかな、とも思ったのでイギリスの実質リターンを知りたかったのですが、今回のレポートで長期データがあったのも参考になりました。(詳しくは後述。)

 

コモディティ(左)と株式(右)の最大下落率

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左がコモディティ、右が株式の最大下落率です。

世界大恐慌があったので株式はとんでもないマイナスが出てます。。

数十年に一度レベルで▲50%も出てるし、▲40%クラスはちょくちょく起こる感じですかね。

大きいマイナスのあともデカいのが来てるので二番底はここらへんから意識されるのかも、とか思いました。

 

参考ですが、個人的には二番底を待つ意味はあまり無いと思っています。理由は二番底がきても一番底より大きく下がるわけでは無いから。

良ければこちらの記事などで詳しく書いています。

関連記事【米国株】二番底を待つのは意味が無い【S&P500】

※リンクは新しいタブで開きます

代わりにリスク許容度に応じた投資を心がけたいところ。

 

覇権落ちしてしまったイギリスの超長期株式実質リターン

 

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インフレ考慮後の実質リターンは超長期(1900-2022)で5.3%でした。個人的にはこれくらいで回ってくれたら御の字ですね。

新NISAを寝かした場合、もう少し低いリターンで考えてますがこのくらいあると嬉しい。。

 

あと、イギリスでも

株式 >>>> 債券 > 現金

みたいな関係は変わらずです。

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イギリス繋がりで

2003-2022
1973-2022
1900-2022

といった3パターンの実質リターンを比較したもの。

厳しかった2003年から2022年を見ても4.6%と優秀。バイアンドホールドしていれば16年で2倍になります。

コア資産として株式を保有しつつ、防御面では現金でも良いかな、とも。

 

米国株式の1900年から2022年までの超長期実質リターン

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我らがアメリカの実質リターン。

2003-2022
1973-2022
1900-2022

どの年代も強いけど2003年からは圧倒的です。

 

圧倒的だったアメリカを除いたものも見ておきましょう。

 

米国を除いた1900年から2022年までの超長期の株式実質リターン

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圧倒的だったアメリカを除いたものがこちら。

1900年以降、アメリカが引き上げまくっていたのですね。

オルカンを買っておけば突出した一国のリターンも拾えるので、今後超長期で米国株が低迷してもこれくらいは期待できるかも。(米国株が低迷すると全世界株も低迷するのでもっと低いかもだけど。。)

 

しかし2003年以降はアメリカ無しでも5.1%くらい実質リターンがあるので、何だかんだで分散投資のチカラを感じます。

長期だと分からないのでオルカン握ってるのが気楽で良い、という良い画像なのかも。

 

というワケで今日は各国の全世界のおける株式時価総額の比率を超長期で見てみました。

資本主義である以上、資本は長い目で見ればインフレ負けしないように成長してきました。私たちも長い目でコツコツ投資を続けていきたいですね。

ともに頑張りましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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将来は分からんからオルカンが楽でええな、という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人も妻が使うであろう新NISAはそうしようと思っています。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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