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iDeCoに悲報か?退職金課税「勤続年数関係なく一律に」

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Twitterを見てると悲報が舞い込んできました。

管理人はあまりダメージを受けませんがiDeCoをやってる人、そろそろiDeCo始めようかなと検討している人はヤバそうなのでシェアします。

tweetはいつもお世話になりまくりのかむいさん。

あとで一緒に見ていこうと思うのですが、日経の記事も合わせてリンク付けておきます。

外部リンク退職金課税「勤続年数関係なく一律に」 政府税調で意見

※リンクは新しいタブで開きます

 

退職金とか期待してないし、どうせ大したことないやろ、と思う人もいるかもですがiDeCoには関係あるので注意が必要かも。

まだ意見レベルですが、増税に関わる決定は超スピードで可決されてる気もします。。

 

株クラだとひめだかさんのtweetがバズっててリプ欄など参考になるかも。

 

さて、iDeCoのおさらい。

iDeCoのメリットは所得控除、運用非課税と思います。

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出典:楽天証券

これを見るとやらない人損してるレベルなのですが、けっこう癖があるんですよね。

 

ネットで良く見るiDeCoのデメリットはこちら。

  • 60歳まで資金ロックされる
  • 出口で課税される

下の段の出口でけっきょく課税されるの部分はスルーされがちかも。

ここを少し見てみましょう。

 

iDeCoの受け取りは大きく3パターンあり、こういった感じです。

  • 退職金として受け取る
  • 年金として受け取る
  • もしくは一部を退職金として、残りを年金として受け取る

で、この退職金と年金で受け取る場合、所得扱いなのでここに課税がされる、という。。

 

しかし退職金の場合、そこそこ控除がデカいのでiDeCoで得する人は多いとも思います。

  • 退職所得控除として800万円(40万円×20年)+70万円×(勤続年数-20年)
  • 勤続年数が20年以下の場合は、40万円×勤続年数を退職金から控除し、さらに控除した額を2分の1にしたものに課税

ざっくりですが40年勤務だと2200万円くらいまでは影響しないレベル。

大手企業や公務員を勤め上げた人だとiDeCoでの出口戦略を考えないとなぁ、という感じでしょうか。

管理人のように零細企業や転職を繰り返して退職金が少ない場合などは年40万円の控除はけっこうな大きさです。

管理人だと転職後15年勤めたとして15年×40万円で600万円なのでiDeCo月23,000円だと余裕そうな気がしますし。(ただ、ここの退職金控除をいじられると厳しくて、それが今回の税調意見だったりします。。)

 

ちなみに年金で受け取ることも可能ですが、国民年金、厚生年金と合わせた雑所得としてカウントされます。

現在の税制は年金受給額が158万円(月13.1万円)なので、こちらも厚生年金がしっかり出る人は課税されるケースが多そう。

そんなこんなもあり、管理人は昨年iDeCoを検討していましたが断念しています。

関連記事【挫折】iDeCoの出口戦略が複雑すぎて検討中止しようと思う

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、前置き長くなり過ぎましたが、上記のざっくり40年で2200万円の退職金控除が大きく変わる可能性が出てきました。

政府の税制調査会(首相の諮問機関)は18日の総会で、多様な働き方を選びやすくする所得税のあり方を議論した。

退職金所得への課税制度は終身雇用制度が前提となっており、勤続20年を超えると1年あたりの控除額が増える。転職をためらう要因にもなりかねず、委員からは「控除は勤続年数で差を設けず一律にすべきだ」といった意見が出た。

総会では「生産性が高い分野に資本や人が移動しやすくなる税制にすべきだ」と指摘する委員もいた。

中里実会長(東大名誉教授)は総会後の記者会見で「長期的な人生設計の前提となる制度の安定性というのは一定程度重要だ」と述べた。既存の制度を前提に暮らしてきた層にも十分な配慮がいるとの認識を示した。

金額が出ていませんが、勤続年数の長い人は確実に増税のパターンです。

当然、長く運用するiDeCoも退職金控除が減ったら出口の課税で捕まります。

一律が3000万円くらいなら良いんですけど、少しでも税収を増やしたい政府がそんな甘いことは期待できそうにありません。

あ、でも老後2000万円問題とかあったし、2000万円までは一括無税とかあるかも。

これなら天下りして数年で大量退職金をゲットする完了もニッコリ。ただ、国民の理解を得にくい気もします。

何だかんだで1000万円以上は課税とかになると真面目に働いてきた人ほど税金を多く取られるという感じになるかも知れません。

うーん、団塊の世代が退職金を受け取った後、段階的に退職金控除が減ってくるとかはありそうで怖いですね。

2025年 退職金控除2000万円

2030年 退職金控除1500万円

2035年 退職金控除1000万円

2040年 退職金控除800万円

2050年 退職金控除なにそれ?

といった感じとかだと最悪です。

退職金は単なる後払いなので、給料そのものを増やすべきだ、とか議論が出て、将来退職金自体が減っちゃう流れになるかも知れませんし。(企業としては賃上げしつつ退職金払わないという選択肢ができて良いのかも。)

 

まだ、意見レベルですがiDeCoをしている or 検討している人は今後もチェックしておくと良い情報化もですね。

今日はざーっと書いたのですが、退職金課税「勤続年数関係なく一律に」というお話でした。

 

個人的には退職金も年金もあまり期待できないのですが、老人が自分たちが安全圏に入ったあとにルールチェンジみたいなことを繰り返していると、誰も安心してお金使おうとは思わないし、日本はずっと不況のままだと思いました。

ここらへん、老人優位の政策を変えるにはいつも書いてますが若者が選挙行くしかありません。

 

久しぶりににちゃんのAAを思い出しました。

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何回見ても腹が立ちますw

 

というワケで、良いニュースではありませんが、お互い生き残るためにコツコツ頑張っていきましょう。

少なくとも、つみたてNISAで貯めた資産には課税できないので。

 

お読み頂きありがとうございました。

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絶望してても仕方ないので、拾えるお金を拾いつつ、コツコツ資本主義に課金していきましょう。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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