ネット記事を見ていると年収200万円時代を生き抜く知恵というタイトルが。
どんな感じか見たところ、管理人は焦る必要も無さそうです。
記事はこちら。
外部リンク年収200万円時代、森永卓郎さんの「生き抜く知恵」~支出の大半は「家」、都会を捨てる選択も
書いているのはやはり森永卓郎さんでした。
年収300万円の本が2003年だったので、20年で100万円減ったことになります。
2040年頃には年収100万円時代が来ているかも。。
恐ろしいことに、年収200万円時代が来る、ではなく、すでに到来している、ということでした。
では、一緒に見ていきましょう。
【地獄】年収200万円時代がやってきた!私たちはどう生き抜くのか
まずは結論から。
データは国税庁ですね。
実際に年収300万円以下(200万円台)の割合は37.7%とのこと。最近の年収中央値が400万円なのもグラフ見るとさもありなん。。
最初見たとき、非正規雇用が多いし、パート労働も多いからだろう、と思ったんですよね。
しかし最近では正規社員でも年収厳しめになっている様子。
ちなみに、年収200万円時代はすでに到来しているようです。
すでに来ている年収200万年時代
記事より引用です。
正確にいうと、給与所得者5245万人のうち年収200万円以下の人は全体の22.2%。さらに、200万~300万円の割合が15.5%ですから、なんと給与所得者の4割近くが年収200万円台以下です。
この状況は、非正規社員の割合が爆発的に増えたことが原因と考えられていましたが、ここ数年を見てみると、正社員であっても年収200万円台という人が増えてきています。
管理人が思うには、
労働力が減少、景気は悪いまま、で非正規社員やパート主婦などの共働き、高齢者の労働参加をさせまくったのが原因かな、と。
↓結果
企業は儲かったものの社会全体として収入が減り、消費は低迷、当然企業も収益ダウン。(今ここ)
この後に来るのは、日本人の性質柄、イノベーションでは無く更なるコストカットな気がしますね。
森永さんの予想では、この年収200万円層はまだまだ増えるようです。
もう少し引用します。
原因として考えられるのは弱肉強食社会での経済格差の拡大です。稼いでいる人はより大きな収入を得られる一方で、低所得者はさらに貧困に追い詰められていくという格差社会が問題の根源にあると思います。残念なことに、私はこの状況がさらに悪化していくと予想しています。
戦後生まれの団塊の世代が後期高齢者に入る2025年以降、年金や医療、福祉などで国の負担は急速に増えていきます。その打開策として政府が打ち出したのが、労働力人口を増やすというもの。
労働力人口の減少は税収の減少に直結しますから、高齢者や女性、そして外国人労働者を安い賃金で働かせようというのが国策になりました。その結果が年収200万円問題なのです。
この国最大の課題である少子高齢化が止まらない限り、経済格差はこれからも広がり続けます。
もう年収200万円時代は来ちゃってたんですね。そして最後の赤字にした部分がどうしようもなさを物語ります。
記事では書いていませんが、たぶん年金では暮らせない層も多く、高齢者が労働市場に溢れて安い供給力として活躍するんじゃないでしょうか。
結果として現在低収入の人は、安い高齢者との価格競争になって給料・所得が上がらない時代が長そうな予感。。
まだ若い人はなるべく高収入で上流の仕事をしてるのが良いですね。
若いことが転職市場でのプレミアが付いてるうちに転職しちゃうのを真剣に考えておくほうが、投資のことなんかより100倍大切かも。
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たぶん30代前半なら何とかなるかも。
管理人と同じく40代だと、ちょっと厳しいかもなので、今の本業をしっかり頑張りながらコツコツ資産形成が良いかと。
少子高齢化という止められない列車に乗っている私たちは、どうやってこの年収200万円時代を生き抜けば良いのでしょうか。
管理人は
- 節約(というか身の丈にあった暮らし)
- 余剰金での資産形成
- パートナーがいれば共働き
- 不安があれば副業の検討
があれば問題ないと思います。
貯金ができてなければ黄色信号。生活が赤字なら副業の検討を、という感じでしょうか。
うちのブログを読んでる人だとほとんど積立投資をしてるので、生活、老後ともに問題ナシなはず。
ただ、東京都市部だと厳しいかな、とも。。(代わりに東京で勤めてるとそこそこ収入ある気もします。)
さて、記事では森永さんが年収200万円時代の生き抜き方を書いていました。
こちらも一緒に見ていきましょう。
森永さんの年収200万円時代を生き抜く術は「トカイナカ」
森永さんの場合、本の印税やら活動で年収ウハウハなはずですが、30年以上前からトカイナカ(都会と田舎の中間地点=森永さんだと埼玉県所沢市)で生活していました。
都心で働いていると通勤時間1時間半とかかかるので、考えどころではありますけど。。
森永さんが住んでる所沢市と都内の物価など。
こんなに物価差ある?とは思いますが、地方の特産品をうまく利用するといけるようです。(都心でもスーパーの物価が高過ぎるというイメージ無いのです。)
でも家賃が下がる分、生活コストは抑えられますね。
私も地方都市なので家賃は実感しています。
コロナ以降、リモートワークの拡大もあり、そういった企業に勤めている人は恩恵がありそうです。
半面、リモートワークと無縁の人だとトカイナカで仕事を見つけられるか。。
関東圏だと仕事もありそうですが、他エリアになると土曜出勤で年収300万円とかゴロゴロしてるので、結局似たような暮らしなのかも。
ただ、少ない年収は少ないなりに生活しやすいのが日本です。
じつは低所得でも生きやすい理由は税金にあり
記事より引用です。
もちろん、都心での暮らしを維持するために一生懸命働くのも1つの選択肢ですが、働けば働くほど税金や社会保険料は増えます。一方で、物価の低いトカイナカで生活費を下げた分には税金はかかりません。節約は無税ですからね(笑)。
コロナ禍の影響でリモートワークが進む今、トカイナカへの移住は人によっては大きな負担になりませんし、定年を控えたご家庭ならなおさら。住む場所を変えてゆったりと暮らすのも大いにアリではないでしょうか。
これ、定年が近い人向けの記事っぽいですね。。
節約無税は管理人も強く推したいところ。
稼ぐと罰金システムの日本ですが、唯一節約には税金がかかりません。(ただ、みんなコレをしてるから経済が回らず年収200万円時代なんかになってる要因も。。)
また、年収200万円以下の世帯は住民税非課税世帯が見えてきます。
また、少し大胆ですが、私は日本でいちばんおトクなのは「住民税非課税世帯※」の人だと思うのです。
世帯全員の住民税が0円になるだけでなく、医療費や国民健康保険料、介護保険料などの負担は最低ラインに軽減され、国から給付金が出たりといいことずくめです。
※所得金額が各地方自治体の定める額より低かったり、生活保護を受けていたりする世帯が、税金や保険料などの負担が軽減される制度のこと
おトクと書いてますが、誰がこの恩恵を受けているかというと年金受給者でして、ここらへんの問題も書いてほしかったかも。(65歳以上で配偶者のいる方で、年金収入が1,928,000円以下の人だと対象)
とはいえ、管理人もリストラされたら、厚生年金に加入できるパートくらいの仕事でここらへんの年収を目指したいですw
あとは副業と配当があれば何とか生活ができるかな、と。
年収200万円時代を生き抜く術にはなりますが、日本が沈んでいくのを脱出する方法ではないのですね。
どうにかするには選挙で声を上げるしか無さそうですが、すでに後3年は岸田政権に任せるしかありません。
悪夢の民主党政権リターンズにならなきゃ良いんですけどね。ただ、そうなったときに生きていけるよう、コツコツ本業と投資を頑張りたいと思います。
長くなったし、書いてて憂鬱なのでそろそろ終わります。
おわりに|年収200万円時代がきても生き抜こう
このままいくと今後の年収事情は厳しくなりそうです。
しかし生活は人それぞれですよね。
自分の心地よい生活をしつつ、自分で老後や危機に備えておけば、そこそこ快適に過ごせると思います。管理人は低収入ですが、そんな感じで過ごしてきました。
シュリンクする生活だけ考えていると暗くなっちゃうので、私たちは資産形成をしつつ、ちょっと豊かな老後などを一緒に目指しましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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