Twitterを見ていると日本株の超長期リターンが紹介されていました。
アメリカだと例のシーゲル教授の神画像が有名ですが日本の超長期チャートは珍しいです。せっかくなので記事にてシェアを。
tweetはこちら。
三和・岡本日本株価指数「戦後だけに限定されがちな我々の意識の枠を広げる効果がある(省略)戦前、戦後を連続した連続した歴史として株式市場を見るのではなく我々の社会、生活、文化などを俯瞰するきっかけとなる」【Vol.236】FIWA通信インベストライフ ®|岡本和久さん https://t.co/KtL7hmOqBA
— 竹川美奈子 (@minakotakekawa) August 15, 2022
記事はこちら。
外部リンク埋もれていたデータが発掘された!
では、さっそく日本株超長期チャートを一緒に見ていきましょう。
日本株式の超長期チャート|1878年9月~2022年7月
【凄い】1878年に日本株に100円投資をしたら2022年にいくらになるか?→5億円
画像はこちら。
バブル崩壊後、失われた30年が重くのしかかりますが、それでも配当込み指数(トータル・リターン指数)だと100円が144年で584,920,857円(5.8億)になるとは株式の凄さを感じますね。
さて、記事と画像を見て思ったことなどを。
- バブル崩壊のダメージが凄すぎて立ち直れないレベル
- 米国株がコレになると老後の資産が苦労しそうだなぁ
- バブルだけでなく戦後は株価がずっとハイペースで上がっていた(20年で10倍ペース)
- 明治維新から第一次世界大戦までは新興国のボーナスステージ?
- 大東亜戦争中でも株式は売買されて値動きがあった
- 第一次世界大戦から第二次世界大戦までの不況中でも配当込みだと徐々に上がっていた
- 日本株の停滞が長過ぎてリスクプレミアム取りにいくのは良いかも(逆張り過ぎておすすめできませんけど・・・)
日本が無くならない限り、何だかんだで5%程度のリスクプレミアムは期待して良いかな、とか思いました。
これを広げると全世界株式になりますし、日本だけに賭けるよりオルカンのが良いとなります。また、日本のバブル崩壊を見ているとS&P500単騎よりも全世界のほうが少しばかり安心だろうな、とも。(全世界のうちアメリカが占める比率を考えると、米国が失われた30年になると道連れ感がすごい・・・)
あと地味に大切ですが、株式はアホみたいに儲かるときがありますが、低迷するときは嫌になるほど長いということ。
バブル崩壊は別格として、第一次大戦以降の20数年くらいは低迷しています。これくらいの低迷は受け入れるという気持ちで投資をしていきたいですね。
そういえば日本株の超長期チャートは過去にブログ記事で紹介したことがありました。
こちらは130年のものになります。
出典:http://www.capital-tribune.com/archives/77
こちらの元記事は残念ながらリンク切れ。
ただ、こっちの方が色んな事件がありつつも株価は成長してきた、と実感しやすいかも。
ちなみに奇しくもアメリカ株と同じ6.7%の利回りだったようです。
今日は短いですが日本株の超長期チャートのお話でした。
ついつい短期の値動きを見ちゃいますけど、人生100年時代なので60~70年くらい投資と付き合う気でゆるくいきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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