最近改めて本業が大切だなと思うことが増えてきました。
市場が不安定というのが大きいのかも。
2021年なんかは投資に回しておけば勝手にお金が増えるアホみたいなボーナスタイムが続いていました。アメリカだと給付金配りまくって消費爆増という感じ。
ただ、そのツケとしてインフレをまねき、ウクライナなどの情勢もあり、いつリセッションするのかみたいな状況に。
いやいやいや、でも働くのしんどいし投資で稼ぎたいやん?と思うのも分かります。管理人も仕事そんなに好きじゃないですから。
ただ、不安定な状況とあわせて、今の仕事がそれなりに安定してきたこともあり、やはり本業が大切だな、と思います。
前置きが長くなりましたが、そう思ったのは尊敬する山崎元先生の古いネット記事を見たことも大きいです。
トウシルはけっこう古い記事も振り返りとしてアップしてくれるので個人的にありがたいです。
めちゃ参考になるので是非上記リンクもお読みください。
ただ、当時はけっこう生活しんどかったこともあり、本業頑張るとかあまり好きじゃなかったし、そこを重視するより投資で資産形成を!とか思っていたのを感じました。
前置き長すぎてスミマセン。
今はゆるくだけど本業が大切と変わったので、自分なりに振り返ってみました。山崎先生の記事も紹介しながら一緒に見ていきましょう。
運用より「稼ぎ」が一番大切な理由
記事で書かれていたのは以下のポイント。
- 資産運用は何番目に重要か
- 「稼ぎ」が一番大切
- 節約と貯蓄の習慣
- 不動産購入は慎重に
- 生命保険は損な賭け
- 都会住まいは自動車不要の場合も
とくに気になった資産運用が何番目か、稼ぎが一番大切、というところを見ていきましょう。
保険や不動産など気になる方は元記事をどうぞ。
資産運用は何番目に重要か
投資をしているとコレばかりに目が行きますが、じつは人生では大した優先順位ではありません。
9年前は反発も覚えましたが、今はこの通りだな、と思います。。
分かりやすい画像なども。
なんと最下位です。
何だかんだで稼ぐことが一番重要。身も蓋もないですけど。(ずっと零細勤務、独身だったから反発してたのかも。恥ずかしい。。)
その分、②から⑥はしっかり頑張ろうとしていました。
今も同じような生活水準かも。
ここらへんを押さえると人生でお金に困ることが減ると思いますし、ブログでも同じようなことを書いていますね。
- 支出最適化と貯蓄の習慣
- 住居は分相応
- 保険は最低限
- 車は持たなくても生活可能
ただ、稼ぎの多寡は難しいです。。
副業したと言ってもミズモノですし。
山崎先生は記事の中で沁みた言葉を引用します。
専門的にいって運用が「上手い」というためには、リスクの大きさを変えずに、リターン(投資収益率)の水準を改善しなければならない。この場合、確実に年率1%改善するのはなかなか大変なことだといえる(もとが悪ければ、簡単なこともあるが)。
日本人の平均的な金融資産額は、金融広報中央委員会の2012年に行われた調査によると、2人以上世帯1世帯当たり約1,108万円だが、「平均」は少数のお金持ちの数字に引っ張られてしまうので、「中央値」を見ると、約450万円だ。数字を丸めて5百万円と見ても、1%の改善効果は、年間5万円にしかならない。
お金の運用は、仕事の稼ぎとは別の場所で独立して改善が可能なので年間5万円であったとしても決して小さな金額ではないが、さりとて他の要素よりも影響が大きいわけではない。
※装飾は管理人がしました。
運用で1%改善は至難の業だし、株式リターンはコントロールできませんからね。
あと、大切なのはお金の運用は、仕事の稼ぎとは別の場所で独立して改善が可能ということ。
じゃあ今が稼げてるのかというと違うんですが(何なら再就職して年収100万以上下がってる)、画像であったように老後も働くとかここらへんを見れるようになりました。
資産運用が失敗してもちょっと長く働けばええやん、と。ここらへん老後資産の目処がついたこと、寿命が減ってきたことが関係するかもですけどね。
さて、今日の本題。
稼ぎが一番大切。
「稼ぎ」が一番大切
ちょっとうまく説明しにくいので引用します。
ちなみに管理人はストレス低い仕事を見つけて、老後まで細く長く働く、で稼ぎを作る感じになりました。
一生を経済的に豊かにすごすために最も重要な要素は、余程の資産家の家にでも生まれない限り、通常はどこで何をして働いていて、幾ら稼いでいるかだ。
どのような仕事を選び、どこの会社の、どんな部署でどのような働き方をして、幾ら稼ぐか。これが、人生の豊かさに最も影響するファクターだろう。もちろん、起業もあれば、フリーランスの働き方もある。
また、就職・転職といった、いわゆる本業の働き方の他に、「夫婦の共稼ぎ」とか「副業」といった追加的な収入の手段を考えることも重要だ。古来より「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉があるが、お金が足りない場合に先ず考えるべきは、稼ぎの増やし方だ。
いずれにせよ、自分の「人材価値」の成長・維持・利用を通じた「人的資本」の運用にこそ力を入れるべきだ。
管理人は人材価値を上げるのは厳しいので、副業したりして稼ぎの増やし方を頑張るようにしました。
こんな風に思えるようになっただけでも昔より成長できたかな、とは思います。
今日はポイントがブレブレで何が話したいか分かりにくいですね。
最後に自分が思うことを書いて終わります。
改めて本業の稼ぎが一番大切
40を超え、改めて本業の稼ぎが一番大切と思うようになりました。
投資というのは老後不安の対策でやっていることで、日々生活するためには仕事が無ければ始まりません。
ただ、ここで生活のためだけとなると途端にしんどくなるので、最悪他で稼げる手段もあるし、資産もあるから会社で消耗し過ぎない、というくらいの距離感で頑張っていきたいな、と。
今のところ会社とうまくやっていけてる気がします。
投資と副業という補助輪ができて、やっと本業の稼ぎが一番大切ということに向き合えたのかも知れません。
というワケで投資も大切だけど、本業も大事にしていきたいな、というお話でした。資産形成も仕事も一緒に頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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今読んでも参考になったので是非どうぞ。
山崎先生は投資本のなかでも人的資本の大切さをしっかり書いている人ですね。投資への割り切りも尊敬するポイントになっています。
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