ネット記事を見ていたらアレ?と思うことがあったので自分でちょっと計算してみました。
記事はこちら。
外部リンク日本人の半数が年収300万円以下…「預けるお金さえない」、それでも資産形成を進めろの無茶ぶり(リンク切)
さすがに年収300万円以下が半数は無いだろう・・・と思って計算してみました。
結果としては300万円以下は37.7%でした。それでも厳しい数字です。
実際の数字はこちら。
※令和2年度 民間給与実態統計調査 年収別グラフ
年収400万円以下 55.1%
どうやら半数というのは年収400万円以下、という感じです。
それにしても厳しい数字。。
これから増える社会コストを考えると楽観できそうにありません。
ちなみに年収500万円以下を見ると69.7%になってしまうので、中流と言われるような金額を稼ぐことさえ難しく感じます。
ただし、性別や正規・非正規の給与差など考慮する必要があります。
データ元は令和2年分 民間給与実態統計調査なので、国税庁のホームページも見てみました。せっかくなので引用も。
男女別にみると、給与所得者数は男性3,077万人(同1.5%増、44万人の増加)、女性2,168万人(同2.5%減、55万人の減少)で、平均給与は男性532万円(同1.4%減、75千円の減少)、女性293万円(同1.0%減、29千円の減少)となっている。
正規、非正規の平均給与についてみると、正規496万円(同1.5%減、77千円の減少)、非正規176万円(同0.9%増、16千円の増加)となっている。
管理人の今年想定年収は380~390万円くらいなので、男性平均に追い付くのは無理っぽいですね。
ただ、あくまで平均なので中央値で見ると真ん中くらいなのかも知れません。
中央値とは書いていなかったのですがボリュームゾーンは以下の様子。
給与所得者の給与階級別分布をみると、男性では年間給与額300万円超400万円以下の者が538万人(構成比17.5%)、女性では100万円超200万円以下の者が508万人(同23.4%)と最も多くなっている。
上記で出したグラフとまあまあ近い感じになります。
しかし、ここらへんがホントにボリュームゾーンだとすると、世帯を支えているであろう給与所得者の多くが年収300~400万円というのはホントに日本貧乏になったな、と改めて感じます。
これで老後に備えて自助努力で投資頑張れ、はサイコパス政権な気も。。
もう一度グラフにて。
最初、年金生活者も含むだろう、とか思ってたんですが民間給与実態統計調査なので厳しいリアルが見えてきました。
結婚して共働きでも世帯年収600万円くらいで世の中なんとかやってる感じなんでしょうね。
こんな中、現役世代は健康保険料などジリジリ上げている中、年金生活者には迅速な支援を、とかやってたりしますし。。
【速報】年金受給者に“5000円”給付を 自公が首相に申し入れ(フジテレビ系(FNN))
これは激おこ案件
さすがにアカンでしょ😇>>
自民・公明両党の幹部が岸田首相と会談し、年金生活者らにコロナ対策の給付金を支給するよう要請>>
およそ2,600万人を対象に、1人5,000円https://t.co/FK1Mf1ZmBi— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) March 15, 2022
ちょっと暗い話題になってスミマセン。
とはいえ、当サイトを読んでくれている読者様は資産形成もしているし、支出のコントロールもしっかりできてるから大丈夫かな、とは思います。
私は一馬力で低収入、ここにインフレが重なるとけっこう厳しいかもなので、副業をコツコツ続けようかな、と思います。
もしかすると思っていたより早く配当を生活費の足しにすることになるかも。。
今日はちょっと短いですが、給与所得というお話でした。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
氷河期世代の多くは一生働き続ける宿命なのかも知れません。私は何とか資産形成して普通の老後を目指したいです。
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