長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば3年を超えました。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
先月より下落したけどオルカン最強!
2022年初からの下落、ロシアのウクライナ進行により株価は下落基調。当然、管理人の保有商品も下落。
MSCI、FTSEは主要指数からロシアを除外することになりました。こういった現実をみると米国だけのS&P500よりもオルカンへの安心感は爆増しますね。
バランスファンドも同様で、不安定なときこそ「ほったらかし投資」の強みを実感できるのではないでしょうか。
なんといっても、昨年末の株価頂点でリバランス売りをできなかった管理人がそれを実感しています。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
先月に引き続きオルカン強し
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 23.99 | ¥12,399 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 37.42 | ¥13,743 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 57.51 | ¥15,752 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -1.12 | ¥9,889 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 25.21 | ¥12,521 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 28.72 | ¥12,872 |
今月もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が圧倒的です。
株クラを見てると2022年2月の下落はそこそこあったように思いますが、数字をみると▲13.3%とけっこうな大きさ。
管理人が好きな楽天バランス均等型は先月比▲6.4%と、オルカンより安定性を見せてくれました。
その他思ったことなど。
コロナショックにREITが被弾して冴えない状況が続いていたSlim8資産バランスですが、また試される状況になってきたかも。
新興国比率が影響しているんでしょうか。一時、4資産均等型を追い越しそうでしたが、またちょっと差が出てきたという感じ。
やっぱりポートフォリオとリスク設定の加減がよく分かる一面ですね。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約3年ちょいで利回り57.5%となりました。
本来の株式リターンを考えると最大期待値を3年連続で引いた感じ。買ったタイミングがラッキーでした。
国内債券インデックスはついにマイナス。。
しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。(現金と何が違うの?と思おうかもですが、コロナショックのときはしっかり+1.2%とかになっていました。)
ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
2年前でさえ暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 57.5%
バイアンドホールド最強!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
改めて見ると思うこといくつか。。
不況突入なのか調整なのか。
永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えるとバランスファンドが輝くターンもきっと来るだろうな、と。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫だった人も多いのではないか?とか考えちゃったり。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろう的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:57.5%(先月70.8%)
- 楽天バランス均等型:28.7%(先月35.1%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年8%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
アクティブ運用しててS&P500をベンチマークとか嫌になるほど強い。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要とは思う
オールカントリーを持っているだけで約3年で57%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|今月もオールカントリーの大勝利だった
管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。
しかし実際に保有をしてみると
バイアンドホールド最強
となるので今後もウォッチしていこうと思います。
円安もあって資産がチキンな管理人はこの風船がいつ弾けるかビクビクしていたりします。。
とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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