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70歳まで働いても生活保護以下【氷河期世代の悲哀】

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Google検索を使っていると、氷河期世代のことがよく入ってきます。けっこう悲惨な状況なんですけど、お金や投資の重要性も感じるので記事にてシェアしようと思います。

読んだ記事はこちら。

外部リンク「このままでは70歳まで働いても生活保護以下」ロスジェネ独身女性が”年金を増やす”秘策

※リンクは新しいタブで開きます

 

タイトルは刺激的ですが、中身は前向きなFPさんの記事でした。

しかし氷河期世代の悲哀がなくなるワケでもないし、厳しい現実であったり、乗り切り方を一緒に見ていきましょう。

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70歳まで働いても生活保護以下【氷河期世代の悲哀】

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記事で書かれていたのはロスジェネシングル女性の厳しい現実です。

40年後には、なんとロスジェネのシングル女性の約半数が、生活保護レベルの収入になってしまうという内容。。

 

ロスジェネシングル女性の厳しい現実

ロスジェネシングルと書くと分かりにくいかもですが氷河期世代ですね。

ホントに超就職氷河期のときは仕事が無かったのです。

社会に出たあと、あまりキャリア積めてないと若い人との競合で正社員になるのはハードモードというのが数年間続いていた時代がありました。

個人的には就職氷河期の厄災を受けたのは男性より女性だとも思っていたり。。

 

しかもこの問題、年度によって当たり外れがあるんです。

 

卒業年度で「アタリ」「ハズレ」がある

記事では詳しく書いていませんでしたが、リーマンショック直前までの2年ほどは少し景気が回復していました。

働いていた当時のアルバイトスタッフはけっこう大手に内定貰っていましたね。もちろん本人の優秀さと頑張りあってですけど。

氷河期世代はここらへんで正社員になってないと厳しいかも、と思いました。

ただ、当時は第二新卒とかと競争になっていたので楽ではありませんし、仕事先は中小零細というのがほとんどだったような。

能力のある人は派遣先から正社員というルートもあったかもですが少数でしょう。

 

リアルに出てくる7040問題

7040問題というのは、70代の親に40代の子どもという組み合わせです。

氷河期世代はパラサイトシングルと揶揄された時期もありましたね。しかしパラサイトと言われようと、貰える給料がリアルに少なすぎると一人暮らしも難しいんです。。

とくに女性だと安全なマンションとかになると高いですし、平均所得も低くなりがちですから。

 

非正規シングルの老後がけっこう厳しい

記事にてシミュレーションがありました。

読んでると憂鬱になるかもなので、さらっといってください。

では、非正規雇用の40歳シングル女性の将来、どんな老後生活になるのかをシミュレーションしてみましょう。

たとえば、65歳までの43年間の平均月給が20万円としたら、厚生年金が約56万円、基礎年金が約78万円で合計約134万円ぐらいになるでしょう。65歳からは月額約11万2000円の年金になってしまいます。

たとえ、70歳まで働いたとしても、年金の月額は約11万7000円です。

これでは生活を維持することはできません。生活保護以下の生活になります。

非正規社員のままでは、70歳まで働いても生活保護という道へ進まざるを得ないという悲しい結果になると思います。70歳で仕事を辞めたとしても、女性の場合は平均90歳ぐらいまでは生きています。20年以上の生活が残っているのです。

自分に置き換えてブルーになりました。。

個人的には所得少ない人ほど早めに結婚して二馬力を、と思うんですが、ここでする話じゃなさそうですね。

 

また、生活保護に頼るにも、働けている以上難しいこと、親・兄弟に連絡され生活を支えられないか確認を取られることからハードルが高いようです。

 

では、どうすればいいのか?→30年後を大切にして働く

記事では、もう40歳だからと諦めるのではなく、100年時代なのだし、あと30年も働く期間がある。前向きに稼ぎ続けられるキャリアを積みましょう、と書いてました。

何となくだけどFPの人はどれくらい雇用が厳しいか分からないんじゃないかな、とも感じました。

言ってることは超正しいけど、この状況下におかれた本人たちに届くかは厳しいよなぁ。。

 

ただ、ホント書いてることは真っ当で、有期雇用5年を経て無期雇用になることなどを書いていました。とにかく雇用の安定が一番ですね。

あとは厚生年金を有効活用というもの良いな、と。こういった金融記事にありがちな、変なタイミングでつみたてNISAやiDeCoをおすすめするような記事より現実的なので。

 

また、正社員だけでなく副業を使ったパラレルキャリアも提案していましたね。

ここらへんはライフシフトでも書かれていたことが現実化してきたので、こっちの方が主流になっていくのかも。

もちろん超大変でしんどいのですが、未来は自分で掴みとるしかないのです。。

 

老後を「アタリ」に変えるたった一つの心構え

最後に、少し長めの引用になるのですが、凄く前向きな言葉が綴られていたのでお借りします。

たまたま「就職氷河期」に当たったからといって、生涯の雇用が決まってしまうというのは、あまりに不条理ですね。

本来は、国が動いて公助によって支えるべきものですが、いまの政府を見ているとすぐに動いて改善することはできないように感じます。必要な制度が整うには、まだまだ時間がかかってしまうかもしれません。

そうであれば、待っているだけでは「手遅れ」に近づいてしまいます。できるだけ生活を安定させるためにも、長く働くためのチャレンジが必要です。

たしかに、40歳から正社員を目指したり、新しい仕事を始めたりするのは、簡単ではないと思います。

しかし、一歩足を踏み出すことで新しい人生の扉が開くとしたら、絶対チャレンジしてみるべきです。たとえ最初の就職が「ハズレ」でも、人生の後半は「アタリ」に変えたいもの。まずは、「あきらめずに動く」ということをオススメします。

何となく自分に向けて書かれたことに思っちゃいました。

ななし
ななし

私もハズレばかりでしたが、せめて後半戦はアタリを引けるよう諦めず頑張りたいです。

おわりに|氷河期世代は大変だけど前を向いて歩こう

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過去を嘆いていても未来は変わりませんよね。

何とかするのは自分次第。

であれば、仕方ないと思いつつ、一歩ずつ前に進んでいきたいです。

大変な状況の方も多いかもですが、ともに頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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うちは徐々に子供大きくなってきてヤバそうな雰囲気が出てきました。。せめて、つみたてNISAを死守できるよう頑張ります。

 

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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