あなたは将来は年金破綻すると思う派ですか?
管理人は貰える年金は目減りするものの破綻はしないだろうと考えている方です。
理由は年金は賦課方式で、高齢化により働いて年金を納める人が増えるから。
ただ、昔からこの手の話をするんですが、今一つ誰もピンと来てくれなかったんですよね。(管理人の国語力と話術の低さが原因…)
さて、ネットを見ていると上記説明の超絶分かりやすい画像があったので記事にて紹介します。
ちょっと一緒に年金の基礎を勉強してみましょう。
少子高齢化では年金崩壊しない!一撃で分かる画像を紹介
マスコミがちゃんとした報道をしないのが悪いのですが、少子高齢化が進んで担い手が減るから破綻する、というのは浅すぎる話です。
紹介していたのはコラムニストの大江英樹さん。
外部リンク「少子高齢化で年金が崩壊する」そんな不安を否定する”あるデータ”
紹介する画像は上記のものをお借りしています。元記事もめちゃ良いから是非読んでください。
まずは一般的に知られている年金崩壊しそうなイメージ画像から。
20年後はたしかに1.8人で背負うことになるが…
この人数比率は人口動態に基づくので事実です。
2040年にはほぼ65歳以上の1人を1.8人で見ないといけません。
この画像作った人、悪魔的ですよね。これ見たら確実に年金破綻するわ、って思いますから。
では、実際に年金を支払っている人で考えてみると世界は一変します。
「働いている人」と「働いてない人」で見ると……
年金は賦課形式で、年金支給のために必要な財源を、その時々の働いている人から保険料を徴収しています。現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージです。
で、この働いている人の数字ベースで見るとどうなの?というのが今回のポイント。
画像はこちら。
ちょっと分かりにくいかもですが、1970年よりも2020年の方が働き手1名で支える非就業者の負担は下がっています。
2040年でも0.96人で、バブルだった1990年と変わらない数字。
働いている人が年金を負担しており、その比率はあまり変わらないということ。
理由は働く期間が伸びたから。あと共働きが増えた。
この2点に集約されます。
1970年とえいば定年55歳という時代ですが、今は65歳定年となり、次は70歳を見据えている感じ。私はそんなに働きたくないけど。
しかし今の60代を見ているとお爺ちゃんという感じはしませんよね。これは高齢化になりながら健康寿命も飛躍的に伸びていることが大きいです。(現実問題としては年金担い手を増やす策でもありますけど。)
あと、不景気もありますが、時代が変わり共働きが一般化しましたね。
徐々に法制も変わってきてパートタイムでも収入に合わせて厚生年金の加入者が増えていきます。ここでも年金の担い手は増えていきます。
実際にパートタイムでも厚生年金があるとないとでは老後の余裕が違ってくるので、長い目で見るとやはり嬉しい人は多いのではないでしょうか。
導入時ボロカスに言われましたけど。
専業主婦と共働き世帯の推移。
良い悪いは別にして、ここ40年で640万世帯も働き手が増えました。
少子化で労働力不足が叫ばれてますが、何だかんだで労働力はあると思うんですよね。問題はスーパー人材を格安で使いたいとかいうブラック企業とかアホ経営者が多いだけで。。
管理人の会社もそんなブラックな環境ではありますけど。
何だかんだで世間様が思ってるような少子高齢化による年金崩壊はならない気がします。
もちろん貰える年金額は減るでしょうし、労働力を安く買い叩かれてずっと貧しいままの老後とか暗い話題は増えそうですが。。
ここらへんはコンパクトな生活をしつつ、投資をして上手く乗り切りたいのが私たち世代でしょうかね。
おわりに|少子高齢化が進行しても年金は崩壊しない
ちょっと短いのですが、もう一度、分かりやすい画像を見て今日の記事を終わろうと思います。
- 65歳以上の人口比率は確実に増える
- しかし働き手も増えることで年金の担い手比率はあまり変わらない
- 少子高齢化のピークとされる2040年でも悲観的な数字ではない
そういえば管理人のおばあちゃんは60歳定年時代の人でした。
2021年の4月からは「70歳までの就労機会の提供」が企業に対して努力義務が求められるようになりました。これからは70歳まで働くのが当たり前の時代になっていきそうですね。
今日は短いけど、少子高齢化でも年金破綻はしないというお話でした。
ただ、受け取れる年金額は間違いなく減るでしょうから、コツコツと投資を続けてそれなりに楽しめる老後体制を作りたいですね。
お互いそれまで頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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大江さんは良本が多いですね。
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