理想の老後資産とのギャップをどう埋めるか。
社会に出て働き始めたころは漠然とした不安ばかりでした。投資と副業を始めて何とか不安は少なくなってきたものの、まだまだヨチヨチ歩きな気がします。
しかし投資というのは自分の理想とする生活と現在のギャップを埋めるのに最適な手段だな、とも思います。というか、これしか方法を知りません。
さて、ネット記事を見ていると理想の老後資金とのギャップがけっこう大きいようです。
外部リンク【老後資金、いくら足りない?】想定2,853万円に対する実際の貯蓄額は?
他の人の貯蓄額とか見るの好きなんですよね。笑
せっかくなので一緒に見ていきましょう。
必要だと思う老後資金は2,853万円だが
データ元はメットライフ生命保険です。
老後を変える全国47都道府県大調査 2021版の調査結果で、全国の20代~70代の男女14,100人を対象に、老後に対する意識や老後への備えなどについて聞いたもの。
わりと広範囲で人数も多いので信頼性もありそうです。
メットライフによると
老後の備えに必要だと思う金融資産は、全体では平均「2,853万円」で、「2,000~2,999万円」の割合が最も高くなっています。
コロナ初年度の2020年は、将来不安が増幅され全体平均で「3,000万超」と2019年よりも増加となりましたが、2021年はコロナ慣れもあり、2020年よりも不安が減少。
コロナを受け、支出要因が減ったため、必要資金が下がったと考えられます。
また、老後が不安でないと答えた人の平均金額は「2,334万円」という興味深いデータも出ています。
となっており、2300万円くらいあると老後不安がかなり減少する感じみたいですね。
管理人はざっくり2000万円くらいのときにリストラされたんですが、すこし休憩がてらセミリタイアしたので何となく感覚が分かります。
さて、理想は2853万円ですが現実はどうかですね。
こちら。
出典:【老後資金、いくら足りない?】想定2,853万円に対する実際の貯蓄額は?
※不動産・土地等の資産は除き、金融資産のみ。金融資産には生命保険・共済の保険商品も含む
土地・不動産を除いているので数字が分かりやすいです。
60~70代はローンも終わっていて余裕がありそうですね。40代、50代は中央値を見るとけっこう下がりそうな予感。。
しかし余裕のある60~70代でも理想の老後資産に届いていません。
ざっくり1000万円くらいのギャップがある
60~70代の金融資産1982万円に対し、必要と想定する金額は2995万円。
ギャップが973万円あるので、シルバー世代はお金を使わず貯めこみそうな気がしますね。そのわりに体も動くし、要望の声出しは大きいので選挙行きまくりで老人有利な政策は今後も続きそうな予感。。
私たちも老後3000万円あたりを見ておくと安心な数字なのかも。
しかし、バブルに乗り、年功序列で給料右肩上がり、仕事ならいくらで選べ、税負担もそこまで大きく無かった60~70代に比べると私たち世代は若干不利な気もします。
この部分と、足りない1000万円のギャップを埋める方法はやはり投資しかないと私なんかは思うんですよね。
つみたてNISA20年分くらいがピッタリ埋まる予感。
ただ、資産運用をしている人は全体の35.1%とまだまだ少ない様子。
資産運用をしているのは全体の35.1%
ネットを見ているとみんな投資をしていて当たり前に思えてきちゃうんですが、まだまだ少数派なのかもですね。
逆に考えると投資する余裕すらない人もいるので、イメージとしては50%くらいで良いのかも。
ちなみに、資産運用の意向があるが、現在していない理由としては「損やリスクを取りたくないから」が全体でトップでした。
ここらへん性格も出るので難しいところですね。金融庁には長期投資&つみたてNISAをもっと普及して欲しいです。
そうすると今から20年後くらいに徐々に取り崩しの人たちが経済を回してくれるかも。それまではどうするんだという問題もありますが政治に頑張ってもらうしかない。
個人的には4000万円くらい欲しい
管理人は無職期間があったり、年収が低いこともあったりで年金の見込みが少ないです。
なので、一般家庭より1000万円くらい増やしておかないと普通の老後も厳しいかな、と。老後30年をずっと緊縮財政とか頭おかしくなりそうですし。。
せめて孫ができたらお年玉あげられるくらいの余裕は欲しい。
まだまだ働かないといけないし、副業も頑張りつつ老後資産を増やさなきゃなぁ、と思いました。
株式は自己増殖するので、たぶん20年くらいすれば4000万円は貯まってそうな気もしますけどね。株価ヨコバイでもつみたてNISAを続けることさえできたら近い金額にはいきますし。
ギャップはあるけど、何とか埋まりそう、というのが現状という感じです。
ここらへんを見ながら投資をしていると不安感は減るのかも知れませんね。
大変な時期もあるけど、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。
ではでは、今日は短いですがこのへんで。
メットライフ生命の調査結果は投資以外の部分も参考になったので、また記事にしたいと思います。
明日は海外の金融課税状況などをご紹介します。(ちょっと海外が羨ましくなります。。)
お読み頂きありがとうございました。
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